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TOP絵本(本)紹介ピーター・グレイ著「遊びが学びに欠かせないわけ」

ピーター・グレイ著「遊びが学びに欠かせないわけ」

こんな本をみつけました!!
今注文したばかりですが、目次をみただけでもワクワクする
ような内容です

無題

内容説明

学びは苦役ではない。自由な遊びこそ、子どもの学びの大きな翼になることを、人類史に遡って解き明かす。

目次

プロローグ―息子が校長室で発した言葉から教育の生物学的意味を考え始める
第1章 子ども時代の過ごし方の大きな変化
第2章 狩猟採集民の子どもたちは遊びでいっぱいだった
第3章 学校教育の歴史―誰の必要から、いまのような学校はできたのか?
第4章 強制された教育制度の7つの罪
第5章 母なる大地は現代においても有効である―管理された学びと遊びから自由をとりもどした学校
第6章 好奇心、遊び心、社会性―インドで見る子どもたちの自己教育力
第7章 遊びのパワー―心理学が解き明かす、学び、問題解決、創造性
第8章 社会的・感情的な発達に果たす遊びの役割
第9章 なぜ異年齢の混合が子どもの自己教育力を飛躍的に伸ばすのか
第10章 「最悪の母親」と信頼にあふれた子育て

著者等紹介

グレイ,ピーター[グレイ,ピーター] [Gray,Peter]
ボストン・カレッジ心理学部で1972年~2002年の間教鞭をとる。現在は研究教授。主な研究分野は、子どもの遊び、自立的な学習、人間の生物学的・文化的進化に果たしている遊びの役割等。米国マサチューセッツ州ノーフォーク在住

吉田新一郎[ヨシダシンイチロウ]
元々の専門は都市計画。国際協力にかかわったことから教育に関心をもち、1989年に国際理解教育センターを設立。参加型のワークショップで教員研修をすることで、教え方を含めて学校が多くの問題を抱えていることを知る。それらの問題を改善するために、仕事/遊びとして、「PLC便り」「WW/RW便り」「ギヴァーの会」の3つのブログを通して本や情報を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

異年齢の子どもたちの集団での遊びが、飛躍的に学習能力を高めるのはなぜか。教室外での学びから学びの場としての学校のあり方まで。異年齢の子どもたちの集団での遊びが、飛躍的に学習能力を高めるのはなぜか。
狩猟採集の時代の、サバイバルのための生活技術の学習から解き明かし、著者自らのこどもの、教室外での学びから、学びの場としての学校のあり方までを高名な心理学者が明快に解き明かした。
生涯にわたって、良き学び手であるための知恵が詰まった本。

プロローグ─息子が校長室で発した言葉から教育の生物学的意味を考える

第1章  子ども時代の過ごし方の大きな変化
人生に必要な知恵はすべてルービー・ルーから学んだ
50年かかって教育環境から失われたものとは
外遊びをしないで育つ子どもたちの心理的障害
子どもたちの自由な遊びの減少と心理的障害の増加

第2章  狩猟採集民の子どもたちは遊びでいっぱいだった
狩猟採集民の断固たる平等主義
寛大さと信頼にあふれた子育てはどこから来るのか
狩猟採集民の子どもは集約的にスキルと知識を身につける必要がある
社会的なスキルと価値観を学ぶのは、子どもたちだけで無制限に遊ぶ時間
並外れた自制心は、どのように育まれるのか

第3章  学校教育の歴史誰の必要から、いまのような学校はできたのか?
農業が変えた子育ての目標
子育てに覆いかぶさる封建主義と産業のさらなる影響
学校の誕生──初期の神学校の洗脳と服従訓練
カトリック教会と学びのトップダウン[垂直]型の支配
プロテスタント主義の台頭と義務教育の起源
義務教育制度──どのようにして学校は国家に奉仕するようになったのか
高まり続ける学校のパワーと画一化

第4章  強制された教育制度の7つの罪
子どもは無能で、信頼に値せず、強制されることが必要な存在
学校と監獄
罪1 正当な理由も適正な手続きもなく、自由を否定している
罪2 責任能力と自主性を発達させる妨げになっている
罪3 学びの内発的動機づけを軽視している(「学び」を「勉強」ないし「苦役」に転換している)
罪4 恥ずかしさ、思いあがり、皮肉、不正行為を助長する形で生徒を評価する
罪5 協力といじめの衝突
罪6 クリティカル・シンキングの禁止
罪7 スキルと知識の多様性の減少

第5章  母なる大地は現代においても有効である
管理された学びと遊びから自由をとりもどした学校
本当に民主的な学校
教育機関としての学校
卒業生の成功はどうして説明できるのか?
サドベリー・バレーは、どのように狩猟採集民と似ているか
● 遊びと探究するための時間と空間
● 生徒たちは年齢に関係なく自由に交流できる
● 知識があって、思いやりのある大人たちとの接触
● 様々な設備・備品へのアクセスと、それらを自由に使えること
● 考えを自由に交換できること
● いじめからの解放
● 民主的なコミュニティーに浸っている
生徒たちの学校での活動と卒業後のキャリアとの継続性

第6章  好奇心、遊び心、社会性
インドで見る子どもたちの自己教育力
学習能力がある動物
好奇心─探究し、理解しようとする欲求
遊び心─練習することとつくり出すことの欲求
6つの遊びのタイプ
・肉体的な遊び
・言葉遊び
・探索的な遊び
・建設的な遊び
・空想的な遊び
・社会的な遊び
人間の社会性・情報や考えを共有したいという欲求
学校はどうやって子どもたちの教育への本能を阻止しているのか

第7章  遊びのパワー
心理学が解き明かす学び、問題解決、創造性
遊びのパワー・4つの結論
いい結果を出すような圧力は、新しい学びを妨げる
創造的になるように求める圧力は、創造性を妨げる
遊び心を誘導すると、創造性や洞察のある問題解決力が高まる
遊び心の心理状態が、年少者が論理的な問題を解くのを可能にする
遊びについて深く考える
遊びは自己選択的で、自主的
遊びは結果よりも過程が大事
遊びの規則は、参加者のアイディアに導かれる
遊びは想像的
遊びは、能動的で、注意を怠らず、しかもストレスのない状態で行われる
遊びのパワーは些細なことにある
まとめ

第8章  社会的・感情的な発達に果たす遊びの役割
遊びとしてするスポーツからの教訓
教訓1 試合を続けたければ、全員を満足させ続けなければならない
教訓2 ルールは修正可能で、プレーヤーたちによってつくられる
教訓3 対立は、話し合い、交渉、妥協で解決する
教訓4 あなたのチームと相手チームの違いは一切ない
教訓5 よいプレーをして、楽しむことの方が、勝つことよりもはるかに重要
ごっこ遊びからの教訓
ホロコーストにおける子どもの遊び
「危ない」遊びの価値
共感能力の低下と自己中心主義の増大
ビデオゲームはどうでしょうか?

第9章  なぜ異年齢の混合が子どもの自己教育力を飛躍的に伸ばすのか
異年齢混合──教育機関の秘密兵器
年少の子どもたちにとっての異年齢混合の価値
「今日誰かの助けがあってできたことは、明日一人でできるようになる」を遊びで練習し続ける
年長者のすることを観察することで学ぶ
ケア(気づかい)と精神的なサポートを受ける
年長の子どもたちにとっての自由な異年齢混合の価値
育てたり、リードしたりすることを学ぶ
教えることを通して学ぶ
年少の子たちの創造性が喚起する影響

第10章  「最悪の母親」と信頼にあふれた子育て
3つのタイプの子育て
信頼にあふれた子育て
指示的で支配的な子育て
指示的・保護的な子育て
信頼にあふれた親が減少する理由
近所の弱体化と、子どもたちの近所での遊び友だちの喪失
子育てについての常識の低下と世界的な不安の上昇
未来の雇用の不確実性の増大
学校の力と、学校が押しつける抑圧的な諸条件に従わせる必要性の高まり
学校中心の子どもの成長と子育てモデルの増大
より信頼にあふれた親にどうしたらなれるのか
自分の価値を検討する
あなたが子どもの未来を左右するという考えを捨てる
子どもの活動をモニター(監視)したいという誘惑に耐える
子どもが遊べて探索できる安全な場所や機会を見つけるか、つくり出す
従来の学校に代わる別の可能性を考える
将来的なビジョン

訳者解説─自立した学び手をどう育てるか
索引
参考文献
原註
訳注で紹介した参考文献

ピーター・グレイ[ピーター グレイ]
著・文・その他

吉田 新一郎[ヨシダ シンイチロウ]
翻訳




ピーター・グレイは、「子どもの遊びの進化学」に関する世界的な権威の一人だそうです。そんな研究者が子どもの遊びをどんなふうに研究し、どうとらえているのか?興味深い内容です。子どもの遊びを大人がどうとらえるかは重大な問題だと思っています。なぜかというと、子どもの遊びに価値を見出せないでいると、無意識に大人は子どもを誘導してしまうからです。「子どもは育つ力を持っている」「子どもの遊びには価値がある」と表面的に理解しているつもりでも、経済優先の情報化社会の中にいる私達は、薄っぺらな知識では太刀打ちできずに流されそうになります。

あそびのアトリエでは、子どもにとってよりより環境を整えることと、成長・発達の節目は大切にしていますが、無理に子どもを誘導する場ではないため、子どもの自発的な遊びの素晴らしさを日々感じることができます。その素晴らしさの意味を親御さんをはじめ、より多くの人に伝えていければと思っています。

本が届くのが楽しみです

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