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新しいおもちゃ紹介

国際臨床保育研究所のおもちゃを数点購入しました。

同じ形はどれかな?(視覚)

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手で触れてどんな形かわるかな?(触覚)

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ロックボックス10個の鍵が開けられるかな?(思考力)

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いろんな形をなぞれるかな?(手首、指先の微細運動)

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家庭で購入するには少々高価なおもちゃなので

あそびのアトリエに来た時に活用して頂くといい

かなぁと思い購入しました。

どれも、それぞれの感覚器官を刺激してくれる物で

素材もしっかりしています。


下記は虹色教室の奈緒美先生の記事です。
とても考えさせられる内容なのでぜひお読みください。




『モチベーション3・0』ダニエル・ピンク著 
に、こんな実験が載っていました。

マーク・レッパーとデイビィット・グリーンという心理学者が、
幼稚園児を数日間にわたって観察し、
「自由遊び」の時間に絵を描いて過す子たちを見つけました。
次に、この子どもたちが楽しんでいる活動に対して、
報酬を与えた場合の影響を調べる実験を考案しました。

子どもを3つのグループ

★「賞がもらえることがわかっているグループ」(賞をもらえることを告げられており、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)

★「賞をもらえることを知らないグループ」(賞をもらえることを知らされていないが、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)

★「何ももらえないグループ」

それから、2週間後の自由時間に、幼稚園の先生は紙とフエルトペンを用意しました。
研究者たちが観察していると、「何ももらえないグループ」と「賞をもらえることを知らないグループ」は、
実験前と同じくらい熱心に絵を描いていました。


ところが、「賞がもらえることがわかっているグループ」(賞をもらえることを告げられており、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)は、
実験前より絵に対する興味を大幅に失っていて、絵を描く時間も少なくなっていました。

これは、
報酬が、興味深い仕事を、決まりきった退屈な仕事に変えてしまうため
だと考えられています。
<ソーヤ効果>と呼ばれたりしています。

報酬があることで、内発的動機づけが下がるのです。

遊びが仕事に変わってしまうこともあるのです。
何の見返りも期待せずに、「やりたい気持ち」「好奇心」「やり遂げたことへの感動」から、何かをするとき、
人は、すればするほど意欲が湧いてきます。

しかし、「交換条件つきの報酬」は、自律性を失わせ、
モチベーションのバケツに穴があき、活動の喜びが漏れてしまうのです。

社会人となった大人の場合、やる気がない状態で、報酬のために働くことも
大事でしょうが、
子どもの場合、せっかく生まれ持った「自分で自律的にやる気を感じて物事をしよう」という気もちを、わざわざ低下させる必要はないですよね。

今の時代、通信教材にも、習い事にも、内発的動機づけを低下させる
釣りエサのようなものがたくさん用意されています。
小学校低学年の極端なやる気のなさや、中学生の英語嫌いともつながっているようで
注意が必要だと感じています。

『モチベーション3.0』によると、
具体的な条件つきの報酬は、内的動機づけや創造性を弱めることが多いけれど、
あまり影響を与えない仕事もあるようです。

激しい情熱を呼び起こしたり、深い思考を必要としない作業です。
この場合は、アメが問題にならないどころか、
功を奏する可能性があるそうです。

おそらく音読カードとか、そろばんなどには有効なのだろうと思います。
芸術家たちを調査したときも、注文作品は自主的な作品と比べて、
創造的な面でははるかに劣るけれど、技術面の評価では
両者にちがいはなかったそうです。
長期間にわたって実施された調査では、外的な報酬への関心が、
芸術家としての最終的な成功を妨げるおそれがあるとわかったそうです。

話を戻して、

型通り決まった仕事には、次の3つが、
その取り組み方のヒントなのだそうです。

★その作業が必要だという論理的な根拠をしるす。
★その作業は退屈であると認める。
★参加者のやり方を尊重する。


一方、ひとつひとつの指示を受けて、そのとおりにこなす以上の、
高度な内容が要求される仕事には、
報酬はいっそうの危険が伴うそうです。

虹色教室でも、創造的に深く考える、
好奇心を持って根気よく取り組む、
学ぶことを心から楽しむ
といった特徴をしるす子というのは、
報酬をともなうような学習法と、ほとんど関わりなく生活している子たちです。

うちの子も、大きくなるにつれて、勉強が好きになってきましたが、
幼い頃から、
学ぶことは、自分の気持ちや好奇心を満たすことに直結していて、
ごほうびでつって何かさせるようなことはありませんでした。
ただ、がんばったときに、
お祝いするような形で、何かをしてあげたことはちょくちょく
ありました。
報酬が悪いというより、
目的が報酬になって、それ自体のおもしろさが色あせると
よくないのかな?
と感じています。
報酬を得ない部分への「研究したい」「より知りたい」といった願望は
弱まるように見えます。

私は報酬で子どもに学ばせるより、子どもが好奇心を抱いたことや、
発見したことに、大人が強い関心を寄せ、
子どもの能力を信頼し、よりそれを発展させる手立てをしるしてあげることが大事だと思っています。
子どもは学ぶこと自体に強い愛情を感じます。テストの結果などとは
関係なくても。

「交換条件つき」報酬やその他の外的な報酬は、危険な副作用を
引き起こす可能性があるとされています。
ロシアの経済学者アントン・スボロフは、
「一度交換条件つきの報酬が与えられたら、似たような仕事に
直面したとき、
(従業員、生徒、子ども)側は、再びそれを期待し、(雇い主、教師、親)側は繰り返しそれを利用せざるえなくなる。
この点において、報酬には(麻薬のような)依存性がある」と説明しています。
また報酬への依存は意思決定をゆがめます。

鼻先にぶらさげられたニンジンは、どんな状況においても
悪影響をおよぼすわけではありません。
ただ、短絡的なものの見方を生む短期思考につながるようです。

報酬は思考の幅を狭める傾向があるのです。

さらに外発的動機づけ(具体的な交換条件つきの動機づけ)も
思考を萎縮させるおそれがあります。
遠くにあるものが目にはいらなくなり、
すぐ目の前にあるものしか見えなくなるからです。

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幼児期は、
<自律性>
<熟達>
<目的>
からなる内発的動機づけが
何より大事だな~と実感しています。

モンテッソーリが幼児の秘密として発見したことは、
幼児が絶え間なくこの<自律性><熟達><目的>を目指して
自分から外界に働き続けていく事実だったのです。

一方、発達障害のある子たちにとっては、報酬をはっきりしるして、
しつけや学習をさせることが大事な場合があるのも、
事実だと思います。
ただ、私が発達障害のある子たちと接していて感じるのは、
必ずしも、アメとバツだけが有効な子たちではないということです。
他人に認められること、自力でやり遂げることなどを通して、
報酬なしでも、自己コントロールを学んでいく子は多いのです。




「私は報酬で子どもに学ばせるより、子どもが好奇心を抱いたことや、
発見したことに、大人が強い関心を寄せ、
子どもの能力を信頼し、よりそれを発展させる手立てをしるしてあげることが大事だと思っています。
子どもは学ぶこと自体に強い愛情を感じます。テストの結果などとは
関係なくても。」という奈緒美先生の姿勢に共感します!

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カテゴリ:リボンクラブのおもちゃ
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