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母子の愛着関係

精神科医、作家の岡田尊司氏の著書

「愛着障害」―子ども時代を引きずる人々―の中で〜

著者は、パーソナリティー障害や発達障害を抱えた若者の

治療に長年関わってきた。その根底にある問題として常々

感じてきたことは、どういう愛情環境、養育環境で育ったのか

ということが、パーソナリティ障害は言うまでもなく、発達障害

として扱われているケースの多くにも、少なからず影響している

ということである。困難なケースほど、愛着の問題が絡まっており

そのことで症状が複雑化し、対処しにくくなっている。

愛着が、その後の発達や、人間形成の土台となることを考えれば

至極当然のことだろう。〜中略〜

その意味で愛着スタイルは「第2の遺伝子」と言えるほどなのである。

           〜中略〜

なぜ、人に気ばかりつかってしまうのか。

なぜ、自分をさらけ出すことに臆病になってしまうのか。

なぜ、人と交わることを心から楽しめないのか。

なぜ、本心を抑えてでも相手に合わせてしまうのか。

なぜ、いつも醒めていて何事にも本気になれないのか。

なぜ、拒否されたり気づくくことに敏感になってしまうのか。

なぜ、損だとわかっていて意地を張ってしまうのか。

愛着の安定性や様式は、対人関係のスタイルや親密さの

求め方だけでなく、その人の生き方や関心、恋愛や子育ての仕方

ストレスに対する耐性や生涯の健康にまで関わっている。




母子関係に関する本は、絵本作家の佐野洋子さんの

エッセイの中でご自身の葛藤を、作家ならではの感性や

洞察力で綴られていたり

興味深いたくさんの本が出回るようになってきました。

勿論、私自身の中で葛藤している部分でもあり

仕事柄、乳幼児期の親子にとっても重要な問題だと

考えます。岡田氏が言われているように、子どもの発達や

心の部分に将来大きな影響を与えるであろうと思います。


夏目漱石、川端康成、太宰治、ミエャル・エンデ

オバマ大統領、ビル・クリントン、チャップリン

ルソー、小児精神科医ウィニコット、心理学者のエリクソン

アップル社のステーブン・ジョブズ・・・

誰もが知っているたくさんの歴史に名を残すような人々も

愛着障害に苦しみながら生きていたとは・・・

その葛藤のエネルギーが大きな原動力になっていたそうなのです。

あそびの心理研究所で学習してきたこととリンクしてくる内容で

とても興味深い内容でした。


子どもは、愛着という安全基地がちゃんと確保されているとき

安心して外界を冒険しようという意欲をもつことができる。

安全基地を確保している人は、外界のストレスにも強い。

ただ気おつけたいのは、過保護になってサポートを与えすぎ

子どもの主体的な探索行動を妨げたのでは、良い安全基地では

なくなる。


ここでいう安全基地とは、日常身の回りのお世話をしてくれる

愛着関係の親密な特定の人のことです。


落ち着かない子、イライラした子、乱暴な子、不安の大きい子

等は、ママに受け入れられないと、ますます行動が

エスカレートしてしまう場合があります。

普通の人はさほど気にならない子どもの行動が

とても気になって許せなかったり、イライラしたりする

親の場合は自分自身の愛着関係を見直すことも必要に

なってくるようです。

子どもの行動を観察する時には母子の愛着関係を

見ることもとても大切な要素だと考えています。





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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
テーマ:子育て・教育 - ジャンル:学校・教育
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Comments
2012/03/01
from pino-pino☆
#- URL
初めて拝見しました。
なんか楽しそうな空間みたいで、遊びに行ってみたいんですが、どちらにあるんですか?
ちなみに10カ月の息子がいます!!
2012/03/02
from pino-pino☆さんへ(レオ)
#- URL
メールありがとうございます。
お近くならばぜひ一度体験にきて下さいね☆

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