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TOP2017年11月

虹色教室奈緒美先生お泊りレッスンで感じたこと

奈緒美先生のお泊りレッスンでは、参加された方々は

それぞれに様々なことを感じられたことと思います。

私もたくさんの学びがありました。



一つには以前会場の使用についてトラブルがありブログにも

愚痴を書いてしまったのですが・・・💦

会場側が、あまりにも強い口調で使用する側に対して事細か

に規則を言われるので、私もむきになって「こちらも常識は

わかっています。子どもの失敗も許されないのですか?

誰のための何のための施設なのですか?」等々…

強い口調で反論してしまったのです。
(子どもやお母さん達にあまり委縮してもらいたくなかったので必死の抵抗をしてしまいました…もちろん常識の範囲です。)


今回、子ども達が誤って障子や襖を破いたことを丁寧に

謝ると「子ども達はそんなものですよ。失敗したり、間違っ

てもいいんですよ。こうして障子を張り替えることも勉強で

すから・・・」「ここの子ども達は夜もとても静かでしたね」と

お褒めの言葉まで頂きました。

私も会場の方が注意されることもよく理解できるし、会場の方も

私達の活動を理解して下さり子どもの失敗も成長の一つだと

考えて頂いたのだと思います。自分の主張ばかりが正しい

と思わずに、お互いの立場に立って物事を考えることはとても

大切だと思いました。


奈緒美先生のレッスンでは工作や算数のレッスンも充実して

いましたが、年齢も様々な20人近くの子ども達が、自分のお

友達を見つけたり、自分の好きな工作や遊びを見つけたり

自分の感情を思い切り出せたり・・・ありのままの子どもの様子

がよくみえました。奈緒美先生は「みんなこちらに来て下さい」

と子ども達を一斉に呼び寄せることはされません。さりげなく

子どもの中に入って、一人一人の子の好きなこと、興味の

あることに寄り添い、ある時は「こんなこともできるよ」と面白い

工作の技を見せてくれたりします。

気分がのらないときは知らん顔の子、自分の気持ちがやりたく

なったらジワジワと近づく子、べったりと奈緒美先生にくっつ

いて食い入るように見入る子・・・様々です。

面白かったのが、3,4年生の子達は「自分で考えて作りたい」

という気持ちが強くでていて、1年生や年長さんの子達は奈緒美

先生の技術を食い入るように見入ってその技術を取り入れて

オリジナル作品を作っていました。

1年生よりも精神的に少し成長している2,3年生の子は、どちら

にも入れずに、悶々と葛藤している子もいました。

こういう時期も大切なのかなぁと感じています。


夜の親の勉強会で「内向的な子は一時期自分の殻に閉じ

こもって外の世界を遮断し、自分の内面を育てる時期が

あります・・・」というようなことを奈緒美先生が言われたのが

印象的でした。(言葉は違うと思いますがスミマセン💦)

学校では最低限のところで適応している子も、親の言うこと

に対して、ことごとくシャットダウンする時期があります。

生活面では困ったことが起こるかもしれませんが、

やはり自分の内面を育てる大切な時期だと考えて

大人の対応も考えなければいけませんね。

奈緒美先生の記事参考になりますよ。
        ↓
早期教育の弊害はなぜ起こるのか? 子どもの育ちを見ていて感

次々と気持ちが移りやすい子、自分からやりたがらない子 と 工作をするには?

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カテゴリ:幼児教育について
子どもの身体が発する要求

外遊びが不足している子は、ほとんどの子が

「お外に行きたい!」と言います。

私はこの子ども達の身体から発せらる要求は

とても大切だなぁと感じています。

田んぼの周囲を走り回ったり、ケンケンをしたり

スキップをしたり、遊具で遊んだり、ブランコをしたり

20~30分ほど外で身体を動かすと、精神的な安定や

部屋で集中力が全く違ってきます。


外遊びをして、つるむらさきの実を収穫し、部屋に入って

潰しているところ↓

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潰した実の汁でお絵かき↓

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女の子達は「公園に行きたい!」「お散歩に行きたい!」

と要望がでたので、お散歩して公園に行きました。

ルンルン♥スキップでお散歩↓

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ブランコも上手↓

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遊具の階段も普通の上り方ではなく

ちょっとスリルある上り方で~↓

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お部屋では集中して動物さんたちのお家やお庭作り↓

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幼稚園や保育園の集団の良さもありますが、幼少期に

身体や心の声に個別の応えてあげられるのは、少人数

や家庭での役割なのだなぁと感じています。

身体がほぐれた子は心もほぐれて、心身元気になります。

もちろん、この時期は心身開放されると同時にイタズラや

ヤンチャも目につきますが、それは一時期のことなので

気にしなくても大丈夫のようです

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カテゴリ:我慢できるよ! 4歳児
虹色教室奈緒美先生のレッスン2017

今年も虹色教室の奈緒美先生をお招きして

1泊2日のレッスンをして頂きました。

年に1回出会いですが、毎年楽しみに参加して

くれる子も多くとても充実した2日間を過ごしました。


子どもの遊びが自然にはじまるように、奈緒美

先生のレッスンも自然に始まります。

そしていつの間にかそれぞれの子ども達が

自分のやりたいことを見つけて夢中になって

います。


奈緒美先生を歓迎して4年生の男の子が作った

とびだすカード↓

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宇宙の絵本をみて、みんなで宇宙体験↓

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夜にはひと部屋を使って子ども達で宇宙空間を演出

大人をご招待してくれました。↓

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2日目、朝食を食べた後は・・・

3,4年生の子ども達が集まって自主的に活動開始

周囲に集まる1,2年生↓

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廊下では高学年の子ども達が昨晩から制作していた

トランプ作りに夢中↓

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年中、年長、1年生の子ども達は奈緒美先生に伝授

してもらった色画用紙でできるビー玉コースターや

お家を思い思いに作り出しました↓

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3,4年生はビー玉コースターを作りながら、あーでもない

こーでもないと試行錯誤しながら、オリジナルのものを

せっせと作っては試しを繰り返しています↓

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工作に抵抗があった子ども達も2日目になると

お兄ちゃんの作る姿を食い入るように横で見ていて

いつの間にか自分も熱心に作り出しています↓

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最後は、高学年のお姉ちゃん達が協力し合って作った

トランプでみんなで小さな子も参加してババ抜きをして

いました。

「あと1回!」とせがまれてなかなか終われず

終了時間を過ぎてもまだまだ遊び足りません

でした💦

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今回は1泊2日でバタバタとしたスケジュールになって

しまいましたが、参加された子ども達、お母さん達は

とても楽しまれていました。

奈緒美先生のアシスタントとして大阪からご家族で

参加して頂いたYさん本当にお世話になりました。

参加者みなさんの協力でとても素敵な集まりに

なりました。みなさまお疲れ様でした。

そして、ありがとうございました。

また来年も企画できるといいですね

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カテゴリ:番外編
ぼくはお兄ちゃん!

意気揚々と「レオさん将棋をしよう!」といって

やってきた5歳の○君。パパに買ってもらった将棋の

ルールをしっかりマスターしていました。


ペアだった3歳の☆君も横から参加をしたそうだった

ので将棋の対戦後に、☆君に合わせて将棋崩しを

一緒にやってくれました。

その後は、☆君に希望に合わせてテントウムシの

おしゃれパーティーというゲームも一緒にやってくれ

ました。

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大好きなビルダーシステムも仲良く分け合って↓

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今までごっこ遊びはあまりやっていなかった○君

ですが、今回は病院セットを見つけて↓

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病院ごっこ~↓

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工作に夢中↓

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今回、○君がとてもお兄ちゃんらしく☆君に対応して

いるところに驚きました。「寒くない?」と言って☆君に

自分のベストを貸してあげたり(残念なことに☆君から

は拒否されましたが💦)

少し前までは想像もつかないような○君のお兄ちゃん

らしい行動に子どもの成長のすごさを感じました。




明日から2日間毎年恒例になっている「虹色教室の

奈緒美先生のお泊りレッスン」があります。

とても楽しみです!!

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カテゴリ:ぼくは1人前! 5歳児
1年生の女の子も炭焼きパンにチャレンジ

コネコネ↓

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私はオーブンでピザを焼こうと提案したのですが

1年生の女の子たちは「イヤダ!!外で焼きたい!」

と強い意志で訴えるので、火のつけ方を伝授しました。

なかなか上手く火が付きません💦

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2人で力を合わせて!↓

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発酵させたパン生地を棒に巻きます。↓

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棒に巻いたパンを焚火の上でじっくり焼きます。

風向きによって煙が目に沁みます😢↓

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焼けたかな?↓

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美味しい?!↓

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ピザ作りも↓

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ピザ完成

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後半はゲーム三昧!!

オセロ、キャット&チョコレート、爆弾ゲームを

楽しみました。

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カテゴリ:おひさまクラブ
偶然と出会える場

先週土曜日のおひさまクラブの様子~

まだまだブームのベイブレードを持参して遊ぶ子も

いますが、一人、二人と外に出て遊び始めると

「外にはいかない」「めんどくさい」「やりたくない」と

言っていた子も、外に出てきて思い思いに活動開始!

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次々に枯草や枝を集めて燃やす子

焚火を棒でつついてみる子

草を引き抜く子

棒に線香を付けて燃やしてみる子

それぞれやってみたいことを試しています。

大人は危険がないように見守ることと、危ないこと

を教えるくらいです。

今朝の新聞に「2000年白川英樹・筑波大学教授のノーベル

化学賞受賞で、日本の研究者の受賞ラッシュがはじまった。

それは、昭和が残した輝きでもあった・・・」

という記事の中で、生物学者の福岡伸一さんが言われて

いる内容にとても共感したので一部ご紹介します。

「偶然と出会える場が必要」という見出しで




「平成のノーベル賞受賞者の多くは戦後、昭和20~40年代

に子供時代を過ごしてきた。この頃の子ども達は、同時代性

があった。昆虫、天体、草花、などが好きなナチュラリスト系

鉄道、ラジオ、プラモデルが好きなメカ系。科学が好きな子ども

達も大勢いて「sense of  wonder(不思議さに驚嘆する感性)」

に満ちていた。

復興が進み、少しずつ豊かになっていくなかで、子ども達は

好きなことを見つけ、そして何らかの研究者になっていった。

彼らが好きなこと広く浅くやったからこそ、それが伏流水と

なって、優れた研究が育まれた。優れた研究の萌芽は、そう

いうところからしか生まれてこない。(略)

いまはどうか。ネット社会の出現で、物事を調べるプロセスが

漂白されている。効率よく知識が到達できるので、学びのリア

ルさが失われてしまった。たとえばイモを採ろうとツルを引張っ

たら探していたのとは違うイモが出てきたというような、偶然の

副産物が生まれにくい。

道草をして、何かに偶然出会う。そんな体験の蓄積が科学者

を育むのに、意外さや想定外を受容する場が減っている。(略)

自然は混沌として、例外に満ちている。すぐに「わかった」

「できた」というのは科学とはいえない。





「昭和は良かったんだ~」「今はネット社会だから仕方ないよね」

とただ愚痴を言っても仕方ありません。「じゃあ今何ができるの

か」と考えたときに、流行のおもちゃやネットを禁止したり、

立派な大人が科学的なことを教えたからといって、根本的な

解決にはならないと思っています。

子どもが興味をもってやってみたくなる環境(空間や時間)、

そこにいる大人の眼差しが必要だなぁと感じています。

子ども達は、面白そうな場や物に出合った時、それぞれの思考が

動き出し大人の思ってもみないようなことをやりだします。

勿論、困ったことや多少の危険も含む場合があるので、ただ自由

にすればいいというわけではありませんが…

偶然と出会える場が必要」という福岡先生の言葉は、とても

私の心に鳴り響き、子ども達の顔が次々と浮かんできます。



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カテゴリ:おひさまクラブ
おもちゃ(道具)の役割

物を見立てて再現する力は人以外の動物には

ない能力です。2歳前後から見立てる力が育まれ

3歳前後になると自分が体験したことで興味のある

出来事を道具を使って再現する力が育ってきます。

トーテム積木を積んで窓に見立てたり、人形を上に

のせたりして大喜びしている3歳の女の子↓

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お友達との関係は少々緊張して距離をとりますが

物を介して徐々に距離が縮まってきます。↓

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同年齢(5歳)のお友達と遊びたいけど上手くいかない・・・

お友達に刺激をされて自分も隣で一人遊び↓

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隣でお友達は天体観測をする車を作り、お客さんを並べ

独自の世界を作り上げています。☆君も隣でジュース屋

さんを作り出すと段々楽しくなり独自の世界が広がります。

お隣で遊ぶお友達を意識している様子が伝わってくるので

天体観測の場所とジュース屋さんをお客さんが行き来で

きるようにさりげなく援助します。道路が出来て

お人形が行き来することで2人の交流が芽生えます。
        ↓
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恥ずかしがり屋の4歳の◇君

紙粘土で作った金太郎あめを一人で切るときは

普通に作業をしていますが~↓

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年長さんのお姉さん達がやってくると恥ずかしくてママに抱っこ💦

みんなで紙粘土で遊び始めると、一緒になって集中しています↓

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一人遊び、並行遊び、集団遊び等、子どもは成長に応じて

遊び方が変化してきます。どういう遊び方をしていても

子どもにとっては大事な経験だなぁと感じます。

子どもの成長や発達にとって空間的な環境や人的環境

の大切さな勿論ですが、子どもの様子をよくみていると

物的環境の重要性をとても感じます。

物を通しての発見・共感・コミュニケーション

又は、お友達と上手く遊べないとき、不安があるときの

心の拠り所としても大いに役立っています。



おもちゃは想像力、認知能力、社会性、情緒の安定等々

大事な役割を担ってくれています。


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カテゴリ:リボンクラブのおもちゃ
身体を動かし心を解放することのメリット

特に緊張の強い子は、ふざけじゃれ合ったり

外にでて身体をめーいっぱい動かすことで

心がほぐれて解放されます。

部屋でふざけ遊びをしてもまだまだエネルギーが

有り余っている子ども達と外にでると・・・

車のあまり通らない農道の斜面をスケートボードに

のって~↓

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息を合わせて二人で↓

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斜面上り↓

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気持ちがほぐれるとギスギス、ピリピリしていた

心がほぐれて、和やかな雰囲気でボードゲーム

対戦↓

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幼稚園で「筆圧が弱い」とか「リズム打ちが上手く

できない」と先生から心配されていた子も

身体と心をほぐした後、ちょっとだけ迷路や

文字のワークをやってみると~

筆圧も普通にあるし、お友達より遅くなっても

最後まで熱心にしっかり取り組んでいました。


敏感な子どもにとっては、気分がのらなかっ

たり不安が強くなると、本来の力を発揮できず

誤解を受けることがあるなぁと感じています。

身体を心をほぐすだけで本来の力が発揮

できます。


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カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
こんなことできるようになったよ!

1歳8か月の○君

ハサミも使えます↓

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お盆に皿と箸をのせて運びます↓

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両足揃えてのジャンプにもチャレンジします。

あえて凸凹道を歩いたり、走ったり↓ 

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椅子や脚立にも上ります。

ブランコにものれます↓

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小雨が降ってきても部屋に入らない○君

イチジクの葉をママにとってもらい

葉を傘に見立てています。↓

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○君の動きをみていると、こうして身体能力が鍛えられて

いくんだなぁ~と感じます。立ったり、しゃがんがり、上ったり

下りたり、走ったり・・・見ている方も目が回るよう💦

外を走り回ると脇の用水路は危ないし、トゲトゲした草花を

触ろうとするし、高いところに上ろうとするし・・・危険がたく

さんあります。危険と隣り合わせでも、今○君がママに

守られながら経験することの大切さを感じます。

親の愛情は子どもを危険から守るだけではありません。

先々、子ども自身が危険を感じたり、回避する力をつける

ことも大事なことではないでしょうか?


○君の育とうとする力を私達大人は、しっかり支えなけ

ればいけないなぁと感じます。

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カテゴリ:元気な探検家 1歳児
小学生の自立心が育つときの不安や葛藤

小学4年前後の子が「成長してきたなぁ~」と感じる瞬間が

あります。それは「なんでレオのところに来なんと?」

という疑問をぶつけられたときです。

今までは、ゲームをしたり、工作したり、「何でこれをやるの?」

と考えることもなく楽しんだり、又は、ギャーギャー我がままを

言い散らしたりしていた子が落ち着いてきて、ふっと湧き上がる

疑問のようでもあります。この辺でおひさまクラブの役割も

そろそろ終わりかなぁと思っていますが、もう少しお付き合い

して「本当だね。何で来てると思う?○君は何かやってみたい

ことある?」とか「お母さんなんで○君をここに来させたと思う

?」と聞き返します。子ども達は真面目な顔で「赤ちゃんの

ときから来らされよった・・・」「ぼくは年長さんくらいから」と

振り返ったりします。

10歳前後の子ども達が自分を振り返ったり、自分は何を

やりたいのかを考える機会はとても大切だなぁと感じて

います。未完成でも失敗をしてもいいからこの時期に何か

「ぼくにもやれそう?!」という小さな体験ができたら

いいなぁとも思っています。

虹色教室の奈緒美先生がギャングエイジ時期の子ども達

について興味深い記事を書かれています。↓

未完成と失敗に向かって進んでいく時期に 1
未完成と失敗に向かって進んでいく時期に 2


先日4年生の○君が「なんで電車代使って、レオばばぁの

ところにこなんと!!」と悪態をつくので、私も「ホントだね

何で電車代まで使ってレオばばぁのところまでこんなんと

やろうね~!!」同意をすると、○君は急に大笑いして

涙を流しながら「そうそう!」と大爆笑していました。

その後、○君はお友達を誘ってコンテナハウスにこもり

会社を設立させました。

自分の社員証と社員の社員証を作って立派なケースに

入れていました。

その社員証を持っている人しか会社に入れません。

暗唱番号を押して、社員証を枠にかざさないと

入れないシステムです。↓

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このような会社を作りました↓

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「あとひとりしてみませんか?」という言葉に

低学年の子ども達は大興奮!面接をして

一人だけ社員にしてもらえました。

他の子ども達はガッカリ・・・「じゃあ起業をし

てみたら!食べ物屋さんとか!」と提案をすると

すぐにノリノリで食べ物屋さんが開店しました。

会社を辞めて食べ物屋さんに転職をする子

会社の空いた枠に面接にいく子・・・様々なことが

おこりました。

あんな憎まれ口を言っていた子が、何で社員証の

材料を持ってきていて、こんなに楽しそうに遊んで

るの?という感じです(笑)



この年齢の子ども達は、表面的な態度や言葉だけ

で判断してはいけないなぁと改めて感じます。

指示や命令ではなく、敬意をもって心の声を聞く

姿勢が大切です。


5年生の子にいたっては「ロボットに感情はあるの

か?」という話をしたり…

絶滅危惧種の動物の話から地球環境のことを心配

したり…

「オレはお母さんが一番こわい」と話す子がいると

他の子が「オレは死ぬのが一番こわいっちゃんね~

でもやっぱ、人間が一番こわいよね」とか…

話の内容は近未来の話だったり、哲学的な話だったり

すごく本質的な話をしているなぁと感じることがります。

様々な不安や葛藤を抱えながら大人に反抗して幼く

見える一面と、物事の本質をしっかりとらえて思考する

力が芽生えているような気がします。



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カテゴリ:おひさまクラブ
1歳児さんの揉め事は「社会性への道」(ジジさんからのコメント)

ジジさんからのコメントをご紹介します。



―1歳児さんの揉め事はわがまま?それとも成長過程?―
ということですが、おおむね1歳児さんの揉め事は「社会性への道」だと思います。
そして〇ちゃんと☆ちゃんで繰り広げられている揉め事もそうだと思いますね。
なぜかというと「2才になった〇ちゃんは型合わせに夢中、落ち着いて何度も繰り返してやります、そして「ぐちゃぐちゃにするのも大好きで、ニコニコ顔でわざとひっくり返す☆くん」という記述があるからです。
なんだか行動パターンも対照的なお二人さんですね。
「社会性への道」といったのは、叩いたり、相手のモノを捕ったりしながら、相手の出方をうかがい、泣いたり、怒ったりしながら「ヒトとはなにか?」ということを学んでいくのでしょう。一人ではできませんものね。
きっとリボンクラブを卒業するころ(6~7歳)には、2人でボードゲームをしたり、遠足の時のお菓子を交換したり、二人で気持ちを合わせて駆け出していく姿が見られることと思います。
ここでジジが言う「子どもの社会性」とは、他者と仲良くする力です。ジブンの気持ちや相手の気持ちを斟酌しながら、目的を共にすることは限りなく難しいことですし、そうした能力を手にした子どもは、それ以後友だちからの沢山の肯定的な情報を得ることができるでしょう。
〇ちゃんも☆くんも、そうした少年になって欲しいですね。
さて、前回のブログ「子どもの感情について考える」拝見しました。ウィニコットの言葉は難しいです。
その難しい個所を、一つだけ取り上げて見ますね。
―ウィニコットは「精神分析と罪の意識」について「人間の発達において罪を感じることができる健全な能力が成長することの重大な役割」を述べています。
これはウィニコットの精神分析の先生、メラニークラインが発見した「抑打つポジション」の解釈についての、新しい見解としてウィニコットが取り組んだ問題です。
詳しいことは分からないのですが、人間の精神病理の原因について二つの見解があったようです。それは「二つの本能か?一つの本能か?」という議論です。
メラニークラインは「生の本能と死の本能」の二つの本能を仮定していたのに対して、ウィニコットは一つの本能の中の「愛と憎しみ」を仮定したようです。
ヒトはなぜ?「憎悪を他者に向けたり、自己に向けたりするのか?」という問題ですね。
それらの重要な原因がと考えらたのが、メラニークラインの「抑鬱ポジション」であり、ウィニコットは「思いやりの段階」です。
クラインの「二つの本能仮説」は、現在では否定されているよですから省きます。
ウィニコットは「一つの本能からどのようにして、愛と憎しみが生まれるのか?」と考えたようです。
「抑鬱ポジション」の見解を参考にしながら、導き出されたこの「思いやりの段階」は、ある時期の「母と子のコミュニケーションの質」に依存していることを
発見しました。
おおむね、生後6か月から1歳6か月の間に繰り返される母と子の関係ですね。それが「一人の赤ん坊はいない」と言う言葉で表されています。乳幼児期早期における精神発達は「母と子」の共同作業と言う訳です。
ボールビーが「アタッチメント理論」を、精神分析学から生理学に移行できたのは、ウィニコットなどの対象関係論によっているということですが、もう一つは「親が子どもを虐待している」ケースがあるということだったようです。
フロイトからはじまってボールビーに至るまで、それまでの精神分析学者は「親が子どもを虐待する」ということは想定していなかったようです。
ボールビーのアタッチメント理論は、それまで込み入っていた精神分析学の理論を、分かりやすく説明しました。
それがアタッチメントの「安定型」と「不安定型」です。
アタッチメントとは「不安や恐れ、欲求不満などの否定的な感情が起こったとき、特定の信頼できる他者に接近し、安心感を取り戻そうとする安全調整のシステム」であり、生理学的には脳神経系の行動制御システムということです。
そして探索システムとは「好奇心によって引き起こされ、接近して情報を得ようとする活動で、あそびにはじまり、未知の領域に踏み出していくこと。学習や創造的な活動の基盤です。
そしてこれらの二つのシステムは、一つの情動系の回路によって、神経伝達物質によってコントロールされているということです。
ボールビーは「一度固定された回路はそれ自身維持しようとするし、母と子の関係のパターンも容易には変化することがない」といっています。
これらが「赤ちゃんから2才まで」の2年間です。
健康に育った子どもは、2才になるとなまざまな能力を開花し始めます。環境を整えて、子どもの「今ここ」の活動を信じて欲しいものですね。
ウィニコットの言葉にもどります。
「人間の発達において罪を感じることができる健全な能力が成長することの、重大な役割」と言う言葉でした。
おおむね6か月を過ぎると、相対的依存と言う段階になると、ジブンを世話をしてくれるのが母親であることに気づくようになってきます。人見知りですね。
この段階になると通常母親は、赤ちゃんにとってリファレンスパーソンとしての特別な人になってきます。
赤ちゃんのダダコネは本能衝動である攻撃性から来るようですが、それらを落ち着かせ安心させること、「面白し世界もあるよ」と楽しむこと・・・、
「罪を感じること」というのは、赤ちゃん自らの攻撃性のことであり、「重大な役割」とは、思いやりの待遇を受けることでしょう。
「愛と憎しみ」は1枚の貨幣の裏表で、豊かな感情の世界を表しています。
ウィニコットは、一つの本能について「火は、破壊するものであり、創造するものである」とう譬えで説明しています。
赤ちゃんが6か月になったら、リボンクラブに入って欲しいですね。




私の理解はまだまだですね💦

いろんな視点から子どもの活動について活発なご意見を

頂くのは本当に嬉しい限りです。

1歳児さんの揉め事は「社会性への道」という表現はとても

納得できます。○ちゃんと☆君、まさに二人は対照的ですが

お互いに刺激をしあい、かかわりを持つ中で学び合って

いる様子がうかがわれます。

○ちゃんがじっくりと物とかかわる様子をじーっとみつ

める☆君。同じようにままごとセットの包丁でマジック

テープの食材を切ります。

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☆君がサッシを開けて外に飛び出してウロウロしている

様子をママのそばでジーっとみつめる○ちゃん。

外でウロウロする☆君を指さし、ママと一緒に自分も

外に出るとニコニコ笑顔で大満足の様子でした。

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☆君が道端にあるコスモスの花を指さすのでとって

あげると、〇ちゃんに「どうぞ」とその花を差し出しました。

○ちゃんは自分も花を持っていたので、☆君の花に興味

はなくはねのけてしまいました。

こういう、ちぐはぐなやり取りも多々あります💦

「○ちゃんなんで僕の花をもらってくれないの?」

「☆君が私にお花をくれて嬉しい!」

という感情はきっともう少し先に芽生えてくる

感情なのでしょう。

こういう子ども同士のやりとりと並行して

日常の中での大人とのやりとりが大切になって

くるのかもしれません。

ママにお花をあげた→ママは嬉しそうな表情で

「ありがとう」と言ってくれた。

という行為を繰り返す中で、ママの感情が伝わり

自分も嬉しい気持ちになり、ママとは違う対応を

されたときに「あれれ?○ちゃんはなんでお花を受

け取ってくれなかったの?」という疑問が沸いて

くるのかもしれません。悲しいとか悔しいとか…

感情は計測したり、目に見えるものではないので

私の憶測で○ちゃんや☆君の気持ちを言葉にして

いる部分もありますが・・・でもこういう小さなやりとりの

積み重ねがとても大事だなぁと感じています。

何故かというと、発達に凹凸を抱えた子ども達は

そういう感情に対しての経験が少なかったり

発達が遅かったりするために、感情面で困って

いることも多いのではないかと感じているからです。


自分で靴をはく子ども達↓

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手伝いをしてあげようとすると拒否されました💦

「じぶんで!」という自立心が強く芽生えてきてます。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
ギリギリの遊びから友達関係が芽生えるとき

5年生の男の子3人組のおひさまクラブ最後の活動

として、あそびのアトリエの親子全員が参加できる

イベントの企画をお願いしました。

力のある3人なので、今までにない少し大きな企画

提案してしまいました。今後どうなることか心配も

ありますが、まずは近くの教会に会場のお願いに

行ってきました。

事前に私がお願いしていたこともあり、教会の方々は

子ども達と向き合ってしっかりお話をして下さいました。

日時のこと、金額のこと、使える場所等、とりあえずは

場所を確保できました。良かったです


帰ってからは、2年生と4年生の子達の希望で

ピザ作りをしました。

手慣れた4年生は紙を使わずに火おこしにチャレンジ
    ↓
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火が起こったら、右側のピザ窯に木をくべて

窯をあたためます。↓

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火が付きやすくなるように、薪を細かく割ります↓

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薪割もなかなか上手い↓

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火がついたら、生地をこねてピザのトッピング↓

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ピザ完成!↓ここまで2時間近くかかりました。

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言うことは生意気ですが(笑)

まだまだ可愛い5年生達↓

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遊具に上っている4年生に5年生が土の塊を

ふざけて投げました。どうなることかと見ていると…

4年生の〇君が「射撃された!」と怒りもせずにユーモアで

返しました。すると5年生の☆君も調子に乗って又田んぼの

土の塊を投げました。すると〇君も「おーいいね~」と遊具

の上でふざけて踊りだし、☆君もニコニコ顔でまた投げます。

土の塊なので当たっても痛くないようです。

楽しそうにしている二人をみて周囲のみんなも

「オレも!」と言って続々と仲間入り💦

みんなでギャーギャー言いながら泥投げ合戦

を楽しんでいました。↓

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今まで5年生と4年生の間には溝があり、交わって

遊ぶことはあまりなく、ちょっと敵対しているくらい

でした💦

4年の○君と5年の☆君の間に芽生えた良い関係

は私が遊びを止めていたら改善することはなかった

でしょう。少し意地悪ともとれる行動がきっかけで

2人の距離が縮まり、泥合戦の後もカードゲームを

一緒に楽しんでいました。

大人が何十回も「みんなと仲良くしなさい」と言葉で

言い聞かせても、子ども同士は仲良くなりません。

大人の評価を気にして仲良くしている振りをする

ことはあるかもしれません…でも本当のところ仲良く

なってはいません。○君と☆君のやりとりのように

ギリギリの線で相手を挑発し試しながら、ケンカをし

たり、失敗を繰り返して、すごくいい関係が生まれ

ることはよくあることです。

大人が管理をし過ぎたり、口出しをし過ぎることで

子どもの大事な経験を奪っているのではないかと

私自身も反省をする機会となりました。







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カテゴリ:おひさまクラブ
1歳児さんの揉め事はわがまま?それとも成長の過程?

2歳になった〇ちゃんは型合わせに夢中!

落ち着いて何度も繰り返してやります。↓

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1歳7か月の☆君も同じようにやりたいくて

〇ちゃんの型合わせを横から取り上げますが

まだ上手くできません。

とにかく2歳の〇ちゃんの行動が気になって

気になって仕方ない☆君。

〇ちゃんは予想もつかない☆君の行動に慣れず

おもちゃを取り上げられては泣き、ママのところに

駆け寄って慰めもらってました。

しかし、〇ちゃんも負けてばかりはいられません!

おもちゃを取り合ったり、☆君を叩いたり、押したり💦

反撃開始!でも☆君にとっては大したことでは

ないようでした…。



2人のお兄ちゃんを普段からよく観察している☆君

鉛筆の持ち方も様になってますね~↓

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お兄ちゃんみたいに何でも出来ると思ってる☆君は

ロフトベッドに一人で上るのも当たり前↓

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降りるときはママや私を呼び寄せて抱っこで

降ります。何でも真似をするわけではありません。

ひとりで降りることは危険なことだと、自分でも

わかっているのでしょうね。



この日は、お玉で器に木製チップをよそおって

器とお箸を持ってママに運んで渡していました。

探索活動からごっこ遊びへと活動が変化していく

大切な時期です↓

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器に入ったお料理が床にこぼれました。

ひっくり返してぐちゃぐちゃにするのも大好きで

ニコニの顔でわざとひっくり返す☆君

これも遊びの一つのようです。

気が向いたときは、散らばったおもちゃを一緒に

拾うことも遊びになります。

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1歳代は、お友達とのトラブルも多くなりますが

危険な時以外はできるだけ子ども同士のやり取り

を見守ってあげたいと思っています。

この時期に、自分の行為を大人から抑圧され過ぎ

たり、揉め事を回避するためにお友達とのかかわり

が少なかった子は、大きくなってからお友達との

関係がギクシャクして修正するのに時間がかかる

ように感じています。

●おもちゃを取り上げたらお友達が怒った

●髪の毛を引張ったらお友達が泣いた

●同じおもちゃを取り合ってケンカになった

等々…大人の常識では考えられないもめごとが

勃発します。

子どもによって個人差はありますが、この時期の子は

自分の欲求で行動します。

それは発達の過程でとても大切なことなのですが

そういう子どもの発達過程での揉め事を、ママ達が

お互いに気を使い過ぎてなかなか経験させても

らえない子が多いなぁと感じています。

相手を思いやって行動するのはもう少し先のこと…

年齢的に成熟していない部分を理解してあげて

取り合いやケンカも大事な成長過程だというとらえ方で

大人が寛容にほどよい加減で見守る大切さをとても

感じています。





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カテゴリ:元気な探検家 1歳児
ボウルビィ著「母子関係入門」~子どもの感情について考える~

母子関係の領域では世界の第一人者といえるボウルビィが著書の「母子関係入門」を抜粋して紹介します。




フロイトは、私たちの感情生活の起源が、乳幼児期および早期小児期にあるという明白な事実を主張しただけでなく、人生早期の出来事と、後の人格構造および機能との関連を、系統的に明らかにしようとしました。

ウィニコットは「精神分析と罪の意識」についての講演で、人間の発達において罪を感じることができる健全な能力が成長することの重大な役割を述べています。罪悪感を体験する能力は、健全は人間にとって必要な属性であることを明らかにしました。
罪悪感を感じる能力は、アンビバレンスに当たることと愛と憎しみの双方の責任を受け入れることであることを説明した。

フロイトはこう述べています。「すべての神経症のおいて、症状の背後に抑圧された本能がみられます。・・・・憎しみは、無意識に愛により抑圧されています・・・・。」

人間生活におけるこの葛藤の重要性を新たに指摘し、はじめて科学的研究の対象としたことに対して、フロイトに感謝しなくてはなりません。現在では、多くの心理的疾患の基礎にあたるのは、恐怖心や罪悪感を直視できないことにあることがわかっています。

幼児や児童が成長し、このアンビバレンスを処理してくステップが、人格形成にきわめて重要なことが明らかになっているでしょう
望ましい経過をたどれば、子どもは成長するにつれて葛藤的衝動が自らの内部に存在することに気づくのみならず、それらを方向付け、コントロールできるようになるだろうし、また、葛藤的衝動によって生じる不安や罪悪感に耐えられるようになるでしょう。もしあまり望ましい成長を得られないと、子どもは、衝動を、不充分か、あるいは全くコントロールできないと感じて悩むようになるでしょう。
あるいは自分の身に罰が課せられると信じ、不安を抱くかもしれません。(略)子どもは、行為と意図を明瞭に区別することがむずかしいからです。その結果、罰の恐怖から、しばしばさらに多くの攻撃を行います。かくして、攻撃的な子どもは、攻撃は最大の防御なりという基本にのっとって攻撃をするのです。同様に罪の意識から、安心を得、愛情をもとめる脅迫的要求が満たされないと、いっそうの増悪と、その結果として罪悪感が生じるかもしれません。愛と憎しみを統制する能力が育たないと、こうした悪循環が生じます。

葛藤は不健康なものではないということです。全くその反対です。葛藤はだれにとっても正常な状態です。

敵意や嫉妬の感情を、率直に直接的に、自然のまま表現できることは、子どもにとって何よりも助けになります。たとえば「私はお母さんを憎んでいるの」とか「お父さんはひとでなしだ」といった表現を沈着に受け入れてやることほど、価値ある親の役割はないと私は思います。こうした爆発に耐えることによって、自分達両親は、増悪を怖れないし、増悪を統制できると確信があることを子どもに示せるのです。さらに、自制心が育っている寛大な環境を子どもに与えることもできるのです。

子どもには、愛と安心と寛容が必要です。

本当に重大な欲求不満は、親からの愛と世話を求める子どもの要求に関連した欲求不満です。これらの要求が満たされていれば、他の欲求不満はほどんど問題はないのです。
良い親になるための技術は、避けられる欲求不満と避けられない欲求不満を区別する能力です。

友愛に満ちた介入を行うことは罰と結びついている(無意識かもしれなが)怒りと苦しみを刺激することなく、葛藤を効果的に処理するモデルを子どもに示すことになる点です。

人間には生得的道徳性の胚芽があり、その胚芽が生育する機会を与えられれば、子どもの人格のなかに、道徳的行為の情緒的基盤が形成されるというものです。




直感的に大切なことは感じつつも、様々な情報に惑わされて

私自身「これでいいのかな?」と迷いながら活動を継続して

きた経緯もあり、ボウルビィの本と出合って、かなり子ども

へ見方や接し方が変わりました。

リボンクラブは子ども達が大人にコントロールされることなく

自由に過ごせる場です。こうした大切さはみな感じていると

思いますが、身体が自由になるということは同時に心も解放

されて子どもの攻撃性や不安や嫉妬等、あまり触れたくない

内面にも対峙しなれればなりません。

その子自身が持っている性格、これまでの家庭環境等々

様々なものが絡み合いながら、育ってきた経緯を理解する

ことも大切だと思っていましたが、それだけでは納得できない

違和感を感じ続けていました。それは「感情」という目には

見えないけれど人間が無意識に支配されている難題に

突き当たりました・・・。私自身も実際のところはコントロール

できていないですし💦


真剣に子どもと向き合っているお母さんは感じられていると

思いますが、わが子の悪態や攻撃性、敵意や嫉妬の感情に

対して「どうしたものか?」と悩まれている方は多いものです。

かといって「家や学校では落ち着いてきた」と報告を受ける

小学生も、おひさまクラブで、悪態をついたり、散らかしたり

する子もいます。

私は、おひさまクラブでの子ども達の態度を、善悪で判断しま

せん。まずは子ども達がそういう内側に秘めた攻撃性を出せた

ことに対して敬意を示したいと思っています。もちろん、私も未熟

なので子どもの挑発にのって怒ることもありますが…😢

一番は、その憎しみや不安がどこから来るものなのか?を

お母さんと一緒に考えることを大切にしています。

問題は簡単に解決できるものではありませんが、タブー視

されている子どもの攻撃的な感情に光をあてて、その痛み

を共に感じて試行錯誤することに大きな意味があると

信じています。どんな答えになるかはわかりませんが…。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
何にもやりたくないときは~

リボンクラブの年長さんやおひさまクラブの子ども達

の中に時々「あ~疲れた」「ひま~」と言ってくる時が

あります。

私が「そうなんだ。大変だね~じゃあ昼寝していいよ」

と言うと「イヤダ!!」と反抗してグダグダしています。

言っていることと行動は別で、しばらくすると、いつのま

にやら何やら取り組む子ども達です。


「めんどくさい~」「何もやりたくない」と言い張って

いる子も、自分の好きなおやつ作りには喜んで

参加しています。白玉団子づくり↓

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自分で作った団子をムースの上にトッピングして

あんこを付け合わせています↓

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「疲れた~」「何もしたくない」「めんどくさい」等の

ネガティブな気持ちを否定しません。

「そうなんだね」と受け入れつつも

少ししんどくても自分の意思でやりたいことを考えて

行動したくなるような環境や雰囲気は大切にして

います。




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カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
イヤイヤは「自由への道」~tamakiさんからのコメント~

tamakiさんからコメントを頂いたのでご紹介します。




レオさんこんにちは イヤイヤは「自由への道」だったのですね。 うちの上の子のイヤイヤ期は敏感さからくる癇癪と重なっていたのか、桁外れに激しく厳しいものだったのでとても不安でしたが、とにかく本人の「イヤイヤ」の表現には可能な限りつきあいました。真冬でも30分路上でじたばたとか…(笑) 思いっきり「イヤイヤ」を表現させてあげることは「自分がどう感じているのか?何を求めているのか?」を感じ、表現する第一歩なのですね。 もっともっとこういう大事なことが子育て中の親に届くといいなとおもいます。 こどもの心の奥に「こっちの方向にいきたい」「こうしたい」「こう生きたいんだ」ということが隠れていて、小さい頃から「自分がどう感じているのか?何を求めているのか?」ということを感じたり表現していくことでそれが出てきやすくなるのかもしれないとおもいました。 うちの子たちは大きくなるにつれて徐々にそれがはっきりしてきている気がします。親がどうこう生き方を押し付けることなく、こどもの中に発現するものをよく見てそれに沿った生き方ができるよう応援したいです。




実体験を元に語って下さる言葉には説得力があります。

「イヤイヤ」が強く出る子は本当に周囲は疲れますよね💦

私自身いろんなことが重なって幼い頃からずっと「イヤイヤ」

が延々と続いた困った子どもでした。

何が嫌なのか訳もわからずにとにかく心の中が整理つかず

イライラしていて…反面、良い子になりたいと思う気持ち

とのギャップが大きくて、その反動でまたイヤイヤがひど

くなるという悪循環の繰り返しでした。

母も生い立ちにいろんなことを抱えていたので、私の

イヤイヤに付き合う心の余裕はなく、物を与えて怒りを収

めるか、父に強く叱ってもらって押さえつけるかのどちら

かの方法で対応をされていました。頑固な私は、親の言い

なりだけにはならずに自由を追求する娘でした。

親とのぶつかり合いに力が注がれたため結局、根本的な

解決はできず感情の整理がつかないまま大人になってし

まいました。

感情に問題を抱えていても表面的はみえないので

社会生活はなんとかできましたが、いろんな場面で

人よりも要領が悪く、いつも葛藤を抱えている感じで

苦しかったです。(もちろん良い時もありましたが…)

振り返ると、親元から離れて結婚して子育てをする中で

私自身が成長させてもらったなぁと感じています。

家族の病気、親せき間のトラブル、経済的な問題…等

様々な問題を家族と共に乗り越えながら私も変わってき

たように思います。



そういう生い立ちもあり、子どものイヤイヤの苦しみや

痛みは共感できますし、親の大変さもよくわかります。

子育ての苦しい時に子どもとお母さんに寄り添える

今の仕事は私の天職なのかなぁと思うこともあります。

tamakiさんが言われるように、もっとたくさんの方に

こういう大切なことが伝わればいいなぁと私も思って

います。



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カテゴリ:番外編
幼児教育は信頼を確立していく過程~ジジさんからのコメント~

あそびの心理研究所のジジさんからコメントを頂いたのでご紹介します。



―私たちは、早期幼児教育を徐々に信頼を確立していく過程と考えることができるでしょう―
とても良い言葉を選ばれたと思います。
ダックスフンドのノアちゃんのエピソードも興味深く思いました。ヒトもイヌも共有する部分が有るのでしょうね。
「母と子の情緒的結びつき」というアタッチメントの歴史は、子育てする動物が
地上に現れるところまで遡れるそうです。
昆虫や爬虫類や両生類のように、卵を産みっぱなしの動物には見られないということですね。
ノアちゃんは赤ちゃんのとき、何らかの理由で母親から離されて、リファレン・スパーソン(特別な人)としての飼育員にも恵まれなかったのかも知れません。でもレオさんに出会えて良かった。ちょつとぐらいテンションが上がってしまうことがあったとしても大丈夫でしょう。ノアちゃんが年を取っておばあちゃんになって、ことばで過去を振り返ることができるとしたら「・・・まぁ~、いいかぁ~」とつぶやくことができるかもしれませんね。

さて、前回のつづきはーイヤイヤ峠は「選択の自由」を求めることーというところでした。
ジジも「アレコレの理屈」は疲れたのですが、がんばって書いてみます。
2才を過ぎてくると、イヤと言う言葉が増えてきます。心ならずも心理学者によって「第一反抗期」と名付けられてしまいました。これでは「子どもが親に反抗する時期」と受け止められてしまいかねませんね。
それにしても「なぜ?イヤということばを使うのだろうか?」
こうした態度の表明をすることは、親のしつけを不用意に誘発しているようにも見えます。「いいかげんにしなさい」「なんべん言ってもわからんねぇ」となりがちです。
そんなリスクを冒してまでも、「イヤ」を表明する子どもにとっての利点は何だろうか?というのはどの子どもも通る道だからです。
おおまかに説明しますね。
かって地上の動物は、攻撃性という本能衝動によってコントロールされていたようです。植物連鎖と言う言葉がありますが、他者を食べることによってエネルギーを補給し、自らの子孫を残してきたということですね。もちろんお互いさまですから、善悪の基準はないのですが・・・。
そうした世界に、哺乳類という子育てをする動物が現れた。これによって友愛行動という新しいタイプの行動が生まれたということです。母親が子どもを慈しむ行動ですね。
新しいタイプというのは、それまでの他者を捕食するという攻撃性という衝動の層の上に、「子どもを慈しむ」という行動の層が重なってきたということです。
このことによって、本能衝動にロックをして、食べるための行動から離れて、慈しむための新しい行動、もしくはあそぶという行動が生まれてきたということです。
あそぶという行動は、非日常性といって何の役にも立っていないように見えるのですが、本能衝動にコントロールされない、必ずしも食べるためではない行動として、融通性を持ってきたということです。それが友愛行動と名付けられました。
ここまでくれば、察することができると思いますが、「イヤイヤ」と言う子どもの表明は、親に反抗することが目的ではなく、本能衝動から離れて、自分の意志で行動したいという子どもの表明だということが分かります。自由への道です。
ですから、子どものイヤイヤは、ほどほどに大切にしてほしいですし、むしろ歓迎して欲しいと思いますね。始めのころはオタオタするかも知れませんが・・。
おおむね2才からのイヤイヤを充分に表明できた子どもは、5歳過ぎたころからシッカリ感が出てきます。「ウン」と言ったことには責任を持とうとしますよ。
―私たちは、早期幼児教育を徐々に信頼を確立していく過程と考えることができるでしょうー
良い言葉ですね。




経験を重ねるごとに「イヤイヤ期」の大切さを感じています。

反抗期の大切さは知識としては広く知られていますが

親自身が反抗期の経験を忘れていたり、あまり反抗期が

なかったり、反抗期をこじらせたりと様々で、自分自身の

の経験をもとに子育てをしなければなりません。

それも母親だけで・・・という状況も少なくありません。

子どもが自由を獲得する第一歩としての「イヤイヤ期」を

どうのりこえるかは、その後の人生に大きな影響を与える

なぁと感じています。

自分がどう感じているのか?何を求めているのか?

という当たり前のことさえ、感じたり、表現できなくなること

は、どんな大学に行ったとか、どんな職業に就いたという

ことよりも大事なことだと思っています。

安心できる環境で受け止めてもらえる人に、「イヤイヤ期」

を発揮できて、自分の考えや思いを表現してもいいんだ

という経験(もちろんぶつかることも含めてです)をした子は

人に対する信頼感が育まれているので、感情がぶつかっ

ても修復できること、間違っても修復できることを知って

います。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
5歳児さんの心の成長

5歳前後になると、しっかりしてきたなぁ~と感じる

場面が多くなります。

例えば・・・

不安感が強い★君は、ママが「少しだけ買い物に出かけ

てくるね」と言うと、「ダメ!イヤダ!」と半泣きになって

ママに抱きつきました。

しっかり甘えた後は、すぐに泣き止んで下記の写真の

のように熱中して遊びだし、そして「ママ行っていいよ」

とケロリとしていました。成長したなぁ~としみじみ感じ

る瞬間でした。


我が強い〇君も、お友達におもちゃを貸せない時も

ありますが、今回は★君が欲しがったわけでもない

のですが、たくさんある木のチップを「半分あげる」

と言って器に半分にして渡してくれました。

優しいです

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少し前は・・・

「ママ~!」と言って大泣きしていた★君

「ダメ!あげない!」と大激怒していた〇君

思い切り自分の感情を出しきる場があった子は

いつの間にか、とても感情面が成長しているなぁ

と感じます。

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医師、合気道家の佐藤友亮氏の「身体知性」と

いう本を読んでいますが、そこには医学的な面

から見た、身体と感情の深いつながりが考察され

ていて「そうなんだよね~!」と私の疑問に応え

てくれる内容が書かれています。

内容は医学的なこともたくさん書かれているので

難しい部分もありますが、私の大好きな「べてる

の家」のことや、内田樹氏との対談ありで素敵な

本です。もう少し読み込んでいつかご紹介します。

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カテゴリ:ぼくは1人前! 5歳児
子どもの知的能力が人格発達の遅れを埋め合わせたりはしない

たくさんふざけて発散した後に、ジェンガに集中

している年長さんの男の子達↓

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少しだけ我家のワンちゃんのお話を~

犬種はダックスフンドで女の子、名前はノアちゃん

ノアちゃんが家に来たのは生後6か月。すごく痩せて

いて何に対しても怯えてブルブルと震えていました。

可愛そうなくらい・・・そうはいっても私には一番なつ

いてくれて、家族には震えることはなくなりました。

ペットショップでかなり辛い目にあったのか

散歩も嫌がり、トイレもオドオド、何をするにも

不安が一杯で見ている方が胸が痛むくらいでした。

7年近く一緒に暮らしていますが、少しずつ近所の

ワンちゃんと散歩にいけるようになり、ここ2年位は

昼間は近所の一人暮らしのおばあちゃんの家で

優雅に過ごし、夜には家に帰ってくるという生活を

しています。

ノアちゃんが嬉しそうに飛び跳ねているとこちら

まで嬉しくなって幸せな気持ちなるが不思議です。

ワンちゃんにも敏感な子がいるとマイコさんがブ

ログに書かれていましたが、まさにうちのノアちゃん

は超敏感~。寝ている時間が長く、怖がりのくせに

興奮するとテンションが上がってパニックになって

ドブに落ちたり、私の足に噛みついたり、知らない

人には1時間でも2時間でも吠えまくり…

かと思えば、人の動きを予測して先回りして行動

したりする賢い一面もあります。

ワンちゃん話になってしまいましたが、何を言いた

いかというと、敏感な子もノアちゃんと同じような

一面があって、すごく慎重でよく周囲をみて行動

する一方で、タガが外れるとテンションが上がり

過ぎて周囲が見えなくなり、大はしゃぎして失敗

してしまうことが多々あります。
(ワンちゃんと一緒にしてごめんなさい💦)


子どもの時に身体を使ってじゃれ合ったり、不安なく

過ごすことは動物でも大切なことだと言われています。

人間の子も同じで、敏感な子ほど、お友達とじゃれ合

ったりふざけたりするのが苦手で、大人の配慮が

かなり必要だなぁと感じています。

そして、その対応が少しずれると、大激怒したり

大泣きしたりすることもしばしばで、そういう子は

とても激しい一方で、大人が気を使い過ぎると見透

かされて、いつの間にか大人が振り回されてしまい

ます。



小児科医ウイニコットの著書「子どもはなぜあそぶの」

から抜粋してご紹介します。




私たちが知りたいことは、子どもの人格が正常に育っているかどうか、性格が健康な方法で強化されているかどうかということです。子どもの知的能力が人格発達の遅れを埋め合わせたりはしないでしょう。情緒的発達がある段階で挫折すると、子どもはある状況が再現される時はいつでも退行し、まるで赤ん坊か小さい子どもであるかのように振舞います。正常な人間は欲求不満を処理する別の方法を知っているのです。(略)私たちは早期幼児教育を徐々に信頼感を確立していく過程と考えることができるでしょう。ここでいう「良い」体験とは、子どもの要求や衝動が十分に満たされ受け止められるということです。(略)人生は生まれたときから困難なものであり、どんな幼児でも子どもでも厄介であるという証拠を示すものです。だれにでも症状はあるでしょうし、ある状況のもとでは病的な症状を現すこともありうるのです。どんなに快適で理解ある家庭生活が背景にあったとしても、普通の人が育っていくのは厳しいものだという事実は変わりはありません。実際に子どもの要求を完全に満たしている家庭というものは、子どもにとって耐えがたいものなのです。といいますのは、子どもが怒ることにより、息抜きをすることができないからです。(略)
正常な子どもとは、不安や耐えられないような葛藤に対する防衛として生来的に備わっているあらゆる機能を用いることができる子どもなのです。(略)
遊ぶことのできる子どもの能力を大いに蓄えてあげなさい。子どもが遊べるならば、つまり独りでも他の仲間と一緒にでも遊ぶことを楽しむことができるならば、一つや二つの症状があったとしても、深刻に心配する必要は何も起こっていはいないのです。この遊びの中で豊かな想像力を用いることができるならば、また同じように外的現実を正確に知覚することでゲームを楽しむことができるならば、たとえその子どもに夜尿や吃りがあったとしても、あなた方は十分幸せだと思ってよいのです。遊べる子どもは、ほどよい安定した環境を与えられると、その子なりの生き方を見つけていき、やがて世間の人に十分歓迎されて、望まれる人になる力のあることを示しているのです。




ウイニコットの文章は少々難しく書かれていますが

読み返すたびに、子ども達の顔を思い浮かべながら

納得するところがたくさんあります。

例えば、攻撃性を出せない子に、私がふざけて

「悪いことを言った子はカンチョーして、おしりペン

ペン10回して、グルグル回すよ!」と言うと

大喜びで「レオババぁ」だの「レオウンチ」だの

喜々として散々悪態をつきます。

私が罰をやってやると、これまた大喜び!

私もエスカレートして「悪いことを言った子

はカンチョーして、おしりペンペン100回して

グルグル回してお外に吹っ飛ばすよ」と言うと

少し真顔になりつつも「エーそれはダメ!」

と言って大騒動です。

私がいき過ぎたことを言うと、場合によっては

大激怒で私を叩きにしたり、大泣きしたりする

こともあります。「子どもの要求を完全に満たす

家庭は、子どもが怒ることによって、息抜きがで

きない…」
とウイニコットは言っています。

ピッタリ子どもに合わせる必要もなく、ほどほどに

合わせて、少しずれているくらいが、ちょうどいい

感じ…という感覚はとてもよくわかります。

そうすることで、子どもも怒りを表現できます。

不思議なことですが、こういうどうしようもない

やりとりの中で、子どもの気持ちがほぐれ表情

がイキイキしはじめ、お友達とゲームをやりだす

のも事実です。

「子どもの知的能力が人格発達の遅れを埋め合わせたりはしない」

「私たちは早期幼児教育を徐々に信頼感を確立していく過程と考えることができるでしょう」

「遊ぶことのできる子どもの能力を大いに蓄えてあげなさい」


感情や情緒の発達はまだまだわからないことばかり

だそうですが、今だからこそ大切に考えなければ

いけない問題だと感じています。

ウイニコットの言葉が心にしみます。

タイトルと内容が、あちこち飛んでズレてしまったかも

しれませんが、子どもの人格発達という問題は

感情や情動と大きく関係していると感じています。

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カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
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