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子どもの決断を信じて

幼児がお友達とおもちゃを取り合ったとき・・・

親は我子に「貸してあげなさい!」というのが

一般常識だろうと思います。

このような問題が起こったとき、リボンクラブでの

対応はこんな感じです。

例えば、ストレートドミノを取り合になった2歳児さん

達の様子です。

レオ「〇ちゃんもそのおもちゃで遊びたいんだって」

☆君「ダメ」(おもちゃをしっかり握りしめます)

〇ちゃん「・・・」(困った顔で私をみつめ、私の手をとって
          そのおもちゃをつかませようとします)

レオ「☆君も遊びたいんだね。〇ちゃんも一緒に遊んでも
   いい?」

☆君「・・・」(絶対に貸さないと言わんばかりの硬い表情)

レオ「☆君今は貸したくないんだね。じゃあ☆君が遊ん
    だ後で貸してね。」

☆君「・・・」(一人で遊ぶ)

その間、〇ちゃんと私は違うおもちゃで遊んでいました。

しばらくすると、☆君がおもちゃを〇ちゃんの方に近づけ

てきました。

レオ「〇ちゃんも一緒に遊んでいいの?ありがとう」

〇ちゃんも一緒に遊びだしました。

ストレートドミノを2人で両端から引っ張り、上手く

積木が立つと、みんなで大拍手で積木を倒して

いました。

険悪な雰囲気から・・・一気に何倍もの喜びになった

瞬間でした。

この様子をママ達も見守りながら、みんなで温かな

気持ちになりました。



「貸してあげなさい!」と一足飛びに大人が制裁する

ことは簡単なことです。しかし子どもの気持ちはどうで

しょうか?ママが決断したことに従っただけで、自分で

「貸す」という決断をしていません。なのでママに対する

反抗心だけが残る可能性があります。

逆に時間はかかっても自分で決断をした子は、

「ありがとう」と言ってもらったり、お友達と共感すること

ができます。

このような経験は自由な中だけでは育まれません。

どんな環境が必要かというと、大人同士思いやりのある

関係(雰囲気や空気)や、小さな子の場合は、子どもの

感情に共感したり、お友達の気持ちを代弁する大人の

存在が大事になってくると思います。

そして、子ども自身が決断したことが否定されないこと

が大切です。


時間は様々ですが、このようなかかわりをすると

ほとんどの子ども達が、自分の意志の力でお友達に

おもちゃを貸すことができます。(私が経験した範囲では)

子どもの決断する力を信じること、見守ることは、とても

大事なぁ〜と2歳児さんから教えられました。








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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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