TOP元気な探検家 1歳児1歳半の成長の様子

1歳半の成長の様子

1歳6か月の〇君の様子をみジジさんからのコメントです。
          ↓
1歳6か月ということですから、探索活動は安定していると感じさせます。

「箒とちりとり」と「鍵盤ハーモニカーの吹奏」は、延滞模倣と呼ばれる活動です。延滞模倣は、記憶と関連していると考えられています。

ジジの観測では、探索期の後期から表象期に移行する段階のように思います。

つもり行動や見立て行動ができるようになると、赤ちゃんを卒業して、言葉の世界に入ります。

先日、三池先生に「子どもの睡眠」のお話を伺いましたが、睡眠の質とアタッチメントが安定していたら、子どもの発達はおおむね予測可能になりますね。

もう2か月もしたら、「ごっこあそび」ができるようになるかもしれません。

ウィニコットは「一人であそぶ能力」という言葉を使いましたが、ママの視線の中で、ジブンでモノを操作してあそぶことです。

生後6か月から2歳半までに身に着けていただきたいです。

それにしても、鍵盤ハーモニカーの演奏、堂に入っていますね。

鍵盤を弾いている両手の様が、すばらしい。


こちらは2週間後の〇君の様子です。

器に物を入れフォークをもってママのところに持っていき

嬉しそうにニコニコしていました。

ママが「おちゃちょうだい」とお願いをしてみましたが

「・・・」〇君は自分のペースでキッチンで遊びます。

ごっこ遊びまではもう少しのようです!

IMG_20170912_114724.jpg

ストレートドミノを持ってきて探索しています。

上下の関係にはまだ気づいておらず、私が球を引張って

見せる真似をして下段の球を引張りますが、何もしない

と上段の積木だけを立てようとします。

IMG_20170912_112038.jpg

うちになっているブドウが大好きで、前回食べたのを思い出し

今日もブドウの近くまで私を引張っていき取ってくれと意思表

示します。

洗って皿に入れてあげると、一人でちぎって食べます。

種や皮も食べちゃいます!

IMG_20170912_115802.jpg

家では大粒のブドウを食べるときはいつもママが皮と

種を取り除いてくれるので、自分では絶対に食べずに

大人に何とかしてくれと訴えるそうです。

大粒のブドウと小粒のブドウを見分けているのか?

本人なりの基準があるのか?面白いですね。

大人が無意識に子どもに対してやってあげる行動

次第で、子どもは自分に何ができるかを決め、自分で

やるようになります。もちろん、自分の現在の脳力で

できる範囲ではありますが・・・。

〇君の成長をみているとおわかりの通り、子どもは

日々自分でできることが増えていきます。

それは時として、大人を困らすことにように感じたり、無駄な

ことをやっているようにも見えますが、きちんとできるように

なる過程では、すごく散らかしたり、汚したりは当たり前の

ことです。食事にしても排泄にしても何度も何度も失敗して

徐々に上手くなっていきます。上手くいかない原因は、

大人が不安に感じたり、焦ったり、無理強いする為に

子どもは安心して失敗ができずに、不安になったりイライラ

してこじれてしまうからです。

この時期に「自分で!」という気持ちと「失敗しても自分ででき

た!」という体験の積み重ねが子どもの「自己肯定感」の土台

になっていくのではないかと思います。

「自分で食べたい!」「飲みたい!」「あっちに行きたい!」

「のぼりたい!」等々・・・ママの仕事は増え、リスクも伴いますが

どうしても抜かせない手間暇とリスクです!

子育てのどこにエネルギーを使うかは親の価値観によって違っ

てきますが、年齢や発達に見合った探索や失敗は大事に

してあげたいものです。




にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:元気な探検家 1歳児
Back | Top Page | Next
Comments
2017/09/15
from ジジより
#- URL
二週間に一回ですが、リボンクラブに来ていただけると、行動観察がしやすいですね。

〇くんは1歳6か月から7か月ということですから、ダダコネも激しくなっていると思います。

2才からのイヤイヤ、6~7歳からのヘリクツも、いずれもママをカリカリさせがちな行動ですが、なぜ子どもは素直にママの言うことを聞いてくれないのか?

ジジの推測ですが、これはエージェンシーの問題です。

エージェンシーというのは、「最終決定権はボクにある」という自我の表明です。

ですから、ダダコネ、イヤイヤ、ヘリクツの権利が閉じ込められると、のちに優柔不断でモノゴトが決められない性格になるかもしれません。

こうした子どもの言い分を放置してよいとは思いませんが、子どもは、ママに「言いがかりを付けながら成長していく」ということは、知っていて良いと思います。

さて〇くんですが、ブドウを手に入れるのに、レオさんを使ったり、ブドウの皮と種を取るのにママを利用したりと、なかなか逞しいですね。

ジジがびっくりしたのは、デキルコトとデキナイコトを使い分けていることです。行動制御はおおむね4才からの課題ですが、こんな幼少のときから、それらの萌芽が見られるということです。

おおよそ2才から4才にかけて「ことばの増加があること」は、これまでも繰り返し報告されています。

ですから、これからの6か月はその段階への準備期ということでしょう。

おさんぽをしてさまざまなものが目に入り、指さしをし、目標物をママと共有することで、世界(興味の対象)を広げていきます。

身体のバランスや空間認知の能力もこれらの時期の活動が基礎になっていると思います。

おもちゃをどのように操作し、表出言語の代わりとして利用していくか?つまり「見立て」の能力を活かしながら、経験したことを再現していくのもこれからの課題ですね。

ストレートドミノの下部の球を引っぱって、上部の直方体を立てることができるのは「引く」という動詞が使えるようになる頃ですから、〇ちゃんの場合、1歳10か月~11か月頃かも知れませネ。

> 大粒のブドウと小粒のブドウを見分けているのか?本人なりの基準があるのか? <

興味深い視点ですね。こんな「子どもの見方」をして欲しいです。

「子どもの能は、社会モデルを参考にしていて、学校モデル(教科モデル)を参考にしているのではない・・」ということを、これから子育てするママには、知っていて欲しいと思います。

ママの頭の中に学校モデルが支配していると、ブドウの食べ方などどうでもいいように見えるかもしれませんから・・・。

社会モデルというのは、〇ちゃんにとって「パパやママはどのように行為するか?」「お兄ちゃんやお姉ちゃんはどのように行為するか?」が視覚の単位になっているということです。

乳幼児期の子どもたちにとって、社会モデルから学べることはたくさんあります。かれらは、見て、聞いて、手で触って学びます。考えて見れば当たり前のことですが、「頭で学ぶ」と漠然と思い込んでいる、もしくは思い込まされている大人は多いかもしれません。

子どもの発達は、パパとママから受け継いだ遺伝子と環境との相互作用だと考えられています。そして発達の過程における新しい機能の出現には、順次性があるということ。

つまり「大人の思うようにはならない」ということです。

「今ここ」を信じて、「健康で幸福な日々」を大切にして行けたら、子ども(9歳まで)は勝手に成長していきます。勿論「やっかいや人々」かも知れませんが・・。

〇ちゃんもきっと、正常な発達の軌道にそって歩んでいくでしょう。子育てが楽しみですね。

準備を整えて待つこと・・・。

「新しい機能の出現は、植物が成長するように芽生えてくる・・」

これは、ジジの感想です。








コメント投稿













管理者にだけ表示を許可する


Trackback

FC2ブログユーザー専用トラックバックURL


| Top Page |