TOP元気な探検家 1歳児ジジさんのコメントより~1歳児さんの発達を詳しく~

ジジさんのコメントより~1歳児さんの発達を詳しく~

あそびの心理研究所のジジさんからコメントを

頂きました。とても詳しく書いて頂いてます。

ぜひ読んで下さいね↓

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1歳2か月の★くんと、1歳7か月の〇ちゃんの行動を拝見していて、興味深く思いました。

★くんは、手に網のようなものを持っていますが、おそらく何かを捕えるものという認識はないと思います。

では、なぜ網を持つのだろう?

古代中国の話のようですが、かって狩猟採集の民族の時代では、未知の土地に移動することは、とても危険が伴っていたそうです。

そこで人々は、魔よけの旗のようなものを持って、探索に出かけたということです。

発達心理学の言葉で言えば「心の杖」ですね。

興味深いのは、その旗(印)には「あそぶ」という意味があったようです。

未知の危険から守ってくれるもの、「あそぶ」という言葉には、神々への祈りのような感情があったのかも知れませんね。

それにしても、1歳2か月で「手にモノを持って」歩くことができるのなんて余裕ですね。すばらしいです。


〇ちゃんは、ウッドデッキの板の隙間から見える地面に気づくと急に不安になったということですが、怖かったでしょうね。

「奥行き知覚」と言う言葉があります。板の隙間から見える地面が、無限に遠くに感じられたのかも知れませんね。

大人でもクレバスの隙間が、仮に30センチだったとしても、その底が無限に遠く感じられたとしたら、渡れないでしょう。

直立歩行ができるようになった子どもは、歩くことが大好きです。そして目に付いたものに、吸い寄せられるように近づいていきます。そして、それほど大きくないものであれば、手でいじろうとします。

「探索行動」と言われていますが、何を学んでいるのでしょう?

私たち大人は、この月齢の子どもが「何を学んでいるのか?」をほとんど知りません。

ですから、発達心理学を研究する学者は、そのことを知りたいと思ってきました。そして最近、「発達進化心理学」と言うジャンルの学問が注目されているようです。

赤ちゃん学会でも、「進化の視点から子どもを見なければ・・・」という考えをよく耳にします。

「空間認知」と言う言葉がありますが、これはハイハイや歩くことで身に着けていくようです。

大きい枠組みでは、方向性や距離、位置覚のことでしょう。位置覚とはモノの配置のことです。「どこにどのようなモノがあるのか?」それが分かつていると移動が楽ですよね。

きっと★くんも〇ちゃんも、今そんなことを学んでいるのかも知れませんね。

「手を使うこと」と「歩くこと」

これは、「ことば」の発達にも結びついているようです。

★くんは、折々に「ゆびさし」をしていると思いますが、これは「ことばの原初的な形」です。〇ちゃんは、延滞模倣やつもり行動、そして見立てあそびもできるようになってくるでしょう。

いずれも「ことば」と結びついた活動です。

大切に育んでいきましょう。


そうです!そうです!★君は指さししっかりやってます。

〇ちゃんも、模倣も上手で、見立て行動やっています。

二人は同じ学年ですが、半年の月齢差でこんなにも

違うんだなぁと驚かされます。

この時期の子が自分のプログラムに沿ってしっかり

大きくなっていることが、二人の行動をみていると

伝わってきます。

大人のよけいなお世話はいらないですね。

もう一つ、二人が安心して活動できているのは、ママ

(安全基地)との関係がとても良好だからです。

ブログには書いていませんでしたが、歩きが安定して

いないので転んで泣いてはママに慰めてもらったり

何度かママのところに行ってオッパイをもらって

また、安心して遊ぶ姿も印象的です。

〇ちゃんは、過敏なタイプの子ですが、小さい時から

安心できる場所で少人数で、ゆっくりと活動することで

緊張感もゆるみ意欲的に活動できています。


この年齢の何でもないような日常の光景ですが

ジジさんから子どもの行動を言語化して頂くことで、

ささやかな子どもの行動がとても貴重なことに気づか

されます。

この時期、いろんな情報に振り回されずに、お母さんが

安心して子育てをするのが一番!

そういうお手伝いができれば幸いです。

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カテゴリ:元気な探検家 1歳児
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