TOP野外活動感情の発達とは~山登りの経験から~

感情の発達とは~山登りの経験から~

子どもの感情について山登りでの具体的な例

を上げて考えてみたいと思います。

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荒尾は年長さん5名、年中さん5名の参加でした。

「山登りに行きたくない」と言って我慢できずに泣いて

来た子は、昨年も山登りに参加した年長さん2人の男

の子でした。

初参加で不安を抱えて参加した子も2~3人いました

が、経験がないぶん不安は少なかったようです。


押し出すお母さんの方も「これも大事な経験」と背中を

押す方、子どもの感情に振り回されて「嫌なら行かなくて

もいいよ!」と不安と怒りの感情が入り混じり、お母さん

自身が動揺ししている方・・・様々だなぁと思いました。


2人ともお母さんと涙のお別れをした後は・・・お友達やスタ

ッフのお姉ちゃん等と会話をする中で、少しずつ気持ちを立

て直し笑顔になっていきました。

その後は全く心配いりませんでした。

初参加の年中さん達は、バス停から山の頂上を見上げて

「え~こんなはずではなかった!」といわんばかりに

「むり~」「もうだめ」「お腹すいた」「いつまで歩くの」等々

ブリブリ文句を言いながら頑張って歩きました。

登山口からは、山の雰囲気が楽しくなったのか文句なく

歩いていました!


泣いてきた子ども達が、特別に何か問題があるという

わけではありません。ただ他の子よりも少しだけ甘えん

坊さんで、昨年の経験から「山は疲れるからイヤだなぁ~」

と先を見通す力がある子だと感じています。

この年齢になれば「そうだね。山登りは疲れるよね~」と

共感しつつも「イヤな事でも頑張らないといけない時も

あるんだよ。一緒に頑張ろう!」と背中を押したり、励まし

すこことも大事になってきます。

「行かんでもいいよ!」と感情に振り回されたお母さんも

後日ゆっくりとお話をしたところ、「自分自身の体調が悪く

子どもを押し出す元気がなかったんです。共感して押し

出すには元気がいりますね~」というお話をして下さい

ました。まさにその通りだなぁ~と思いました。

子育てで一番大変なことは、子どもが感情の波に呑み

込まれてジタバタしたときに、親が元気でないと子どもの

感情に振り回されて悪循環に陥ってしまいます。

親がギブアップしたときに、支えるシステム(人)がないと

本当に子育ては苦行になってしまうことでしょう。

そして子ども自身も「イヤだけど頑張った」という経験を

逃してしまうことになりかねません。

「イヤなものはイヤでいいんだ」という我慢のきかない

わがままな子になるおそれがあります。

私自身かなり子どもに甘い方なのですが…甘やかす

だけでは子どもは育ちません。時には厳しさも必要に

なります。かといって共感することもなく、機械的に

厳しくすればいいというわけでもありません。

全ての子に当てはまる感情の発達を促すマニュアル

なんてないので、私自身も個々の子どもと向かい合い

ながら日々模索している状況です。


後日、泣いてきた子に「山登りきつかった?」と聞いて

みると~

〇君「うん!きっかった」

レオ「やっばり行かない方が良かった?」

〇君「ウン行かん方が良かった」

レオ「そうか~保育園はどう?」

〇君「保育園も行きたくない」

レオ「そうなんだ~でも〇君は我慢してお山に登ったし

   保育園にも行ってるよね」

〇君「ウン」

レオ「嫌なことも頑張れたじゃん!小学校はどうかな?」

〇君「小学校は行けると思う」

レオ「そうなんだ!良かったね」

というような会話をしました。

きっと小学校はもっと不安なことも、嫌なこともあるだ

ろうと予測されます。今後、イヤだけど頑張って登った

山登りが〇君の心の支えになればと願っています。

(〇君の心の中はわかりませんが・・・)

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カテゴリ:野外活動
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