TOP子どものあそび心理研究所小西先生&志村先生の学習会に参加してきました。

小西先生&志村先生の学習会に参加してきました。

小西先生プロフィール(日本赤ちゃん学会理事長
同志社大学大学院心理学研究科赤ちゃん学研究センター
教授、兵庫県立リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠
と発達医療センター センター長、小児科医)

志村 洋子プロフィール(埼玉大学 教育学部 教授
専門:乳幼児音楽教育、声楽 )

毎年開催されている赤ちゃん学会では、お二人は大会全体

の中核を担われている方なので、司会進行がメインとなり

なかなかまとまったお話を聞く機会がありませんでしたが

今回は、ゆっくりとお話をきけてとても良かったです。


小西先生は、赤ちゃんの科学的な研究に基づいたお話しで

現段階の脳科学の研究は認知の研究が主流で

人間の体の無意識な動きについての研究は遅れている

とのことでした。

例えば、縄跳びのやり方を意識的に言葉で何度教えるよりも

実際に飛んで見せたり、一緒に体を動かして無意識にできる

ようになった方が上手くいくのだそうです。あまり口うるさく言

われると体がフリーズしてしまう経験ありますよね。

特に自閉症スペクトラムの子ども達はその傾向が強くでる

のだそうです。

赤ちゃんが学ぶということ~

●学習→動いて、触って、見て、考えて、また動く。
      自ら動いて学習をする。

●教育→教えることではなく、自らが学べる環境を作ること。

●療育→強制することは子どもの中に矛盾を持ち込み
     二人の自分を作ることになる。(人権侵害)
     もともとない能力にリファビりテーションは必要ない。
     能力のない人が社会に合わせるための訓練ではなく
     能力のある人が、困った人を助けること。
      

その他、睡眠の話も興味深いものがありました。

落ち着きのない子や攻撃的な子は

睡眠、食事、排せつなどの生活習慣を改善するだけで

落ち着いてくることもあるのだそうです。

音過敏や皮膚過敏等、睡眠障害と関連してる場合もあり

同じリズムで同じ時間に同じ量の睡眠ができているかも

大切なポイントなのだそうです。

もしかしたら、生活を改善をするだけでも子ども達の問題

をかなり解決できるのかもしれないなぁと思いました。


志村先生のお話は、保育園の先生方を前にして

「ピアノには蓋をして歌だけでいいんです。歌詞や音程は

気にしなくていい。にこやかに赤ちゃんに語りかけて~」

「絶対音階は幼児には必要ありません」等々・・・

私が長年抱いていて疑問にすっきりと答えて頂いた

ような気がしました。

志村先生はただの感情論で「必要ない」と言われているの

ではなく、赤ちゃんと音楽につてい長年研究された結果から

のお話なので説得力があります。

赤ちゃんに話しかけるときには、こやかな表情、明るい声で

話かけ、赤ちゃんからの応答を待つ間が大切だと言われて

いました。マニュアル通りにむやみやたらに、話しかければ

いいのではないそうです。

小西先生も言われていましたが、ノンバーバル(非言語)

コミニュケーションの大切さを改めて感じました。

きっと音楽は非言語コミニュケーションとしては、とても

いいもののようです。そして音楽技術やノウハウではなく

お互いの心が通い合うものでなければ意味がないのだと

思いました。

幼児の音楽というと、運動会や発表会の曲の演奏だと

思って頑張ってやっている園は、今だにたくさんあります。

私も保育士をしていた時代(20数年前)に、その中で

やっていて、とても気持ちが悪く、疑問に感じていたことを

志村先生が科学的に言語化して下さり本当に感動しました。

やはり幼児期の音楽との出会いは心地いいもの、楽しい

ものでなければいけないと思います。


赤ちゃん学会を代表されるお二人をお招きして熊本で

勉強会ができるなんて贅沢!!

有意義な時間ありがとうございました。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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