TOP子どものあそび心理研究所斉藤孝著「遊ぶ力は生きる力」を読んで「あそび」につてい考えてみました。

斉藤孝著「遊ぶ力は生きる力」を読んで「あそび」につてい考えてみました。

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本屋さんで偶然みつけて題名に魅かれて手にしした本↑

テレビでもよく見かける斉藤孝さんが書かれたものでした。

斉藤先生はNHKの日本語であそぼを監修したり、教育学

のご専門なので、とてもわかり易い内容のものでした。

内容を一部ご紹介します。

「いまの時代、どこで生きていくにしても、コミニュケーション

力が不可欠です。コミニュケーション力は、大人になってから

躍起になって身につけようとするよりも、子ども時代に遊びの

中で培っていくのが一番です。大学生を見ているとよくわかり

ますが、いい「遊び体験」をたくさんしてきた人は、間違いなく

コミニュケーション上手になります。」

「信じる力、思いやる力、コミュ力、やり抜く力、機転力、耐える

力ー。大人になればわかることですが、この世の中は学力や

成績よりずっと大切なことばかりです。」

「オランダ生まれの歴史学者ヨハン・ホイジンガは、人間とは

「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)である、遊びは人間の根源的な

習性だ。ということを言っています。」

「小さいころから「作る快感」をたくさん味わってきた人は、大人

になってからもその遊びを感じられる仕事をしたいという感覚

をもっていることが多いようです。世の中にまだないものを作り

出したいとか、まだ発見されていない何かを発見したいという

思いを結実させて成功をおさめていく人は、大人になっても

「遊び心」のようなものをずっともっているように思います。」


本の内容は、共感する部分もたくさんあり、「遊びの大切さ」が

今改めて見直される時代になってきたのかなぁ~と感じます。


「遊びが大事だ」ということを否定する人はほとんどいません。

でも実際には「遊びと学習」、「遊びとスポーツ」どちらを優先

するかと言えばほとんどの大人は、学習やスポーツに価値を

見出しているように思います。

例えば「あそびのアトリエって何をするところですか?」と

問われ、「はい、遊ぶところです」と私が答えると

大半の方が「そうなんですか・・・」で話は終了します。

「遊びって大事なんです」という話を、学習やスポーツと結び

付けると「え!それって何ですか?」と興味を持たれる方は

多くいらっしゃいます。

本来の遊びは、学習やスポーツが出来るようになるために

やらせるものではありません。もちろんコミニュケーションが

上手くなるための訓練でもありません。

だって、「生きるために食べるんだ!」とから「生きるために

寝るんだ!」とか「生きるためにウンチをするんだ!」なんて

思って毎日過ごしている人はほとんどいないですよね。

(悲しいことですが、世界には生きるための食べ物すらない
という地域も多くありまあすが・・・)

「美味しいから食べる」「眠たいからねる」というごく自然の

サイクルの中でやっていることが、健康に生きることに繋がっ

ています。

それがスムーズにいかない人は、摂食障害や不眠症で

治療が必要になります。

「あそび」も同じではないでしょうか?

「楽しいから遊ぶ」「面白そうだから遊ぶ」という行為の繰り

返しの中で、いつのまにか出来るようになっていたり、もっと

知りたくなったり、もっと上手くなりたいと思うようになって

いくのだと思います。

斉藤先生がこういう本を執筆されるということは、摂食障害や

不眠症のように、自然な遊びのサイクルが崩されて

子どもの身心に危機が迫っているのではないかと感じます。

実際に、あそびのアトリエでも遊べない子は、何らかの問題を

抱えています。スタッフは子どもが、身心を開放して遊べる

ように全力で向かい合います。全力といっても子どもにとっては

リラックスできる空間なので、ピリピリしない空気を作り、できる

だけ子どもの波長に合わせる雰囲気・・・(一人一人違います)

そして、お母さんが子どもの行動にあたたかい眼差しと理解を

向けられるようにサポートすることです。


もっともっとたくさんの研究者の方々が遊びの大切さに気づき

論理的な裏付けに基づいた書籍が販売されたり、議論されたり

することで、親が「子どもの遊び」に対して考える機会が増える

るといいなぁと思います。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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