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ジジさんからのコメント~準備を整えて待つこと~

ジジさんからのコメント紹介します。




二週間に一回ですが、リボンクラブに来ていただけると、行動観察がしやすいですね。

〇くんは1歳6か月から7か月ということですから、ダダコネも激しくなっていると思います。

2才からのイヤイヤ、6~7歳からのヘリクツも、いずれもママをカリカリさせがちな行動ですが、なぜ子どもは素直にママの言うことを聞いてくれないのか?

ジジの推測ですが、これはエージェンシーの問題です。

エージェンシーというのは、「最終決定権はボクにある」という自我の表明です。

ですから、ダダコネ、イヤイヤ、ヘリクツの権利が閉じ込められると、のちに優柔不断でモノゴトが決められない性格になるかもしれません。

こうした子どもの言い分を放置してよいとは思いませんが、子どもは、ママに「言いがかりを付けながら成長していく」ということは、知っていて良いと思います。

さて〇くんですが、ブドウを手に入れるのに、レオさんを使ったり、ブドウの皮と種を取るのにママを利用したりと、なかなか逞しいですね。

ジジがびっくりしたのは、デキルコトとデキナイコトを使い分けていることです。行動制御はおおむね4才からの課題ですが、こんな幼少のときから、それらの萌芽が見られるということです。

おおよそ2才から4才にかけて「ことばの増加があること」は、これまでも繰り返し報告されています。

ですから、これからの6か月はその段階への準備期ということでしょう。

おさんぽをしてさまざまなものが目に入り、指さしをし、目標物をママと共有することで、世界(興味の対象)を広げていきます。

身体のバランスや空間認知の能力もこれらの時期の活動が基礎になっていると思います。

おもちゃをどのように操作し、表出言語の代わりとして利用していくか?つまり「見立て」の能力を活かしながら、経験したことを再現していくのもこれからの課題ですね。

ストレートドミノの下部の球を引っぱって、上部の直方体を立てることができるのは「引く」という動詞が使えるようになる頃ですから、〇君の場合、1歳10か月~11か月頃かも知れませネ。

> 大粒のブドウと小粒のブドウを見分けているのか?本人なりの基準があるのか? <

興味深い視点ですね。こんな「子どもの見方」をして欲しいです。

「子どもの能は、社会モデルを参考にしていて、学校モデル(教科モデル)を参考にしているのではない・・」ということを、これから子育てするママには、知っていて欲しいと思います。

ママの頭の中に学校モデルが支配していると、ブドウの食べ方などどうでもいいように見えるかもしれませんから・・・。

社会モデルというのは、〇ちゃんにとって「パパやママはどのように行為するか?」「お兄ちゃんやお姉ちゃんはどのように行為するか?」が視覚の単位になっているということです。

乳幼児期の子どもたちにとって、社会モデルから学べることはたくさんあります。かれらは、見て、聞いて、手で触って学びます。考えて見れば当たり前のことですが、「頭で学ぶ」と漠然と思い込んでいる、もしくは思い込まされている大人は多いかもしれません。

子どもの発達は、パパとママから受け継いだ遺伝子と環境との相互作用だと考えられています。そして発達の過程における新しい機能の出現には、順次性があるということ。

つまり「大人の思うようにはならない」ということです。

「今ここ」を信じて、「健康で幸福な日々」を大切にして行けたら、子ども(9歳まで)は勝手に成長していきます。勿論「やっかいな人々」かも知れませんが・・。

〇君もきっと、正常な発達の軌道にそって歩んでいくでしょう。子育てが楽しみですね。

準備を整えて待つこと・・・。

「新しい機能の出現は、植物が成長するように芽生えてくる・・」

これは、ジジの感想です。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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Comments
2017/09/22
from レオ
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はぴさんへ

コメントありがとうございます。
「健康で幸福な日々・・・」本当に大切なことですよね。
話は大きくなりますが、世界中の子ども達がそうであってほしいと願います。
私の力でできることは限られていますが…まずは身近な子ども達が幸せであれるようなお手伝いができればと思っています。
2017/09/22
from はぴ
#- URL
健康で幸福な日々。そうですね。
それが一番大切ですね。
娘が小学校に入り、いろいろと考えていましたが、健康で幸福な日々が一番大切ですね。
レオさんに初めて会ったときにも、たしか、そんなニュアンスのことを言われたことを、改めて思い出しました。
その言葉は、今も心に残っています。
ありがとうございました。

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