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ヘリクツ峠を乗り越えるには?!

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(昨日の続き~)

ベイブレードのスタジアムを作って遊んだ後に

「おひさまクラブにベイブレードを持ってきてもいいの?」

という問題提起を子ども達にしてみました。

レオ「みんな学校にベイブレードとかカードとか持って行って

   もいい?」

子ども達は口々に「ダメばい!」といいます。

レオ「レオさんの子どもの頃は学校にカードかと持って行っても

   怒られんやったとよ。今はなんで学校で禁止になったと

   思う?」(そんなことに目を光らせる親も先生もいませんでし

   たし、子どもも出す場をわきまえていたからでしょうか?)

子ども達「え~ウソ!持っていったらいけんばい!」

レオ「みんな言うことをきかんやん。「終わりにしてね」

   て言ってもやめんし、そりゃあ先生も禁止にさすよ。

   おひさまクラブでも決まりを守れんなら禁止にしょうか?」

子ども達口々に「イヤ!」「イヤダ!」

レオ「じゃあどうすればいいと思う?」

子「ちゃんと決まりを守る」

レオ「できる?」

子「できる!」

レオ「それと、持ってきたおもちゃがなくなったときは

  どうする?レオさんは責任持てません。」

子「・・・」

子「持ってきた人の責任」

子「レオさんの責任」

レオ「え~レオさんの責任?でもなくなったらレオさんは弁償

   できんけんやっぱり持ってこない方がいいかも?」

子「え~イヤダ!」「イヤダ!」

レオ「じゃあなくなったときはどうする?」

子「借りた人が探す」

子「持ってきた人も、借りた人も一緒に探す」

レオ「それでも見つからないときは?」

子「・・・」

レオ「やっぱりレオさんの責任かな?」

子「違うばい!」

子「オレわからん」

レオ「ん~難しいね。それでもベイブレイド持ってきたい?」

子「ウン」

レオ「どうしたらいいかな?みんな考えてといて…」

ということで、ほとんど何も決まらずに終了しましたが

このディスカッションには大きな収穫があったと感じて

います。

自分の身にかかわることは、どの子も真剣に考えて

意見を言う姿に感動しました。

普段は、学校や習い事や家庭の中のルールを自分の

意思とは関係なく押し付けられている子ども達。

ではどこで「自律」を学ぶことができるのでしょうか?

子ども自身が感じたり、考えたりする中で

自分の意見を言い、違う意見を聞き、そしてどうするのか?

よく考え、試行錯誤して、やってみる中で育まれていくもの

ではないでしょうか?


自尊心の低い子はすぐに「もういい」といって投げやりに

なります。特に「ヘリクツ峠」にさしかかってきた3年生くらいの

子達は、日常でもヘリクツが多い分、頭ごなしに怒られる

ことが多いのかもしれません。

でもこの時期がとても大切なように感じています。

ベイブレードの件のように子ども達とディスカッションを

すると、1,2年生はとても真面目に大人の受け売りのような

答えを言ってきますが、3、4年生になると未熟ではあっても

大人とは違う自分の考えを言う子もいます。

違った視点からの意見のおかげで、話が深まり、よく考える

ようにもなります。話し合いは善か悪かをジャッジすることが

目的ではなく、少数意見に耳を傾けることで、互いにいろんな

考えの人がいることを知る機会になります。

「ベイブレードがなくなったらレオさんの責任」と言った3年生

の子は、一人意見が違ったために「どうせオレが悪いとやろ」

といじけていました。

しかし、その子の意見のお陰で、借りた人の責任も考える

きっかけにもなりました。これも大事なことです。

幼児期のイヤイヤ峠のように、ただただ何も考えずに

イヤイヤいう子の場合は大人が振り回されないように

要注意ですが、どんな意見でも、その子がしっかり

考えた意見は「ありがとう」という気持ちで受け止める

ことで、子どもが自分の考えを自由に言えるように

なります。それからそれぞれの意見を出し合いながら

みんなの考えが深まればいいのだと思います。

ヘリクツ峠の子ども達ガンバレ!!

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カテゴリ:おひさまクラブ
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