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子どもの心の成長

あそびの心理研究所でも以前学習をしたことと重なる

内容なのですが、精神科医の岡田尊司先生の本の中に

とてもわかり易く説明をしてありました。

私が子ども達と接していて、モヤモヤしてものが岡田先生の

言葉で少しスッキリしてきました。

一部をご紹介します。


対象関係論という領域を切り開いたメラニー・クラインは

乳幼児の観察から2つの特徴的な状態が認められることを

見出した。

1つ目は自分の思い通りにならないと怒りをあらわにし

相手を攻撃しようとする状態で「妄想分裂ポジション」と呼んだ。

その後、もう一つの状態が発達してくる。

それは思い通りにならない状態に遭遇すると、むしろ自分を責め、

落ち込んだ反応を見せる状態で、クラインは「抑うつポジション」

と呼んだ。

 妄想分裂ポジションにおいては、自分の意志を邪魔するものは

全て敵であり、怒りと攻撃の対象とみなされる。たとえそれが

自分を世話してくれる存在であろうと、おかまいなしである。

つまり、その瞬間、瞬間の満足、快不快が優先されるのである。

クラインは、そうした瞬間瞬間の快不快に支配された対象との

関係を「部分対象関係」と呼んだ。部分対象関係では

1分前まで「喜びの対象」だった存在も、何か嫌なことがあると

「怒りの対象」にコロッと変わってしまうのである。

 一方、抑うつポジションは、不快なことが起きたとき

その原因が自分にあるのではないかと考える状態である。

また、自分にとっての不快さだけではなく、相手にとっての

不快さも理解できるようになっている。

つまり、抑うつポジションが発達するためには、自分の非を

省みたり、相手の気持ちを汲みとったりする心の働きが

必要である。ある瞬間や部分だけではなく、全体的な視点で

自分と相手との関係をふりかえることができなければならない。

クラインは、こうした対象関係を「全体対象関係」と呼んだ。

全体対象関係が発達するためには、十分な共感が与えられた

うえで、自分の非と向かい合う経験をすることが必要になる。

逆に言えば、愛情不足も過保護も、全体対象関係を育むのを

妨げる。
 

成長するにつれて、全体対象関係が発達して、部分対象関係や

妄想分裂ポジションに陥ることは少なくなるが、人によっては

大人になっても妄想分裂ポジションが優勢なままという場合が

ある。安心感や共感を与えられず、絶えず責められながら

育ったり、イジメや疎外感を味わいながら暮らしてきたりした

人では、そうした傾向が強い。

     (中略)

実際、心理療法の一つの役割は、部分対象関係の視点を脱して

全体対象関係の視点を獲得することなのである。


その過程で、自分の非に向かい合わねばならないのだが

そうすることで修正も起きるのである。


しかし、非難されれば自分の非に向かい合えるというわけでは

ない


専門用語が多くて分かりにくいかもしれませんが

私の経験から解釈をすると、乳幼児の子ども達が、

自分の快不快で相手を攻撃することはよくある光景です。

それを卒業して、全体が見え出してくると元気がなくなったり

落ち込んだように見える時期がきます。

大人が常にこの状態であれば、社会生活に困難をきたし

心療内科等に通うことになるのでしょうが・・・

乳幼児期の心の発達の過程では、それが強くでる子と

弱い子の差はあったとしても、どの子も必ず通らなければ

ならない心の葛藤のようです。

その時に、大人が子どもの心をどう捉え、対応するかは

とても大切なことのように思います。


「全体対象関係が発達するためには、十分な共感が与えられた

うえで、自分の非と向かい合う経験をすることが必要になる。

逆に言えば、愛情不足も過保護も、全体対象関係を育むのを

妨げる。」

この文章、私はとても頷けます。

子ども一人一人の生い立ちや環境が違うので

同じ対応では通用しません。

ある子はしっかりと要求を聞いてあげて対応しなければ

いけないし、ある子は少し距離を置いて対応しなければ

いけないし・・・

一言では説明できないし、とても難しいことだと思います。

子育てってそれだけ大変な仕事なのだなぁと改めて感じます。

たくさんの子育て情報があふれる中で、自分自身にとって

我子にとって、何か大切なのか見失わないように

していきたいものです。







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