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個々の状況で違ってくるごっこ遊び

年長さんの女の子のごっこ遊びの様子です。

お母さんにお遣いを頼まれ、お買い物にきたお姉ちゃん

(人形)の役をやってます。↓

CIMG7890.jpg

●ちゃん「ニンジン2つにパンを1つにジュースを2つ下さい」

と言ってお買い物をします。

レジでお金(おはじき)を支払うときに、100円の商品と200円

の商品を並べます。

おはじき1つが100円、商品とお金を対応させて計算をします。

●ちゃんはしっかりと見て、自分で数を確認していました。

ちょうど興味のある時期(敏感期)のようです。

少し前まではママは●ちゃんに発達の遅れがあるのではないか

と心配されていましたが、ごっこ遊びの中でのコミニュケーション

力や物を見立てて操作できる様子を見ていると、ゆっくりとでは

ありますがしっかりとできています。意欲もあります。

CIMG7891.jpg


また別の日にはレストランごっこで

たくさんのお客さんがきたレストランの様子↓

CIMG7930.jpg

★ちゃん「レオさんがレストランの人になって」

レオ「わかった!いいよ」

、★ちゃんが電話でレストランの予約をしてきました。

レオ「何人のご予約ですか?」

★ちゃん「いっぱいです」

レオ「うちのお店はいっぱいは入りません
   何人くらいでしょうか?」

★ちゃん「いっぱいです」

レオ「うちのお店は10人くらいしか席がありません」

★ちゃん「え~いっぱいがいいです」等々…押し問答


★ちゃん「レオさん目をつむっといて!」

レオ「なんで?」

★ちゃん「いいから早く」

レオ「・・・わかった」

と言って目をつむっていると、★ちゃんはお店の前に

お人形の大行列を作り始めました。

ニヤニヤしながらいたずらな顔で嬉しそうです。

レオ「わ~大行列だ!たいへん!どうしょう」

私の困った様子を見てまたまた嬉しそう~




ここで私が言いたいのは、子どもの遊びはその時の

状況に応じて自分に必要なことを、必要な分やっている

なぁと感じています。

●ちゃんは今「言葉」や「数」等の知的な遊びを欲していて

それを喜びを持って自主的に繰り返しやっています。

★ちゃんの場合は「情緒的な問題」を含んだ遊びになっています。

ウイニットの言葉を借りると「よく知っている環境の中で憎しみや

攻撃的な衝動を表出しても、それに対して環境から憎しみや暴力

の報復がなされることがない、ということを発見することが子ども

にとって価値がある、ということの方がはるかに重要なのです。

(中略)子どもの気質の中に攻撃性が存在することは、事実として

受け入れなければなりません。あるがままの状態が包み隠され

たり否定されたりすると、子どもは正直ではないと感じます…」

★ちゃんは、年齢以上になんでもできるしっかりさんです。

最近ママにベタベタと甘えることが多く、私が提案したもの

に対してまずは拒否します。★ちゃんの場合、このような態度は

一時的なもなのであまり大きな問題ではなく、大人の捉え方が

大切だと思っています。

良い子が、遊びの中で自分の内側にあるモヤモヤとしたもの

(憎しみや攻撃性)を安心して表現する場があることは、何よりも

大切なことです。★ちゃんの遊びでいえば「大人の指示に従い

たくない」という不満を抱えているので、わざとお客さんをたくさ

ん並べてみたかったのだと思います。

たくさん来たお客さんを見て、積木で椅子と机を●ちゃんが作り

みんなを座らせていました。そしていつのまにか★ちゃんも大慌

てでジュースを準備して人形に配っていました。

ごっこ遊びの世界では★ちゃんの気持ちが受け入れられて

最終的にはお友達と問題解決をすることができました。


「遊びの世界だし大した出来事ではない…」と言われれば

それまでですが、こうして子どもの遊びの世界にじっくりと

かかわれば、かかわるほど、子どもはこの世界で学んで

いることがたくさんあることが分かります。

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カテゴリ:ごっこあそび
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