TOP番外編「こころ」を育てる~正直に生きるとは?~

「こころ」を育てる~正直に生きるとは?~

あそびのアトリエの子ども達のママの中には

学校、幼稚園、保育園、放課後等デイサービス等…

子どもとかかわる仕事をされている方も多くいらっしゃ

います。そこで話題になるのが子どもに対する考え方

の違いです。

教育現場では、課題に対しての成果が求められます。

もちろんそれは当たり前のことかもしれません。

しかし、その成果は誰のためのものでしょうか?

「子どものため」と言いながら、実際には自分(先生)

の都合ということに違和感を感じるそうです。

躾や教育は大人が指導しなければいけないもの

という考えが主流で、子どもの気持ちは全く無視され

大多数の子は、先生の方針に適応するか、又は

反抗する子は怒られながら頑張っているのだそうです。

30年前に私が勤めていた保育園での光景を思い出し

今だに変わらない現場を想像すると胸が痛みます…

その頃と変ったことといえば、反抗したり、適応できない

子に「発達障害」というレッテルを貼り、子ども側だけの

問題にされて、大人側は自分の問題又は社会の問題

としてとらえることはありません…。

社会性や身体能力や知的能力は成果がみえやすく

限られた期間では評価しやすく、達成感があるでしょう。

しかし、その土台となる「情緒面」は大切に考えられてい

ない現実があります。


あそびの心理研究所のジジさんは、「こころ」の大切さを

探求されています。私達スタッフはその理論に共感し、

学びながら日々実践を積み重ねています。





ウイニコットは、罪悪感を感じる能力は、アンビバレンス

に耐えることと愛と憎しみの双方の責任を受け入れること

であると説明した。

フロイトは、幼少期に私達が兄弟や両親に対して関心や

愛情を向けるとともに、怒りや憎しみの感情を抱くことは

例外的なことではなく一般にみられることである。と仮説

をたて、又こうも述べています。すべての神経症において

症状の背後に抑圧された本能がみられます。…憎しみは

無意識に愛により抑圧されています・・・・・(略)

現在では、多くの心的疾患の基盤にあるのは、この葛藤

から生じる恐怖や罪悪感であり、常習非行を含めた多くの

性格異常の基盤にあるのは、この恐怖心や罪悪感を直視

できないことにあるのがわかっています。(略)

敵意や嫉妬の感情を、率直に直接的に、自然のまま表現

できることは、子どもにとって何よりも助けになります。

たとえば「私はお母さんを憎んでいる」とか「お父さんは人

でなしだ」といった表現を沈着に受け入れてやることほど

価値のある親の役割はないと私は思います。

こうした爆発に耐えることによって、自分たち両親は、

増悪を恐れないし、増悪を統制できる確信があることを

子どもに示せるのです。さらに、自制心が育っていける

寛大な環境を子どもに与えることもできるのです。


ボウルビイ著「母子関係入門」より抜粋



私は常々、幼児や発達障害の子ども達の抱えている

心の葛藤は大きなものだと感じています。

健康な子も同じで、親のかかわり方によっては大きな

葛藤を抱えることになります。

子どものアンビバレンスな気持ちを無視して

「愛」によって抑圧することは、後々様々な問題

を引き起こしてしまうというのです。

仮に、大人が愛情を持って「あなたのためだから」

と育てたとします。世間的には幸せそうに見えても

実際の子どもの心はどうでしょうか?

善悪を抜きにして、自分の気持ちに正直に向かい

合うことができなかった子どもは、いつも世間体を

気にして、正直な自分の気持ちに対して罪悪感や

恐怖を感じることになるのではないでしょうか?


他にはない、あそびのアトリエの特徴は、子どもが

自分に正直でいれることです。そして、それを受け

止め、じっくり待ってくれる人がいます。

そしてママも正直であることの大切さに気付き

頑張って子育てをされています。

「敵意や嫉妬の感情を、率直に直接的に、自然の

まま表現できることは、子どもにとって何よりも助け

になります。」とボウルビイは言ってます。


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カテゴリ:番外編
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