TOP幼児教育について「幼児教育の経済学」

「幼児教育の経済学」

無題

この本は最近出版された本でネットでも紹介されていたので

「経済学」?と引っかかりつつも気になっていました…

遠藤先生の講演会でも紹介されたので購入して読んでみま

したが、とても興味深い内容でした。

著者のヘックマンさんは、2000年にノーベル経済学賞を受賞

された方です。内容はというと、40年以上にわたって追跡調査

をされた貴重は内容が記されています。

アメリカでの調査なので日本とは関係ないのでは?と考え

る人もいるかもしれませんが、日本に置き換えてみると

近年の日本は格差が広がり、その被害を被っているのは

5歳以下の子ども達だというデーターもあるそうです。

幼児期に投資をした方が経済学的に効率的だという

データーにも驚きです。

これは公的な投資という意味合いが大きいようですが。

では幼児期にはどんな教育が大切なのかという点では

どの子どもにも当てはまるものがあります。

興味深い内容を抜粋してご紹介します。

「アメリカの最近の公教育は、認知テストの結果、つまりは

「どれほど賢いか」を重要視している。たとえば点数で学業

を評価する。だが、最近の文献の一致した意見は、人生に

おける成功は賢さ以上の要素に左右されるとしている。

意欲や長期的計画を実行する能力、他人との協力に必要な

社会性・感情的制御といった、非認知能力
もまた、賃金や

就労、労働経験年数、大学進学、十代の妊娠、危険な活動

への従事、健康管理、犯罪率などに大きく影響する。」

「子どもが成人後に成功するかどうかは幼少期の介入の質

に大きく影響される。スキルがスキルをもたらし、能力が

将来の能力を育てるのだ。幼少期の認知力や社会性や

情動の各方面の能力を幅広く身につけることは、その後の

学習をより効率的にし、それによって学習することがより

簡単になり、継続しやすくなる。」


この本の解説をされている大阪大学の大竹先生は

こんなことを書かれています。

「幼児教育というと、私達は算数や国語の早期教育を

イメージしてしまう傾向がある。しかし、本書で明らかに

されているのは、社会的に成功するためには、非認知

能力(忍耐力、協調性、計画力など)
が十分に形成され

ていることが重要であり、それば就学前教育で重要な

点だということである。・・・」

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カテゴリ:幼児教育について
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Comments
2015/11/28
from ジジより
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国語や算数などの学習は2次経験を通して身につけていきます。

それに比べて、非認知能力と言われる、忍耐力、計画性、協調性、感情の制御などの社会的知能は1次経験から学んでいくのでしょう。

明治以前の学校がなかった時代でも、忍耐力や計画性、協調性などは、現代の私たちより優れていたのかも知れません。

熊本城を普請した加藤清正は28歳の時だそうですから驚きです。

賢いコンピューターが製造されてくると、ホワイトカラーの仕事にとって代わるだろうということだそうです。

東京大学の入試に合格するコンピューターもカウントダウンにになってきているようですね。

1次経験から学ぶこと、言い換えれば「経験から学ぶこと」ですが、大切になってくるのかもしれません。

赤ちゃんや幼児は1次経験から学びます。

やはり、乳幼児期は大切ですね。


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