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人と人のかかわり・人と道具のかかわり

カプラで家や温泉を作り道をつなぐ3歳児さん

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大小・長短のシリンダーをいれる2歳さん

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保育士の仕事をしていた頃、私は無我夢中で自分のできることを

懸命にやり、できるだけ子どもと共感できるようにと、子どもとの

関係性はとても近い距離でした。


自身の子育てでは今振り返ると、この近い関係がストレスで

とても苦しい子育てでした。

どんなに愛する子であろうと、1対1の関係は苦しいものです。
(夫婦関係も友人関係も・・・)


現在あそびのアトリエでは「おもちゃ」という道具を使いながら

子どもとかかわるようになり少し離れたところから子どもを

見ることができるようになってきました。



私自身のとても回り道をした経験から言えることは

「人と人との関係性(母子関係)」は子どもが成長する上での

大事な根っことなります。その上で子どもの自発的な発達を

考慮すると、「人と道具の関係性」はとても重要ではないかと

考えています。


具体的な例でいうと

現在年長さんの5歳の☆君が、4歳になったばかりの頃

「うちの子は数を1対1対応で数えることができないようで心配

です」とママが話されていました。

その頃の☆君の興味は数には向いておらず、もっぱらごっこ

遊びでウルトラマンショーをやり続ける日々でした(お兄ちゃん

の影響で)。ショーをする段取りは優れていてロールスクリーン

カーテンを閉めて部屋を暗くし、客席を作り、自分がヒーローに

なってショーが始まります。

ショーといっても大したことはなく戦いの一場面なのですが…

終了後は握手会があり、ポップコーンの販売があり。

☆君がヒーローショーや映画館で体験したことを

同じように再現することに夢中でした。

それと同時にヒーローになりきり、思い切りパンチやキックを

して自分の身体をコントロールできるように鍛えていました。

子どもは繰り返し飽きるほどやりきった後、やっと他の物に

興味が移ります。

数に興味があるお友達と、ポップコーンの種の数を10個ずつ

数えたり、お金に興味のある頃には10個の製氷機に1円玉を

10個入れて10円と交換、10円玉を10個入れて100円と交換する

遊びを何度かやりました。そのようなピンポイントの物との体験が

☆君にはピッタリはまり、今では3ケタの計算を頭の中でイメージ

できるようになり、ゲームの計算も驚くほどスムーズにやるように

なりました。

「50点4つで200点だね」と一人で計算できます。

10の単位を物を操作して視覚イメージができているとこんなに

スムーズに大きな数の世界に入っていけるのだなぁと実感しま

した。(子どもによって興味を示すものは違うので誰もが☆君と

同じようにはいきませんが…)



あそびのアトリエには、その子が興味を持てる道具(おもちゃ)が

たくさん揃えられています。興味を持つものは一人一人違います。

もって生まれた性格や育った環境によって違ってくるのは当たり

前のことです。

より子育てを楽しくするために、人と人との関係作りをより豊かな

ものにするために、子どもが身心健康に育つために、質の良い

おもちゃ(道具)との出会いは大切です。


しかし…「おもちゃで何かを教えよう」という大人の安易な

企みは、賢い子ども達からは見抜かれてしまいます。


「子ども」に対しての大人の考え方の違いで、かかわり方

には大きな違いがでてきます。











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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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