TOPぼくは1人前! 5歳児積極性と罪悪感

積極性と罪悪感

子ども達はそれぞれの年齢で葛藤を抱えてジタバタ

頑張っているなぁと感じます。(大人になってもその時期の

葛藤と向き合い、乗り越える人は成長をするそうです。)

精神分析家のエリクソンの言葉をおかりすると

例えば、3~5歳児さんの心理的な課題は「積極性と罪悪感」

なのだそうです。私にはとてもしっくりくる言葉でした。



具体的にリボンクラブの子ども達を頭に浮かべてみると~


はじめは落ち着いて遊んでいた〇君、ドールハウスの家具を

出し、人形のズボンやスカートをめくって大笑いしています。

家具がぐちゃぐちゃになっていたので、私が「〇君お人形の

部屋をお片付けしてね」とお願いすると、〇君がとった行動は

ベッドや棚やキッチンを全部逆さに並べて大笑い!



少し前まで☆君は、エネルギーはあるものの実際におもちゃ

の鉄砲で的を狙ったり、サンドバックに向かってパンチをする

のを怖がっていました。最近やっと紙やサンドバックに向かって

パンチができるようになりました。

実際にやってみると☆君のパンチは年齢以上に驚くほどの

パワーがあります。私も気合を入れて構えをしておかないと

5歳児さんといえども負けそうになります。

大人は体力はいりますが、そうやって笑顔でぶつかり合って

いると、子どもの表情はイキイキと元気になり心がほぐれ

ていくのを感じます。



◇君は、自分よりも強そうだと思われるお友達がペアに

なると、ママに泣いて「イヤだ!」と訴えます。

「そんなこと言ってはダメでしょ!」又は「かわいそうに~」と

大人が子どもの気持ちに流されたり、相手の立場ばかり

思いやりすぎてしまうと、子どもはいつまでも、自分の中に

ある不安や恐怖から解放されません。

◇君の気持ちに共感を示しつつも「大丈夫だよ」と励ます

大人の存在は重要だと感じます。


泣いて主張するか?強気で主張するか?は表裏一体で

内面では同じように不安や恐怖を抱えています。



こういうときに、あそびの心理研究所で長年地道に探求し

てきた「心(情緒)」の大切さが頭に浮かんできます。

その理論的な基盤があるからこそ、私自身も「大丈夫!

大丈夫!」というおおらかな気持ちで子どもを見守ること

ができます。

表に見えるものではありませんが、以前あそびのアトリエ

に通ってきてくれた子ども達も、いろんな表現で不安や恐怖

攻撃性を出していたように思います。私の知識が浅かった

ときは、その心の奥底をどれだけ受け止めていただろうか?

とふっと考えてしまいます。

子どもが表現したものに対し、大人が不安や恐怖を

感じてしまうと、敏感な子はますます不安や恐怖が

倍増されいきます。(経験で感じたものですが…)


エリクソンは、年齢ごとに心理的な発達課題を挙げていて

その課題を乗り越えるために、具体的に遊びや玩具の大切さ

を探求しています。

著書「玩具と理性」という中にはこう記されています。


「幼児期におけるそのような「演劇的」な遊びは

事態の雛型を創造し、そこで過去の諸側面を再体験し

現在を再演し再生し、さらに未来を予測する、という

人間の生得的傾向の幼児的形態を提供するのである。」

「子どもが潜り抜けていく発達危機においては必ずそれ

特有の中心的葛藤が存在する。」

「玩具光景に与えた仮説的な意味は、新しい機会への

挑戦、つまり頭と体を真に交流させること、あるいは長年

にわたる過度に訓練された自己抑制のなかから新しい

社会的才能を作り出すこと」


精神分析家のエリクソンの言葉は難しく、私なりの解釈に

なってしまいますが、「心」の問題は、心療内科に通うような

病的な子だけの問題ではなく、予防として健康な子にも重要で

幼児期に自分の内面を怖がらずに表現できる環境と信頼できる

大人がいることは大切なことだと考えます。

現実には、何をやっているのか分からないような混沌とした

状況が続きますが…


話は「積極性と罪悪感」に戻りますが、私は難しいことを

理論的に説明できる力はありませんが、少なくとも

子どもの不安や攻撃性に蓋をせずに、受け止めることを

意識して日々子ども達と接していると、子ども達がイキイキ

とした表情や動きになり、自分で感じ判断をするようになる

光景を何度も目にしてきました。

エリクソンが言っている「頭と心が真に交流する」

という言葉が現実の感覚として心に響きます。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:ぼくは1人前! 5歳児
Back | Top Page | Next
Comments

コメント投稿













管理者にだけ表示を許可する


Trackback

FC2ブログユーザー専用トラックバックURL


| Top Page |