TOP我慢できるよ! 4歳児葛藤の中の4歳児さん

葛藤の中の4歳児さん

4歳の○君は、お母さんの安全基地の中でいごこちよく

いたい気持ちと、自立したい気持ちの中で葛藤している

ようです。

お母さんと私が話をしていると「お話しないで!」と言い

私が「〇君ゲームやろうよ」と言うと「イヤだ!」と言い

少しでも嫌なことやあると「もうイヤだ!レオさんとろ

こにはもうこない!」と言い

1歳年下の☆君がゲームのルールを間違ってしまうと

怒ってパンチの真似や積木を投げる真似をしたり

攻撃的な行動や言葉のオンパレードです。


反面、不安が和らぐとゲームや円のモザイクや積木

を熱心に取り組む姿も印象的でした。

パンチやキックの真似をしつつも、絶対にお友達に

当てることなく、私が「〇君パンチしていいよ」と手のひら

を差し出すと「イヤだ!」と逃げ出してしまします。

自分の攻撃性をどこまで発散していいかわからずに

不安ばかりが大きくなっているようだったので

水風船で「水爆弾」を作り、外に放り投げる遊びをして

みたところ、とても楽しんでいました。

その後、自分で積んだ積み木が壊れると、その勢い

に任せて私や☆君のまで壊して大笑いしていました。


外の世界にある社会の決まりや道徳と、内側から

湧き出るエネルギーのバランスが上手くとれずに

不安になっているように感じました。

わかり易くいうと「心」と「体」が一致できすに、悶々と

して自分でもとうしていいかわからないようでした。


ウイニコットはこう言ってます。

「驚くほど成熟している4歳半の子どもでも、指を切ったり

転んだりしたときには、なぐさめてほしくて、突然二歳の子

どものような状態に逆戻りしますし、また自分のベッドに

行く時には全く赤ん坊のような状態になりやすいものです。

子どもは何歳になっても、母親が子どもをお中に宿して

いる時や、自分の腕に抱いて連れて歩くときのように

ごく自然ににじみ出る愛の身体的な表現を必要として

います。」

「この重要な時期に道徳を押し付けたり、文化的なパタ

ーンを教え込むことはよくないことです。子どもたちに

影響を及ぼす要素は、その同一化の対象である親であり

両親の行動、子どもの感じ取る両親相互の関係なのです。

子どもはこれらを取り入れたり、模倣したり、拒否したり

自己発達という、その子なりの過程において、いろいろな

やりかたでこれらを使用するのです。」


ウイニコットの文章は少々難しい表現ですが・・・私が理解

するところでは、3歳~5歳の時期の子ども達は、大人が

想像する以上に、様々な葛藤の中で苦しみながら頑張って

いるのではないかと思います。

大人にとっては大したことのない出来事でも、子どもに

とっては天地がひっくり返るくらいの大事件だったり・・・

ということはあるのかもしれません。

「甘やかす」という意味ではなく、子どもの葛藤に共感の

気持ちを持ちたいものです。

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カテゴリ:我慢できるよ! 4歳児
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Comments
2016/03/03
from ジジより
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ですね。

感情が成熟してきて豊かになってきているのでしょうね。

「ボクはソンばかりしている、
ボクはガマンばかりしている」
そんな風に感じる時期でしょう。

ツライことや、オモイドウリにならないことばかり・・・・。

こういったマイナスの感情は、コントロールしにくいですよね。

まだまだ、周辺の大人に立て直してもらわなければならないでしょう。

「母親にしてもらったお世話を、ジブンでできるようになること」

これは、アンナ・フロイトの言葉です。

レオさん、ねらいどころ、いい感じです。

2016/03/03
from ジェリー
#- URL
わたしも、レオさんが抜粋された箇所は印象的でよく覚えています。
わかりやすく文章化されたところでしたから。
「子どもは何歳になっても・・」
本当にその通りですね。
ちょうど、今日の池田ルームのブログのタイトルは「くっつく安心は大きくなっても」でした。
ウィニコット博士がゆうのですから間違いないでしょうね。
2016/03/06
from レオ
#- URL
ジェリーさんへ

「くっつく安心は大きくなっても」本当にそうですよね~
少し大きくなれば「お兄ちゃんでしょ」と言われ、我慢を続けていると…どこかで不具合がでてくるなぁと思います。
最近特に、ジジさんやウイニコット博士が言っている言葉が身に染みます。
年長さんのお泊り会もうすぐですね。楽しみにしています!!

レオ



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