TOP絵本(本)紹介「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(青土社)

「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(青土社)

「その島のひとたちは、ひとの話をきかない」(青土社)

著者の森川すいめいさんは自殺が少ない「自殺希少地域」を

研究されている精神科医です。

私もまだ本は読んでいないのですが

ネットのの中で森川さんのインタビューを読んで

共感する部分があったので少しだけご紹介します。




失敗してもいい」という大人のフォローが子どもの力をはぐくむ

若い人たちの自殺が社会問題化しています。あえて、お伺いしたいのですが、子どもたちの自殺をどうやったら止めることができるとお考えですか?

この議論をする時には、「外」と「自分」に分けて考えるといいかなと思います。まず、「外」ですが、鎌倉市図書館の話にもあったように、どこかに居場所をつくったり、環境をととのえたり、その質は高めていかないといけません。かつて、フィンランドでは自殺で亡くなる人がとても多かった。そこで、1986年から本格的に対策が行われ、自殺が一気に減りました。国がたくさん居場所や人を助けるシステムとつくり、そこにお金をかけたからです。次に「自分」ですが、フィンランドは同時に、個人の教育、一人ひとりの力を高めることもやりました。

じゃあ、日本の若い人たちをどうするかといった時、若くない人たちがこんなに生きづらい社会の中で、「外」をなんとかするのはとても大切ですが簡単ではありません。そこで、一人ひとり、どうしたら生きやすくなるのかという学びを知るのを同時に行うことが大切です。。受験勉強ばかりしていると、人との関わりが減るので、コミュニケーションがどんどん下手になり、人間関係がすぐ悪くなってしまう。SNSは自分の好きな人とばかり集まってしまうので、自分たちと違う人がわからなくなる。自分の中の多様性と、多様性を包摂する力は、こうした環境だとなかなか育ちません。

だから、子どもたち同士で遊んで、たくさんケンカして、ケンカした後にちゃんと話し合えるようにする。20回くらい失敗しないとわからないこともあります。失敗したら排除するんじゃなくって、「失敗していいんだよ」という環境を、大人が整えるのがとても大事です。ルールでがんじがらめにしてしまうと、子どもは自分の人生を試せないと思います。試してみて、たとえ失敗しても、フォローしてもらえるということが、子どもの一人ひとりの力がついていくことにつながる。その力がないと、対症療法しかなくなってしまいます。

自殺希少地域における岡さんの研究で一番、印象に残ったのが、先程も話にあった近所付き合いの意識調査で、立ち話程度が8割ということです。多くの人とたくさん軽いコミュニケーションをとって、対話に慣れる。対話に慣れることで、人は孤立しなくなる。そういうことがあるのだろうなと思います。




森川さんの研究は、子どもが育つ環境を考えるときに

とても参考になると思います。

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カテゴリ:絵本(本)紹介
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