TOP子どものあそび心理研究所「あそぶことについて」ジジさんのコメントより〜

「あそぶことについて」ジジさんのコメントより〜

「あそぶこと」難しいテーマですね。

1960年から1980年にかけて「横浜市の子どものあそび空間が33分の1に減った」と環境デザイナーの仙田満が警鐘を鳴らしました。

高度経済成長の都市計画によって、路地裏、廃材置き場、原っぱ、神社の境内、自然の環境などのあそび空間がなくなったということです。

1970年から1990年にかけてだと思いますが、北九州市でも同じ現象が起きているということを福岡教育大学の横山正幸教授が報告しています。

あそびの空間の減少に伴って、あそびの伝承もなくなっていきました。

これらのことは私たち昭和世代の人々は、ある程度実感できるのではないかと思います。

それぞれの世代に、それぞれのあそび方があってよいと思いますが、あそびの空間や伝承がなくなっていったことは、子どもたちにとっては残念なことのように思います。

そして、もっと残念なことは、警鐘が鳴らされていたにもかかわらず、私たち大人がその危機感に耳をかさなかったということです。

0歳から9歳までの「子ども期」の子どもが、あそぶことで身につける大切なこととは何か?

ここが究明されていかないと、勉強することの意味も曖昧になっていくのではないか?と思います。

勉強することは大切ですが、それはさせられるものではなくするものです。

正月には難しい本にチャレンジしたようですが、もしそれが強制されたものだとしたら耐えられないでしょう。

読んでみたいと思うからチャレンジできるのであって、読むことから意味を見つけ出せるのでしょう。正しく理解することではなく「私の世界が開けていくこと」だから楽しいと感じるのでしょうね。

これからの子どもたちにもそうあって欲しいです。できれば、好きなことを見つけて勉強して欲しいです。

子ども期の子どもたちにとって「あそぶこと」は、ジブンが生まれた世界について学んでいくための形式のように思います。

当然のことですが、子どもは「労働という形式」で学ぶのではなく「あそぶという形式」で学びます。

生後3~4か月の赤ちゃんだってそうですよね。

3~4歳児がものの取り合いでケンカをすることも子ども流の学び方です。

7歳から9歳の子どもたちが、社会的ないたずらをするのも、おそらく子ども流の学び方です。

問題は、ケンカやイタズラが悪いのでなく、私たち大人が「それらのできごとをどのように評価するか?」そのあたりにあるような気もします。

子どもたちはあそぶことで知っていきます。何を知るかは個人によって違ってくるとは思いますが、それは勉強することとは別の問題でしょうね。

昔の人は「よくあそび、よく学べ」といいましたが、その通りだと思いますね。






環境面から見ても私達が育った時代と今の子ども達の環境は

想像以上に変化してきています。

それはそれで子どもが幸せならばいいのですが・・・

私が感じているのは環境は変わっても子どもの本質的は

変わらないということです。ただ大人の考えや社会の流れ

の中で子どもが影響を受けながら育ってることも確かなこと

です。

子どものごっこ遊びを観察しているとよくわかるのですが、

その子の個性や発達段階と合わせて、日常家族がどんな

ことをして、どんなことに興味があり、どんな会話をしている

のかでごっこ遊びの内容もかなり違ってきます。

食べるのが好きでママがお料理好きの子は、やはりキッチン

でのままごと。動くものが好きでパパが乗り物好きな子は

車や電車遊び。ママが赤ちゃんのお世話をしていれば

お人形のお世話遊び。パパがトンカチやドリルで日曜大工

をするところは大工さん遊び・・・等々子どもは親や身近な

人のやっていること、生活の中での出来事をよく見ていて

それが大好きなんだなぁと感じます。

逆に、体験が不足してテレビやビデオやスマホの視聴が

多過ぎると、プリンセスやヒーローは見た目は華やかで

刺激的なのですが、そればかりでは遊びに広がりが

でないというか、思考する遊びに繋がりにくいなぁと感じて

います。

子どもの遊びを考えるときに、根っこのところでは

身近な家族や地域、大きくは社会全体から影響を受けて

いるということも考慮し大きな視点で考えていく必要が

あると思っています。壮大なテーマですが、このことは

自分自身の生き方にも繋がってくる大事なことだと考え

ているので、私は仕事をする中でとても大切なことを

学ばせてもらっています。






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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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