TOP発達に凹凸のある子3歳児さんの成長

3歳児さんの成長

お手伝いに行ってる児童発達支援の施設に

3歳半の男の子が来ています。

月に1~2回程度で7~8か月くらいのお付き合いですが

〇君の数か月間の成長には目を見張るものがありました。

2歳になっても言葉がでないという理由で昨年の4月から

週に1回通所されています。


私が出会ったのは2歳後半で、言葉をしゃべないだけでなく

目が合わない、一つの物に執着する、動きや遊びのパターン

が少ない、身体がかたい、指さしをしない、ママが離れても

後追いをしない、自己主張しない…等、様々な気になる

問題を抱えていました。

しかし、この時期の子どもの可能性は本当に未知数で、

予想以上に、〇君は毎回会うごとに驚くほど成長して

いく姿をみせてもらうことができました。

特徴的なものをいくつかあげてみます。

●目が合うようになる

●手のひらを自分に向けてバイバイしていたのが
 相手に手のひらを向けてバイバイするようになる

●手と手をタッチできるようになる

●お母さん以外の大人に抱っこをされる

●よく笑って興奮することが多くなる
 (おもちゃをひっくり返すなど)

●自分がやりたいことを、指さしするようになる

●走ったり、ジャンプしたり、トランポリンを飛んだり
 動きのバリエーションが増える

●マットででんぐり返りを喜んで何度もやる
  楽しい時は、もう一回と指を1本出す

●汽車セットがお気に入りで、汽車をつないで動かしたり
 線路をつなぐだけでなく、踏切・駅・坂道・トンネルを配置
 するようになる

●汽車やトラックに荷物や人を乗せて運ぶ

●ジュースのおもちゃをママやスタッフに「どうぞ」と
 もってくる。自分も飲む真似っこをする

●意味はないが、よく声を出しながら遊ぶ

●時々、大人の言った言葉をオーム返しで言う

●同じ人形、カードを見つけたり、並べたりする

●〇△□の型はめをスムーズにできるようになる

●大人の表情や口元をよく見るようになる

●ママの後追いをして大泣きする

●ママが少しの間不在のとき、ママを探してみて
 いないとわかると、ママ不在でも遊べる
 (これはごく最近の出来事です)

●思い通りにならないと、怒ってママを叩いたり
 大泣きする

●しばらく泣いて気持ちを立て直す

●ズボンやパンツを一人ではける

●大人の指示する言葉を理解できる
 (一緒に運ぶ・ナイナイして・ちょうだい等)

●自分が嫌なことは無視する(自己主張)

思いついただけでもこんなにたくさんあります。


上記の事実を元に、私なりの見解で〇君の成長を

考察してみたいと思います。

●母子の愛着関係からみると、弱まっていた母子関係を
 もう一度強く結び直し、安全基地を広げていく
 ママでないとダメ、ママが見えないと不安で泣く
     ↓
 ママが見ているところで安心して遊べる
     ↓
 ママが不在でも安心できる場と人がいれば大丈夫

●身体的な発達をみると、不安や緊張が強く、用心深い性格
 経験不足もあり、動きのパターンが少なかったが
 安心した場所と人の中で少しずつチャレンジしたい気持ちに
 なる。→跳ぶ、跳ねる、前転等様々な動きができる

●知的な発達からみると、
 こだわりのある遊びから、少しずつ広がりをみせる。
 色や形の分類、並べる、1つずつ指さす
 興味のある汽車や線路、トンネル、駅、遮断機を記憶して
 意味のある配列ができる。
 簡単なごっこ遊びが成立する

●社会性の発達からみると
 目と目がう
 大人の表情を伺う
 お友達に興味示し近づいていく
 家族以外の大人ともコミニュケーションがとれる
 
 
〇君が1歳くらいのときにお父さんが入院して祖母に

預けられることが多く、おばぁちゃんは〇君をとても

可愛いがってくれたのですが、〇君にとっては

おばあちゃんのかかわりの刺激が強すぎて

心のシャッターを下ろしてしまったのではないか?

と私は感じています。

そのために、1歳児の大切な経験をできずに2歳に

なり様々な問題がみえてきたのではないかと思って

います。

現在、病院で言語聴覚士の先生のリハビリを受けて

いて、先生ともいい関係が作れているとママからは

報告を受けています。

はっきりとした発音ではないものの、意味のある単語も

出てきました。

先日〇君のこんなエピソードがありました。

「〇君そろそろ帰るよ。汽車はお片付けしてね」とママが

声をかけると、はじめ〇君は素直におもちゃ箱に汽車を

片付けにいきました。それと同時に大泣きをはじめママに

八つ当たり。私が「〇君まだ遊びたかったんだ。また今度

遊ぼうね」と声をかけてもダメ。また汽車を手に握りしめて

持って帰ろうと抵抗します。ママが「汽車はお家にもある

でしょ。持って帰ったらダメよ」と言うと、〇君は泣きながら

汽車を片付け、またまた大泣き…これを3回くらい繰り返し

最後はとうとうママに抱っこをされて泣きながら帰ることに

なりました。

〇君の中では「ママの言うことを聞いて〇〇しなければ」と

いう気持ちと、「僕は〇〇したい」という気持ちが、一気に

押し寄せ心の中では大変な葛藤が巻き起こっています。

大人はその気持ちに共感しつつも、〇君が心の整理が

つくまでジタバタすることを、おおらかに見守ることが

大切だなぁと思っています。

どんなに遅くなってでも、発達段階をおっていくことは

大事なことです。

〇君は4月から幼稚園に通います。環境が大きく変化する

ので心配な面もありますが・・・今後〇君の半年、1年の

成長が楽しみです。

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カテゴリ:発達に凹凸のある子
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