TOP番外編年長さんお泊り会で~(続)

年長さんお泊り会で~(続)

お泊り会の写真では子ども達の楽しそうな様子が

みてとれたと思います。子ども達もスタッフも大半は

楽しい時間を共有することができました。




今回は私が問題に感じたことを2つ書きたいと思い

ます。

楽しそうな草スキー遊びでは、ケガ人を出してしまい

〇君には痛い思いをさせて本当に申し訳なかったです。

〇君は「レオさんみてみて!」と近くにいた私の視線を

誘い、私が〇君をみていた時の一瞬の出来事だった

ので、そこで何か出来なかったのだろうか・・・と反省を

しています。

単純に危険から子どもを遠ざけるだけでは本当の

問題解決にはなりません。大人側の問題と

子ども自身が危機管理能力を身につけるにはどう

したらいいのかを、子どもの発達と合わせて考え

なければいけないと反省しました。


もう一つは・・・

「お泊り会には行きたくない。泊まりたくない」と泣き

出した☆君を説得するために、「何かあったら、夜に

お父さんにお迎えに来てもらえるから大丈夫だよ」

とお母さんと一緒にやっと説得をして連れて行った☆君

が、夜に「帰りたりたい。お母さんに電話して~」

と大泣きをされたときに、私自身も曖昧に言っていた

言葉に対して責任がもてずにオタオタしてしまい

ました。お母さんとも連絡を取り合って「何かあった

ら迎えに行く」という約束をした言葉を裏切らないた

めにも、〇君にお母さんが迎えに行けない事情を

説明し、申し訳ないけど我慢してお泊りしてねと

はっきりと言いました。

しばらくは、大人を説得しようと必死だった☆君も

事情を納得すると、自前でもってきた大きな縫いぐ

るみ抱いて、泣くこともなくスヤスヤ寝てしまいまし

た。翌朝は「昨日の夜は何だったの?」というくらい

元気いっぱいに活動していました。

これは☆君の問題というよりも大人の対応の悪さを

実感させられました。

お母さんも「このままでは☆君は小学校に入って

大変なことになるのでは」と感じていらっしゃったので

お泊りができたことは本当に良い経験でした」と言っ

て頂きました。


「山登り」も「お泊り会」もそうですが、子どもが

「イヤだ」と言った時に、子どもに決定権を渡し

てしまうと、子どもは嫌なことから逃げてしまい

ます。かといって無理やり押しだせば上手くいく

というわけでもありません。後々後遺症になる

危険性もあります。

どちらのリスクも抱えながら、個々の子どもの

生理的に過敏な部分や生い立ちや家族関係も

含めて大きな視野で対応しなければいけないと

感じています。

〇君の場合は、ジジさんも指摘されたとおり

「甘え」からくるわがままも大きいと思います。

「わがまま」という一面と、赤ちゃんのときからの

様子は、人見知りや場見知りが他の子に比べ

て過敏で、とても育てにくい子どもさんだったので

私自身、〇君に対する対応は無意識に気を使

っていたのかもしれません。

それに加え、末っ子、ご両親共に優しい方という

条件も加わり、周囲が〇君の過敏さに反応し過ぎて

振り回されるという循環ができていたのかもしれません。

お母さん自身「○君に対してだけは、2~3歳の頃の接

し方を今もしていたのかもしれません…」と反省をされて

いました。

今回のことで勉強になったのは、

子どもに寄り添い共感性することも大切ですが

6歳という年齢を考えると、「嫌なことも我慢する力」

を育てるためには、大人がきちんと子どもの壁に

なってあげなければ、それを超えることができません。

子どもによって寄り添い方も、突き放し方も、個々に

よって違うのでしょうが…。

私が一番は驚いたのは、大人自身の生い立ちによって

子どもの見方や接し方が大きく違うことです。

いろんな子ども達の感情を理解できるようになるため

にも、大人が自分自身を見つめて器を広げる努力が必

要だと痛感しました。そういう意味でも熊本、大阪と一緒

に活動できる機会はとても貴重です。


ジジさんから昨日のブログに考えさせられるコメント

を頂きました。

現実の問題から学ぶことはとても大事なことだと考えて

います。良いことばかりでは進歩はありません。

躓いたり、失敗したりする中で、もがきながら考え続ける

からこそ前進があるのだと思っています。


お泊り会の報告が私の反省文のようになってしまい

すみません。

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カテゴリ:番外編
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Comments
2016/04/07
from レオ
#- URL
はぴさんへ

コメントありがとうございます。
私達の仕事は子どもを危険から守るのは当然の義務です。しかし、反面子ども達の力を信じて見守ることも大切なことだと思っています。
安全を守るだけならばできる限り危険を取り除いて活動する方法もあります。山登りを中止したり、大人の指示を多くしたり、危険なことは禁止したり・・・でもそれだけでは、子どもの将来を考えたとき、別のリスクが大きくなるのではないでしょうか?

公園からは危険な遊具は撤去され、大人の監視下では危険なことは禁止されます。いつのまにか子どもはロボットのように指示に従ってしか行動できなくなるのではないでしょうか?いつまでも大人が四六時中子どもを見守ることはできません。成長と共に自分の体で感じ、頭で考え、危険を回避する力はどうしたら育まれるのでしょうか?
年齢がきたらわかるものでもないし、机上で勉強したら身につくものでもありません。
これは私達スタッフだけで解決できる問題ではなく、社会全体で考える大事な問題だと思っています。
子どもの発達やケガのリスク、子どもの将来にどんな力が必要なのか・・・など多角的視点で議論をしながら深めていくことが重要ではないかと思っています。
ジジさんからも提案がありましたが、スタッフで話し合うことはもちろんのこと、お母さん達ともしっかり向かい合って話をすべき問題だと感じています。

貴重なご意見ありがとうございました。今後も厳しい意見も含めて何でも言って下さい。

レオ
2016/04/02
from はぴ
#- URL
レオさん!おつかれさまでした。今の時代、どこのどの先生がお泊まり会や山登りなど
たくさんのスタッフの方を配して、こんなリスクが高いこと、だけど子供にとっては一生の楽しい楽しいキラキラとした思い出になる経験をさせてくださるでしょうか。

仕事をしているときに、私は、仕事とは、徹底的に利益と原価率を計算することを今も尊敬する社長から学びました。

どのお稽古も、野外活動も自然体験も、すべて先生たちから道具から遊び方、体験の仕方まで用意周到に用意されていて、親子で「あ~楽しかった」とよい思い出になるものばかりです。お金を払えば経験できる良い思い出として、それでいいのですが、私は、自分の子どもにはもっといろんなことを経験してほしい。
思い通りにならなかった、仲良くなりたかった、なれなかった、失敗した、転んだ、おっこちた、けがした。泣いた。なんでも、やってみないことにはわかりません。

リボンクラブに行くことは、子供の将来の生きる力になると思っています。

どうぞこれからもよろしくおねがいします。
先生、おカラダを大切にされてください。

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