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赤ちゃん学会報告~視線から探る心の起源~

1日目午前のシンポジウム

「視線から探る心の起源」

―企画趣旨―

視線は表面にあらわれない心のありようを移す鏡といえます。

近年の視線計測技術の発展により、人間の赤ちゃんや人間意外の

動物の視線がかなり高精度で計測できるようになりました。

その結果、これまで覗くことができなかった赤ちゃんや動物の

心のありようというものを定則的に量ることが可能に

なってきました。

このような視線を研究することで、心というものが発達的

進化的にどのように生まれていくのか、これまで研究することが

難しかった心の起源が明らかになるかもしれません・・・



企画文章を読むだけでもワクワクしてきます。

ここ数年あそびの心理研究所で勉強してきた心の問題が

科学的に解明されようと研究をされているのですから!!


詳しい研究内容を説明することは難しいのですが

「乳児期初期における行為予測と運動能力の発達的対応」

という研究テーマでは「他者の行為の目標を乳児が予測できる

ようになるのは、乳児自身がその行為を行うようになる時期と

同期していること、また行為予測能力とそれと同じ行為を

行う運動能力の間には対応関係があることが明らか

にされた・・・」

1歳前の乳児であっても自分が手を伸ばして物を取れる

ようになると、他者が同じような行動をした時に

その動きを予測ができているのだそうです。

手を動かす、足を動かす、目標に向かって移動する等の

赤ちゃんの身体運動を促すことは、他者の行動を

予測する幅を広げる為にも大切なことのようです。


「人とチンパンジーは行為への「目のつけどころ」が違う」

という研究では「チンパンジーは操作される物の情報を

手掛かりに行為の目的を推論するのに対して

ヒトは生後1歳頃から、他者の心的状態を参照

情報統合して目的を推論する可能性が示された。」

赤ちゃんとチンパンジーとの違いは、チンパンジーは

行動に着目するに対して、ヒトの赤ちゃんは人の表情

からも情報を読み取ろうとするのだそうです。

赤ちゃんはママの不安や怒り等のネガティブな感情を

ママの表情から読み取っているかもしれない

ということにもなります。


まだおしゃべりできない赤ちゃんだからと言って

何もわかってないということではないようです。

身体感覚や視覚を通し、たくさんの情報を取り入れて

次なるステップへの準備をしている時期のようです。


まだまだ謎だらけ・・・

赤ちゃんの能力恐るべしです!!

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
テーマ:子育て・教育 - ジャンル:学校・教育
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