TOPいや いや! 3歳児「心の理論」知っていますか?

「心の理論」知っていますか?


心の理論とは「人が他者の心の状態、目的、意図、知識、

信念、志向、疑念、推測などを推測する心の機能のこと」

だそうです。相手の立場になって物事を考えたり、客観的

に物事をみる力が必要とされます。

大人には当たり前のことでも幼児期の子ども達には

とても難しい課題なのです。




サリーとアン課題という「心の理論」で有名な研究があります。

1.サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいる。
2.サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行く。
3.サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移す。
4.サリーが部屋に戻ってくる。
上記の場面を被験者に示し、「サリーはボールを取り出そうと、
最初にどこを探すか?」と被験者に質問する。 正解は「かごの
中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答える。




3~4歳の子ども達は、心の理論が成立していないので

お友達と遊ぶときに、自分の我を通してケンカになったり

逆に不安感が強くなって、お友達から距離をおくことがあり

ます。

ちょうどその境目の3~4歳の子ども達↓

IMG_20161015_102352.jpg

「誤信念課題に対して、3~4歳児はそのほとんどが正しく答えられないが、4~7歳にかけて正解率が上昇するというデータが得られている。パーナーらは、その後の一連の研究結果から、「心の理論」の出現時期をおよそ4歳頃であると推測している。」

「人間以外の霊長類が「心の理論」を持つことを示す証拠は未だ乏しいことを認め、チンパンジーは多くの点で限定的な「心の理論」しか持たないとしている。」
と言われています。

「心の理論」は人間にとってとても大切な能力で

自閉症やアスペルガーの人は知的能力が高くても

「心の理論」が難しい課題なのだそうです。

自閉症やアスペルガーの人はとても心の優しい人が

多いなあと思うのですが「えー?」と思うようなところで

こだわったり、きれたり、不安になったり・・・理解できな

いことも多々あります。

まずは大多数の人が、「心の理論」について理解する

だけでも、幼児期の子どもやアスペルガー、自閉症の

方との関係性はグーンと上手くいきます。

私の経験では、その方がお互いのエネルギーを浪費

することなく、建設的な方向に問題を解決できるように

思います。

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カテゴリ:いや いや! 3歳児
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