TOP子どもの身体について「感覚遊び・運動遊び」 ~大人のかかわりについて考える~

「感覚遊び・運動遊び」 ~大人のかかわりについて考える~

「子どもの感覚面・運動面の悩みを解決するために遊び

を提案するのは、遊びは楽しく、興味をもってできるから

です。

楽しみながら体を使い、学ぶことができれば、運動など

苦手意識がある子も、すくすくと成長できます。」
     

     ~「感覚遊び・運動遊び」 木村順著より抜粋~

この本を読んで「はっ!」と気づかされることがいくつか

ありました。

なぜ子どもがそういう行動をするのか?大人には分からない

ことがたくさんあります。

例えば、先日1歳10カ月の女の子が、ままごとの木製の卵を

1つ持って、右から左、左から右へと何度も何度も持ち替えて

いました。

木村先生によると、アスレチックやブランコで縄や鎖をつかむ

ときの親指に注目。親指が他の指の対抗にあり手のひらで支

えているのが「パワーグリップ」。

手の器用さの基本はここからだそうです。

女の子はちょうどよい大きさの木製の卵を他の指と親指を

対抗させ左右交互の手でにぎっていたのはパワーグリップ

を鍛えるためだったのかも?しれません。

そういう観点で子どもをみていると、ジャンプする、高いところ

にのぼりたがる、白線を歩きたがる・・・全ては体の感覚機能を

鍛えるための運動なのでしょう。

子どもの動きに無駄なものはないのかもしれません。

(もちろん、多少の危険も含まれるので大人の注意が必要)


最近、私の反省としてこんなことがありました・・・。

小6の男の子が何個も風船を脹らましたがるので、

私は「フーセンもったいないよ!小さい子も遊ぶから

大事に使ってね」と・・・風船をケチってしまいました。


もう一人の小6の子は、どんぐり倶楽部の問題を自分

からやると言ってやりはじめたものの、鉛筆とカッター

をみつけると、鉛筆を削りはじめ「レオさんみて!おれ

上手やろ!!」と得意そう。

私は「本当上手だね。でも鉛筆は後でいいから問題

先にしてね」と対応しました。


一般的には間違った対応ではないのだろうと思いますが

何だか自分の中でしっくりこないものがあり、木村先生の

本を読んで改めて反省しました。

風船を脹らました子は、運動が苦手、体の使い方もぎこち

ない子なので、小6であろうと自分の体のどこをどう使って

できるかは、とても大事なことなのです。運動会ではランニング

マンをやったと言って嬉しそうに何度か披露してくれました。

一番になるとか、優勝するとかではなく、小さなことでも自分

の体を使って体得することは大きな自信になるようです。


鉛筆をカッターで削った子も、発達の凸凹が大きく手先が

不器用な子です。問題を解くよりも、手先を使った作業が

今の彼には必要だったのかもしれません。

子どもが意気揚々とチャレンジしている横で、水を差したり

ストップをかけて邪魔をしているのは案外大人なのかも

しれません。(無意識で…)

大人はもっと子どもの背景を知り、子どもの体が欲する

ものを尊重すべきなのかもしれません。


こちらが何かやらせようと企むよりも、子どもが今何を

欲しているのかを知ると、案外子どもは自分に必要な

ことを自分なりに工夫して熱心に取り組んでいることは

よくあることです。

それには、自由な空間と時間と共感する他者の存在が

必要です。


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カテゴリ:子どもの身体について
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Comments
2015/06/08
from レオ
#- URL
はぴさんへ

子どもの行動を「否定的にみるのか」「肯定的にみるのか」では
言葉に出さなくても子どもには伝わるように思います。
我子の良いところたくさんみつけてあげて下さいね!!
2015/06/03
from はぴ
#- URL
今回の記事も興味深く読ませていただきました。
ちょうど娘を、5月のよく晴れた日は、公園に連れて行っていました。けっこう広くて自然豊かな美しい公園です。幼稚園のお友達が来ている日も来ていない日もありますが、全身を使って、お友達と遊んだり、発見したり、挑戦したり、日に日に成長をするのを実感。ここ何日かで、今までできなかったことが、たくさんできるようになりましたし、できなかった遊具にも何度も何度もトライして、ついに今日、できるようになりました。
まるで、自分の中から湧き上がるような何かに突き動かされて、夢中になって遊んでいるカンジです。

先生の記事とリンクするところがあり、新しい発見になりました。
いろんなお稽古をやっているお友達が多いのですが、
今は、とことんお友達や自然と遊んでほしいと実感しています。

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