TOPおひさまクラブ子どもが体験したことを自分の力にするためには~どんな体験が必要?

子どもが体験したことを自分の力にするためには~どんな体験が必要?

「野外活動&経済の仕組み体験」はごっこ遊びの延長で

昨年秋にも現金ではなくおひさま銀行という形式でやり

ました。

その時は、お金のルールの説明が理解できなかったり

材料費や1割を支払うこと等の決まりごとに納得がいかず

1、2年生の子達ともめた記憶があります。



今回は、前回体験したことをしっかり自分の知識として

身につけているなぁと感じる場面に出会いました。

例えば・・・

3年生の男の子達は半年前の記憶が鮮明に残っていた

ようで「焼きそば屋さん」をやると決めると

材料を書き出したり、作り方まで書く子もいたり

言われなくても看板まで作る子もいました。

実は前回、各自ゲーム屋さんを準備するところまでは

良かったのですが…材料費や1割負担のルールを

話すと「なんでオレ達のお金をあげんといかんと!」

とブーブー文句を言い、説明するのにかなり手こずり

本人も納得いかずに終わっていました。

しかし、今回一番文句を言っていた子が、「レオさんに

1割払わなんよね。1割って1000円だったら100円?」

とか、前回の経験をもとに自分からいろんなことを考え

家でママに尋ねていたそうです。

もう一人の3年生の男の子は、前回「ゲーム屋さん」のお

手伝いをしたので、今回は自分の経験を元に「アメすくい

ゲーム」をやりたいと言いだし準備万端でした。

子ども達の会話も面白く、ゲーム屋さんで頭がいっぱいの

子は「〇君何持ってきた?」と質問し、〇君は焼きそばで

頭がいっぱなので「おー!油を持ってきた!」とチグハグな

会話になっているのにも驚きました(笑)

一番心配していた3年生グループが3人で協力して買い出し

に行き焼きそば屋さんを出店し、各自で準備してきたゲーム

屋さんも大盛況でした。もちろんいろいろ抜けいている部分も

あるので大人のサポートは必要ですが、とはいっても半年前

に比べると大きな進歩があるのは確かな事実です。


4年生の子ども達は、ますます要領もチームワークも良く

とてもスムーズにできていました。

火お越しは大人の手助けが必要で、時間もかかりました

が・・・・これも経験ですね。


一番苦戦した2年生の子ども達は、やりたい気持ちと出来る

ことが上手くかみ合わずに葛藤していました。

お金の計算も納得いかずに終わっただろうと思われます。

私に言った言葉が「だってわからんやったもん!レオさんが

説明してくれんかったやん!じゃぁもう1回やらせてよ!」と

抗議をする姿は頼もしく感じました。

次はもっと真剣に私の話をきいてくれるでしょう!



アルバイトをした1年生の子ども達は、社長からお願いされた

仕事をきちんとできるか?という課題を楽しんでいるように

見えました。きっと次は自分でもお店をやってみたい!と思う

ことでしょう。


お片付けにも選択肢をつくり「片付けがいやな人はレオさんが

100円で片付けのアルバイトをします。どうする?」と尋ねると

主体的にかかわっている子ほど、「やっぱり自分でやる」と

言って頑張って洗い物をやっていました。手間暇かかります

が、やりっぱなしではなく何らかの形で責任を持たせること

は大切なことです。



一般に言われる「9歳の壁」とは、具体的な思考から抽象的な

思考に移行する時期です。2~3年生はちょうどその過渡期

なのだと改めて実感するとともに、この時期の体験の質は

とても大切だと思いました。

「何で?」「どうして?」「納得いかない!」「おかしい!」

「僕もやりたい!」等…失敗をしたり、不平、不満を口に

出したり、いろんな感情を体験した子ほど、積極的にかか

わりをもちよく考える子になっているからです。



いまや世の中、子どもの体験活動は、行政、NPO、ボランティア

塾、体験メインの教室等々、様々な商品を選べる時代です。

では、お金をだせばいい体験ができるのか?それも疑問です。

どのような活動がいいのか?これは親それぞれの価値観

で違ってくるのだと思いますが、私の基準としては子どもが

イキイキしているか?(感情)

主体的にかかわれているか?(意志、意欲)

失敗はできるか?

考える時間やゆとりはあるか?

お友達とのかかわりはあるか?

子どもの年齢にあったルールはあるか?

このようなことに柔軟に対応できるスタッフはいるか?

今頭に浮かんだだけでもこれくらいはあります。



「様々な体験をやらせてあげたい」という気持ちは

親の愛情だと思いますが、ではどんなところでどんな

体験をするかで大きな違いが出てくるだろうと思われます。

親自身の考える力が問われてきます。

完璧になろうと思わずに、親自身も「・・・?」と考える力を

つけることが大切なのかもしれません。

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カテゴリ:おひさまクラブ
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