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TOP感情・情動について年長さん新しい出会いの場で~

年長さん新しい出会いの場で~

今回、年長さん3人組に新しいお友達が加わりました。

敏感な年長さんグループに、敏感な子が一人入ると…

新しく参加した○君は、みんなと遊べるのが嬉しい反面

コミニュケーションが苦手なので、怒ったり、文句を言っ

たり、我がままをしたり、様々な感情を出していました。

それを受け入れる子ども達は、ママがいない不安で泣

き出す子、ママのところに行って甘える子、どさくさに紛

れてどんぐりをひっくり返す子、それぞれに反応は様々。

ちょっとした環境の変化や刺激は子どもにとってストレス

でもありますが、新たな感情を知り、それに対応する絶好

の機会でもあります。

泣いていた子も自分で気持ちを切り替えてどんぐり爆弾

を一緒に作ったり、ママの安全基地に逃げ込む子も、ずっ

とそこにいるわけではなく何度も行ったり来たりを繰り返し

お友達とコミニュケーションを試みたり、テンションが上が

り過ぎてどんぐりをばらまいた子は、こういう混沌とした中

で自分をコントロールするいい経験です。


こっちで泣き、あっちで怒り、そっちで文句を言い・・・混沌と

した状況は、そこにいる大人が耐えられなくなって焦ってし

まいがちです。安心して感情が出せる雰囲気やどんな感情

をだしても大丈夫だという環境は大切です。子どもが感情

出すことを重視しない大人は、子どもが感情を体験する機会

を知らず知らずのうちに奪ってしまうことにまります。

様々な感情を経験することは生きていく上でも大切なことで

はないでしょうか?




突然、予期せぬ危険な事態が自分に降りかかってきたときに、私たちは通常行うはずの行動を変更して即座に対応しなければ危険を脱することはできません。ネガティブな情動(怒り、恐れ等)は、私達を瞬時に「いてもたってもいられない」状態へと導き、その状態から脱却するように強く動機づける役割を果たしています。(略)たとえばあなたが一人で暗い夜道を歩いているとき、気がつくと後ろからずっとあなたについて来る足音が聞こえる状態を考えてみて下さい。あなたは「襲われるかも知れない」といった恐怖感、危機感を感じるでしょう。そしてその気持ちに駆り立てられ、人のいそうな明るい道、あるいは近くの店などに足早に走り出すかもしれません。(略)
ネガティブな情動によって生じる恒常性の解除は緊急の状況に対する準備行動であるため、身体に大変負荷がかかると考えられます。その状況が長期化すると、私達の身体に悪影響が生じると考えられます。そのためポジティブ情動はネガティブ情動によって
生じた身体に対する負担を軽減し、生体の恒常性を回復させる働きを担っていると言えます。

「よくわかる情動発達」(三藤崇子著)より抜粋


情動の働きについていち早く着目したの研究者にダーウィンがいます。彼はヒトと他生物種の表情に近似性を見て取り、表情および情動が長い進化の産物であることを仮定しています。

エクマンはこうした一連の結果から、少なくとも喜び、怒り、悲しみ、嫌悪、驚きの6つの情動に関しては、それらがヒトという生物種に生得的にそなわったののであり、それぞれに対した表情は、一種の共通言語としての機能を有していると結論しています。

「よくわかる情動発達」(遠藤利彦著)より抜粋




大学の先生達の研究は難しい言葉が並びますが

情動の重要性は伝わってきます。

では、その貴重な研究をどう子育てに生すのか?

それは親や子どもにかかわる大人が学び、実践

していくしかありません。

子どもがネガティブな情動もポジティブな情動も経験

することは、様々な情動を自分の中に統合し、必要に

応じて自分を高め、緊急時に身を守り、健康を維持

したり…大切に育むべきものだと考えています。



年長さん4人組の後半は、みんなでゴキブリポカー

やハリガリで10を作るゲームを楽しみました。

ゲームは人数が多い方が盛り上がりなんだかいい

雰囲気でした

子ども達を信頼しているはずでも、途中の様々

な情動の移り変わりやハプニングに私もハラハラ

ドキドキしつつ、最後はみんな楽しく過ごせて

良かったなぁ~と安堵しました。



年長さん男の子グループ次の集まりが楽しみです


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カテゴリ:感情・情動について
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