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自主的な遊びは子どもの心と知性を育む

ボードゲーム、お料理、おしゃれ、おままごと、おしゃべり

が大好きな1年生の女の子グループの様子です。

お姉ちゃんやママにお手伝いしてもらって昼食は

たこ焼きを作りました。

中身の具は各自持ち寄りで、ウィンナー、チーズいろいろ、

サツマイモ、ポテトサラダ、コーン、シーチキン、ビターチョコ

など…超豪華!こんなたこ焼き食べたことない(笑)

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お料理する子↓

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ゲームをする子↓

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食後は、お絵かき、ゲーム、工作等々…何を言わなく

ても、自分でやりたいことをはじめてます。

周囲の空気をほどよく感じつつも自分のやりたいことをしっか

りやっている雰囲気がとてもい感じです。


感情豊かなムードメーカーの〇ちゃんは、みんなでたまごっち

ゲームをやっていると、おおはしゃぎする一方で気に入らない

ことがあると、表情が曇りゲームに途中で「ママがいい~」と

大泣きしつつも、お手伝いのお姉ちゃんに励ましてもらい

ないながら、30分近く頑張って続けていました(強制ではない

ので抜けてもいいのですが…本人としては皆と一緒に続け

たかったのでしょう)

ゲームが長引きすぎて1人抜け、2人抜けすると、〇ちゃんも

ゲームを抜け、その後はイキイキとたこ焼き作りをやりはじめ

包丁でウィンナーを切りながら「私ママのお手伝いしてるから

上手だもん!」と喜々として仕事をしていました。

食後は、お友達とテントウムシゲームをし、その後は一人

でレストランごっこを始めました。

〇ちゃん「レオ!メニュー作ったから、だいもん(レストラン

名前)ごっこしょう!」と言って自分で作ったメニュー表を

持ってきてくれました。↓

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私が「ラーメンとサラダとケーキをお願いします」と

言うと、張り切って調理をはじめます。

注文したメニューをしっかり思い出しながら、料理を

持ってきてくれました。(以前であれば、勝手にメニュ

ーは変更されていました💦)

短期記憶が苦手な〇ちゃんにとって、3つのメニュー

を覚えることは大変なことですが、本人が自覚をする

だけで全く違ってきます。

忘れたとき私に聞き返すことで問題は解決します。

そして、この遊びを通して、「しっかり記憶をしなけれ

ば!」という意識が〇ちゃんの中に芽生えているよう

に感じました。

以前のメニュー表は、〇ちゃんに「作って!」とねだ

られて私が作っていました。

今回は、自分で文字を書くことに自信がついたようで

勝手に一人で作っていました。(驚きです!)

後で〇ちゃんが言ったことは「私ね、カタカナも習った

から、カタカナで書こうと思ったけど難しかった…」と

話してくれました。私が「そうなんだ!すごいね。じゃあ

また今度カタカナで書こうね」と言いうと

〇ちゃんは嬉しそうに「ウン!」と応えてくれました。

周囲の子と比べると「1年生にしては幼いのでは?」

とか「大丈夫?」と思うこともあるかもしれません。

でも私からすると、1年前、半年前の〇ちゃんと比べ

るとすごく成長しているのを感じます。

他にも、以前はゲームははじめから「イヤダ!」と言って

参加しなかったり、面白くなくなると途中でやめてしまっ

たり、ということがしばしばありました。でも今回は皆と

一緒にやりたい気持ちと、でも思うようにいかずにやめ

たい気持ちの葛藤の中で30分近くゲームを続けることが

できたことはすごいことです。

2人でやるゲームと5人でやるゲームは自分の番が

回ってくるのにも時間がかかるから待つ時間も大変

です。

お勉強が苦手な子も心が健康であれば、好きな遊び

は強制されなくても、自分から楽しんで根気よく取り

組みます。自主的な遊びには喜びがあり、できるように

なりたいという願いがあります。

「みんなと一緒に遊びたい」「計算ができるようにな

りたい」「字が読めるようになりたい、書けるようにな

りたい」といろんな欲求が生まれてきて、遊びが高度に

なってきます。特に苦手意識の強い子の場合には、

自主的な遊びを通して、大人が共感したり、励ましたり、

少し手助けするだけで、その後に大きな影響を与える

のではないかと実感しています。





最近小学4年生の☆君が学校で書いた作文をみせて

もらう機会がり、あまりにも素敵すぎて思わずコピー

してしまいました。↓

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☆君も幼児期~小学校低学年、つい最近まで

ママと一緒にいろいろ心配をしていた子ですが

最近ではとてもしっかしてきて、その成長ぶりに

こちらが驚くばかりです。

2年ほど前、奈緒美先生をお招きしての算数教室

では、断固拒否をして何もやろうともせずに、先生

から「お勉強にかなり拒絶反応がでていますね…」

と言われていたくらいです💦奈緒美先生もそれ以上

は勉強に関しては深入りせずに「レオさんのような

ところで自由に遊べる空間はこのような子ども達に

とっては大切だと思いますよ」と言って頂いていました。

☆君は勉強は拒絶しても、自主的な遊びはとても豊かで

blogでその様子や写真をアップすると、あそびの心理研

究所のジジさんから「この子はすごくしっかりしているね」

とよく感想をもらっていました。

幼少期に多少の凸凹があっても、豊かな遊びの世界を

作り出せる子は、☆君や〇ちゃん達のように心や知性が

その子のペースでゆっくりと発達・成長していきます。

〇ちゃんはもう少し大人の手助けが必要です。

安心できる場で、自分らしさを発揮しながら〇ちゃん

の興味のあるものから少しずつ世界を広げることが

大事なことだと思っています。遊びは〇ちゃんの世界

を広げるために、重要な役割を果たしてくれるものです。

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カテゴリ:おひさまクラブ
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Comments
2017/09/26
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子どもたちにとってあそびとは、「あるべき本当の自分」を探求する道程かも知れませんね。

この「あるべき本当の自分」というテーマは、植物にも、動物にも、障害が有っても無くても、全ての生物に宿っているのかも知れません。ジジはそう思います。

そして私たち個々は、それらを育てる方法を知らないということです。

フレーベルは、子ども集まるところを「キンダー・ダルテン」と名付けたようですが、この「子どもの園」という意味の中には、それぞれの子どもが「あるべき本当の自分」を探していくことを、植物の庭の花々から投影したのかも知れません。そして、多くの人々が彼のアイデアを受け継いで「・・・園」としてきたのは、偶然ではないような気がします。

ジジは今、アイブス・アイベスフェルトの「ヒューマン・エソロジー」という著書を読み直しているところですが、その26Pには、このような記述があります。

「動物は、適切な時間に適応的に振る舞わなければならない。それには、生理的均衡(ホメオスタシス)からの偏りを知らせる特別な制御回路を必要とする。動機づけメカニズムは、獲得や社会的パートナーや休息場所を積極的に探したり、あるいは好奇心から新しい情報を求めるように動物に働きかける。好みと嫌悪は、複雑な制御システムのように組み込まれていて、必要に応じて活動を活性化したり、停止したりしなければならない。動物にはその行動に指示を与える規範が備わっていなければならない」

難しい言葉が並んでいますが、「動物の行動に指示を与える規範」とは、自然淘汰によって組み込まれているということです。ヒトの場合は、当然文化的影響を受けるのですが、基本的システムそのものは人間にも当てはまることを、アイブルフェストは、動物学、生物学、比較動物学、文化人類学からのデーターを集めて証明しようとしました。

生理的均衡(ホメオスタシス)は、血圧、体温調節、睡眠、哺乳類の場合は母と子の情緒的結びつきにまで及ぶ、生理的メカニズムになってきます。

アイブルフェストもジョン・ボールビーも、ノーベル賞を受賞したローレンツとともに研究をしています。「刷り込み」という愛着行動を発見した人ですね。

ボールビーの愛着理論も、精神分析学を生物学の俎上に載せたことで画期的な研究でした。

要するに、子どもの成長には、規則正しい睡眠や母と子の情緒的結びつきが、生理的システムとして回路されるということです。乳幼児教育で最も気を付けなければならないことは、これを適切に調整することかも知れません。

〇ちゃんのことから、随分難しい話になってきましたが、安心できる場所と活動できる環境があれば、子どもは自発的に「あるべき本当の自分」を探求していくでしょうし、弱さを克服し、賢明さを表現しようとするだろうということです。

勿論、そのときどきに応じて大人の援助や、社会に適応していくためのモデルは必要でしょうが、「あるべき本当の自分」とは、誰にも分からないでしょうし、〇ちゃん自身にも分からないでしょう。だからこそ探求するのだと思います。もし私たちにできることがあるとしたら、信頼して応援するくらいでしょう。

おおむね私たちは、あそぶことを「生産性のない無意味な行為」と捕えがちですが、もしそうだとしたら「子どもを知らない」大人中心の考え方ですね。

仮に、〇ちゃんが繊細で過敏に反応し、Ⅰ年生として幼いところが見られるとしても、「わたしはママのように、ちゃんとできるんだ・・」という誇りを持っているとしたら、大丈夫でしょう。

あるべき本当の自分

よく見れば、「野に咲く一輪の花」にもありますよね。

何万年もかけて、今ここに咲いているのですから、当然と言えば当然ですが・・・。














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