TOP2017年10月

紙粘土で何を作る?

4歳児の〇ちゃんから長いフーセンで何か作りたいと

提案があったので、近くの100均のお買い物に行きました。

各自財布に110円ずつお金を入れてお店に行くと・・・

様々なものが並んでいるのに目がくらみ「やっぱりフーセンは

買わない」と言って、お店のあちこちを見回して、キラキラシール

を買おうかと悩んでいました。

私が「フーセンじゃなくてもいいけれど、帰ってから何か作れる

ものを選んでね」というと、〇ちゃんは白い紙粘土、☆ちゃんは

和柄のハギレを買うことに決めました。

紙粘土を選んだ〇ちゃんは、絵の具で色を付けて↓

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ウサギさんを作りました↓

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和柄のハギレを買った☆ちゃんは針でチクチク↓

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リボンの髪飾りを作りました↓

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紙粘土は他の子ども達にも大人気!!

〇ちゃんの作っている作品をみて「ぼくも作る!」と

張り切って作る男の子達↓

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カマキリやハチができました↓

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「私も作りたい!」と熱心に作り出した1年生の

女の子達↓

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箱も自作、鏡餅やマカロンが入ってます↓

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いろんな色を混ぜ合わせた紙粘土を髪の毛にして

お人形の顔ができました↓

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キラキラ入りのドレスが出来上がりました↓

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真っ白な紙粘土・・・みんなそれぞれ作りたいものは様々

どれも素敵な作品ですね!!


子ども達には物を加工し、自分だけのオリジナルを作り

出す喜びを沢山味わってもらいたいと思っています。

大阪のあそびのアトリエのジェリーさんのブログで

私たちの社会という記事を書かれています。

ときどき、人間の壮大な歴史を想像しながら子ども達

と重ねてみることがあります。

他の動物に比べて、人は身体的に弱かったぶん

物や火を使って進化を遂げてきた歴史があります。

私もそうですが、自分の頭で想像し手を使い、様々な

素材を使って物を作ったり、料理をするとき、とても

充実感を感じます。そういうことに没頭しているときは

何も考えずに心身が一体となって心も落ち着きます。

(日常の生活に追われているときは料理は義務でしか
ありませんが…💦)

本来人間は、消費をして満足するのではなく、自分で

何かを作り出すことに喜びや満足を感じる動物ではない

でしょうか?



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カテゴリ:描画・工作活動
「道具と思考」~ジジさんからのコメント~

積木や人形を重ねたり並べたりしながら遊ぶ子ども達↓

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並べたり比べたり、砂時計っておもしろい?!↓

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ジジさんからのコメントを紹介します。


小学生たちがキュボロで真剣にあそんでいます。
レオさんの説明では「将棋の藤井君のようになりたいからではなく、面白いからあそんでるだけ・・・」ということでした。
ではなぜ?子どもたちはキュボロを面白いと思うのでしょう?
キュボロの説明書には「外からは見えない内側にも玉の道ができるので、あそびの中で三次元の構成力や集中力が自然と身についていきます」と書かれています。
縦・横・奥行きなどの三次元の世界は7歳くらいから開けてくるということですから、今、子どもたちの知能は、キュボロの機能と共鳴しているのかも知れませんね。
さて前回、おもちゃは「思考の道具」、赤ちゃんは頭で考える以前に、手で考える。ところまでいきました。
では、思考とはなんでしょう?
単純に考えると「問題を解決すること」です。上記の写真でいえば、ビー玉の通る道を作ることですね。
では、言葉とはどのような関係があるのでしょう?
言い換えれば「言葉はなくても思考はできるのでしょうか?」
ヴィゴッツキーは「思考と言語」の著書で、思考の歴史は言語の歴史より古いと
考えました(系統発生的)。そして、おおよそ2歳くらいから、思考と言語が交差するということを発見しました。
興味深いことは、前言語期の10か月~1歳の赤ちゃんも問題解決することができます。
おおむね10か月くらいになると、赤ちゃんは、両手に持った積み木をパチパチ叩いて喜ぶようになりますね。
その得意そうな表情を見ていると、「自画自賛だなぁ」と思うのですが、報酬系の回路ができたように見えます。ラベル・スキナーの外からの報酬(餌や賞賛)ではなく、自己報酬系ですね。
この月齢になると、それまでの口唇活動(手にしたものを何でも口に入れる)から離れて、好奇心が活発になってきます。
積み木を積んでいるとわざと壊しに来たり、テーブルのスプーンを落としてママに拾わせようとしますね。
クネクネバーンのような、車が坂を下りてくるおもちゃでも、下まで降りてきた車を、上部の始発点に載せることができます。
「どうしてそのようなことができるのか?できるようになるのか?」は分からないのですが、おおむね10か月から1歳になると、あそび方に変化が現れます。
赤ちゃんはあそぶことで自分自身のIQを高めているのかも知れませんね。
「WISC-IV」の基準は、言語理解と視覚推理でした。あとは、それぞれの記憶ですが、人見知りができることは「ママの顔の記憶ができる」と考えられていますから、この月齢にになると記憶の機能も働き出しているのかも知れませんね。
IQというのは、人工的な尺度ですが、本来人間に備わっているもので、何らかの事情で「脳機能や情緒」に障害がる場合に、医療的ケアーとして使用するもので、追いかけるものではないというのがジジの印象です。
それよりも「あそぶこと」いっしょに「あそんであげること」の方が遥かに重要です。あそぶことはコミュニケーションすることであり、歓びを共有することです。
「ヒューマン・エソロジー」のP205の一部分を紹介しますね。
「ボールビーにより展開され、エインズワースによりさらに拡張された生物学的結びつき理論は、価値ある理論として実証された。この理論の要点は、母と子はもともと系統発生的適応により互いに波長を合わされており、相互関係をさらに発達させるべく、パーソナルに振る舞うものである。その際、両者は積極的なパートナーであり、子どもは社会化を促す刺激を受動的に受け取るのではない。
リファレンス・パーソン(特定の人・母)の関係において決定的に重要なことは、どれくらい身体的に面倒を見てもらったかということではなく、胸に抱きしめたりキスしたり、話しかけたり、対話を励ましたり、そしていっしょにあそんだりというように、愛に満ちた親愛行動のパターンなのである」
今回も難しくなってしまいました。
2才になるとおもちゃを記号として使うようになり、語彙が飛躍的に増えていく時期を迎えます。
赤ちゃんにとって重要なことは「安全基地」があること、そして不安が解消されると、好奇心の回路が解除されるます。これらのスムーズなシステムができることに留意してくださいね。
そして、イヤイヤ峠は「選択の自由」を求めることです。
次回は2才の話をしますね。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
保育の質について~奈緒美先生の記事紹介~

保育の質について虹色教室の奈緒美先生が記事を

書かれています。とても共感するも記事だったので

ご紹介します。




保育の質の研究で、

授業や課題活動の中で

保育者から与えられた知識から学ぶ「授業中心」カリキュラムと、


遊びの中での人とのかかわりの中で子ども自身が学ぶ

「遊び中心」カリキュラムの研究では、授業中心のカリキ

ュラムで社会性の発達に多くの問題がみられました。

知的な発達についての両者のカリキュラムの差はまったくなくて、

暴力や万引き・薬物使用など反社会的行動の回数は

「授業中心」カリキュラムの子どもたちが、他の二倍以上と

非常に多かったのです。



社会性の発達にそれほど大きな差が出た理由は、

授業中心のカリキュラムでは、保育者から、

人との関わりを学ぶうえで必要な援助をあたえていないため、

そうした対人関係能力が獲得できななかったのではないか、

あるいは、「授業」中心保育では

「子どもが大人から指示を受け続け、子どもの自発性の発揮が

いたずらや失敗として扱われることが多くなり、

自己の自発的な能力発揮についての罪悪感」をもたらし、

自ら積極的にかかわろうとする意欲や好奇心が育たなかった

のではないかと述べられています。



『保育の質を高める』で取りあげられていた、

ガーランドとホワイトのロンドンの保育園の運営と実践の比較と

分析によると、

保育園によって保育者と子どもとの会話の基本的な

スタイルが異なっていたそうです。

園によって、まったく対照的な会話が日々繰り返されるので、

その中で展開される子どもの充実感、積極性、他者への基本的な

信頼感などに大きなちがいがでることが予想される、とありました。



ガーランドらは、保育園を単位として、

保育者と子どもの関係を

「肯定的な関係」「否定的な関係」と名付けて、

基本的な子どもの見方や子どもの行動理解の仕方をもったものと結論しています。

ガーランドらによると、保育者と子どもの関係の性質が、

子どもの発達に決定的な重要性をもっている、とのことです。



★ 活動を開始・選択するのは誰?

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どもたちは、何を、いつ、どのように誰と遊ぶかを自分で選んで、

一日の大半を過ごしている。



<否定的な保育者と子どもの関係>

一日の大半の時間は、大人が決定した活動で構成され、

大人が活動を開始し、コントロールしている。



★ 子どもの製作物の展示方法

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どもの作品は自己表現として評価されており、

そのためたくさんの作品が壁に飾ってある。



<否定的な保育者と子どもの関係>

子どもの作品は、おとなの基準にどれだけ近づいたかで

評価されており、そのための少数の「模範」が飾ってある。





★ 子どもの問題行動の保育者によるコントロール方法

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どものもつ内的な自己統制力を信頼した対話型のスタイル。

(対話と合意にもとづいて、個別的に、大人への注意と変わらない口調で

話をする)



<否定的な保育者と子どもの関係>

子どもの内的自己と自己統制力に信をおかず、子どもへの

命令・避難・物理的強制など外的な手段に訴える対決型の

スタイル(大きな声で、はじめからトラブルを予想したイライラした口調)




★ おしゃべりや悪口への対応

<肯定的な保育者と子どもの関係>

クラスの中での子どもたちの会話が多く、うるさい。対立や敵意の

感情の表現が許されている。



<否定的な保育者と子どもの関係>

静かにさせようとする保育者の試みが

頻繁になされる。子どもの間の敵意の表現が

ただちに抑えられる。





★ おしゃべりや悪口への対応

<肯定的な保育者と子どもの関係>

身のまわりの世話をするとき意外にも、大人から子どもへの(愛情

表現や慰めの)身体的なふれあい行動がみられる。



<否定的な保育者と子どもの関係>

身の回りの世話以外には、身体的なふれあい行動はほとんど見られない。



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保育の質は、子どもの発達にこれほど大きな影響を及ぼすもの

であることが指摘されているのに、日本では

保育園の側も保護者の側も

保育の質について真剣に話し合われることがほとんどありません。



『保育の質を高める』の中で、大宮勇雄先生は、

保育の質とは、「プロセスの質」(子どもたちの日々の

保育園生活の中での経験の質)のことであり、

あくまでも、「顧客満足度」によって評価されるものではない、

と強調しています。



でも、日本の保育の現場は、顧客・消費者にとっても

「満足度」が重要で、サービス提供者にとって購入意欲を左右する

「人気」や「満足度」ばかりが注目されているようです。



大宮勇雄先生は、

保育の質を顧客満足度で測ることの

最大の問題点は、

社会全体の利益としての「すべての子どもたちの発達」保障という

課題意識ははるか後景に退かざるえない点にある、

と述べています。


市場主義は、「子どもの発達への権利」という視点を
欠落させたものといえます。




私も5年ほど保育士をしていた時代があり

その時のことを思い出すと胸が痛みます。

園に勤めていた頃は、私個人でできる範囲は少なく

園の方針という大きな大きな壁があり、技術もなく

知識もない私がどんなに頑張っても突破できる

壁は少しだけ…今でも罪悪感を感じています。

その時代の痛みを抱えつつ「子どもにとって何が

大切なのか?」30年たった今も追求し続けています。

私が感じていた矛盾をこうして言語化して頂くことで

改めて、保育の質を考える必要性を感じます。


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カテゴリ:幼児教育について
(続)キュボロ積木~ジジさんのコメント~

キュボロで遊ぶ小学生↓

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積木が足りなくなったら・・・共同作業でもっといいものを!

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子どもは遊びたいからキュボロで遊ぶ・・・。

大人が思うように、将棋の藤井君みたいになりたいから

遊んでいるのではありません。(藤井君は知っていますが)

ただ面白いから夢中になって遊んでいるだけです。

私はそれが一番大切なことだと思っています。




ジジさんからのコメントの続きです。


前回のつづきです。
子どもの能動性は「気まぐれにできているのではない」というところでしたね。
赤ちゃんは生後4か月くらいになると声を出して笑うようになります。そして6ヶ月を過ぎてくると人見知りが始まり、知らない人が不用意に近づくとパニックを起こして泣き出します。
こうした、歓び、不安、恐怖を、情動回路というようです。
「行動パターンと知覚は主観的体験を伴い、わたしたちはそれを心の動き、あるいは感情と言っています」
行動主義は、これらの主観的随伴現象の説明を避けたと言われています。赤ちゃんのこころを0に仮定して、賞と罰を組み合わせて(体系的報酬系によって)動物の行動をコントロールできると仮定したようです。
ネズミやハトでは上手くいったようですが、ヒトの場合では適切ではないことが分かりました。
それらの一つが、ボールビーの「アタッチメント理論」です。サルやヒトの場合は食べ物よりも、「安心すること」が重要な働きをしていることが分かりました。
このことは、日々子育てをする母親が実感していることだと思います。
こんな簡単なこと「ヒトにとって感情の働きは大切だ」ということが、見過ごされてきたという訳です。「
IQと言う指標は、子どもが本来生まれながらにして持っている能力と考えられています。多少の高い低いの個人差はあると思いますが、IQだけで将来の学力を測れると考えるのは無理があります。
では、IQとはなんでしょう?
WISC-IVの構成(IQ検査)を参考にして見ます。
言語理解・視覚推理・ワーキングメモリー・処理速度の4つに分かれています。
言語理解指標・・・類似ー    ことばを分類する  
         単語ー    言葉の意味
         理解ー    ことばでデキゴトを表現
☆ 簡単にまとめると、言語的な知識を状況に合わせて応用する能力です。
視覚推理指標・・・積み木模様ー  絵カード・積み木の構成
         絵の概念ー   カテゴリー的な判断
         行列推理ー  空間的・時間的推理
☆ 簡単にまとめると、視覚的な情報から、各部分を関連付けて纏める力。
ワーキングメモリー・数唱ー    二単位・四単位・順逆唱
          語音整列ー  短期記憶・記憶の操作
☆ 簡単にまとめると、聴覚情報を記憶する力です。
処理速度・・・・・・符号ー    視覚的短期記憶
          記号ー    視覚的探索の速さ
☆ 簡単にまとめると、視覚的な情報を、事務的に正確に処理する力。
このWISC=IV検査は、5歳から受けられるということで、目的は医療に限られていることに留意してください。おおむねは、小学生になって必要と思われるときに医師の判断で利用されているようです。
乳幼児期は人間のこうした能力の形成期と考えていいと思います。これらは近代化に必要な能力と考えられているようですが、感情指数が含まれていないことに留意してください。
さて、赤ちゃんは、笑ったり、人見知りをしたり、不安になったりしながら成長していきますね。
知らない人に人見知りをしながら、いつかはそれらの知らない人ともコミュニケーションできるようになっていきます。それまでは、ママとのコミュニケーションが基盤になります。
乳幼児期初期のコミュニケーションは「同調する」ことで、眼差しや、身体接触や、身体の揺れで、無意識に赤ちゃんと関わっているでしょう。これは自然がママに与えた能力です。赤ちゃんも無意識に学んでいきます。
おおむね生後4か月くらいになると、随意運動ができるようになって、ゴソゴソし始めますね。はじめは仰向け姿勢ですが、6ヶ月を過ぎてくるとうつ伏せ姿勢を好むようになり、ハイハイをして自力で移動するようになります。
空間認知は移動することで、急速に進むと考えられていますが、これらの視知覚く情報処理は、おおよそ6歳で成熟するようです。
「健康」と言うことは素晴らしいと思いませんか?
さて、初めての誕生を迎えるころ、赤ちゃんは2足歩行の準備に入ります。ダダコネをし、ママを煩わせるようになります。
なぜダダコネをするの? これは自我の誕生と考えられています。以後これらの自我は、さまざまな知覚情報を集めて、記憶し、統合し、運動出力に変換していく中心的な働きをしていきます。
ママにとって必要なことは、赤ちゃんの安全基地になることです。これらが情緒回路をつくります。アタッチメントですね。
「たいていの動物は、個体の経験に基づいて、行動を適応的なやり方に変えることができる。学習能力は、異なる種で、一般的な学習能力ばかりでなく、何をいつ優先的に学習するかも異なっている。動物はその適応度に寄与するものを好んで学習する。しかだって、生得的学習能力も違っているのである。行動主義はこの事実を見落としてきた・・」
この種特異的学習能力とは、ネズミとハトとヒトでは学ぶことが違うということです。ラベル・スキナーは、これらをごっちゃにしてヒトに応用してしまった。そして、私たちも、それらを信用して「知育玩具を与えれば、赤ちゃんのIQが高くなる?」と思い込んでしまった歴史があります。
ネズミはねずみのように、ハトははとのように、人間は人間のように成長していく。
こんな単純なことが、ワトソン以来おおよそ100年間、心理学の中で議論されてきたというのも信じられないくらいですね。
さてヒトの赤ちゃんの話に戻りましょう。
1歳になった赤ちゃんは、ダダコネもしますが、外界にたいして「指さし」もするようになります。「あれなんだ?これなんだ?」と知識を集めている訳です。これらの指さしはチンパンジーはできないようです。指さした方、その対象物を共有できるのは、牧羊犬と人間だけのようです。
でも、牧羊犬は言葉は覚えません。ここから言葉を覚えるのはヒトの赤ちゃんだけです。言語理解のはじまりですね。
二足歩行で歩くことで、お散歩ですね、空間認知も格段に広がっていくようです。車での移動では速すぎます。歩くことで、前庭系や自己固有撹に情報が集まります。バランス感覚ですね。
おおむね1歳半になると、目標地点まで進んで、その地点を折り返し点にして、次の目標を目指すことができるようになります。ウロチョロして事故に合う危険が増してきますのでママも大変です。
赤ちゃんにとってモノ(おもちゃ)は、考えるための指標になります。おもちゃは「思考の道具」と言ってよいと思いますが、赤ちゃんは頭で考える以前に、手で考えます。
長くなったので、おもちゃの話は次にしますね。




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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
「今ここ」を生きる大切さ

昨日は、リボンクラブのママさんが活動をされている

「もーりえ」さんというグループの方とお話しをさせて頂き

ました。→森のなかま保育園

毎週木曜に久留米の石橋文化センターで「もりのなかま

保育園」を開催されたり、「ばばあ~る」という子育て家族

の情報誌を定期的に発行されたり、多彩な活動をされてい

ます。今回は「ばばあ~る」の特集記事で「遊び」について

の対談ということでお話をさせて頂きました。

活動のやり方や形は違っても思いは同じで、お話をして

いて私もたくさんパワーをもらいました


主催者の方の原体験は、やはり数十年たった今なお心の

宝物のように残っていて、それが活動のパワーの源になっ

ているんだなぁと感じました。

4歳の頃に真っ白のお気に入りのワンピースを着て泥水の

中に座り込んで遊んだ水の心地よさ、黙々と虫を観察し続

ける中で背中に感じたおひさまの暖かな心地よさ・・・

私自信も同じような体験を持っているので、その光景を想像

しただけでも心があたたかくなります。

幼少期に「今ここ」を生きることの大切さを改めて感じます。


今の子ども達は「今ここ」ではなく、早い時期から未来に向か

って生きなければいけません。もちろんそれが悪いことでは

ないのもわかっています。でも「今ここ」がなければ未来に

向けた土台はいつ?どうやって?作るのでしょうか…

あたたかな感情や心地よさは、自分の心が感じるもので

人から教えられるものではありません。

あたたかな感情を持っている人と、そうではない人では

人と人との関係を作るときに大きな違いがでてくるのでは

ないでしょうか?

これは私の経験から感じていることですが・・・

今の私自身は何の肩書も財産もないし、家族とはよく

ケンカもするし、お友達も少ないですが・・・良いところなさ

過ぎ?!(笑)とは言っても、あたたかな感情を持ってお付

き合いができる人に囲まれているので、かなり心地いい中

で生きています。そして、年齢と共に同じ感性を持った方と

の出会いが多くなってきました。人との距離の取り方や自分

とは合わないところは上手に避けることができるようにもなっ

てきました。

(もちろん、日々の問題は多々ありますが…💦)


素敵な出会いに感謝です






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カテゴリ:番外編
(続)キュボロ積木~ジジさんからのコメント~

キュボロ積木の記事にジジさんからコメント頂きました。

私も「良い玩具は子どもの成長や発達を促す…」と

ある一面を書いたものの、本当のところはジジさんが言われ

ているところを一番書きたいと思っていました。

ありがたいコメントです!!

ぜひ、皆さんにも考えて頂きたい問題です。




「キュボロ」は大人も子どもも、共に楽しめるおもちゃですね。解説には「三次元の構成力や集中力が自然と養われていきます」と書かれています。
「世代を超えて楽しめるので大人にも愛好家が多く、ビー玉の走行時間などを競うコンクールもあります」とも書かれています。
ある日を境にして、キュボロの問い合わせが多くなったので、?と思っていたら、「将棋の藤井4段が子どものころにあそんでいたらしい・・・」ということでした。
動機はともかくとして、「キュボロであそばせたら、藤井4段のように頭が良くなるかもしれない・・・」と期待しているとしたら、「子どもとは何か?」について考える良い機会かもしれません。
ここのところをママたちも、一緒に考えて欲しいと思います。
レオさんの感想では「良質のおもちゃと向き合うことは、子どもの発達や成長を促してくれるなぁ~」ということでした。
率直な感想だと思いますし、ジジもそう思います。
ただあえて、問題提起をしてみます。
「良質の大人と向き合うことは、子どもの発達や成長を促してくれる・・」
いかがでしょう?
もう少し短絡的に「子どもの発達や成長を促すのは、良質のおもちゃなのか?
良質の大人なのか?」
ジジがこの20年間にリボンクラブから学んだことは、どちらかというと「子どもの発達や成長を促すのは、良質の大人・・・」という印象です。
では、「良質の大人?」とは、どのような大人なのでしょう?
この質問に答えられる人は少ないかもしれませんね。ジジも分かりません。
ただ、
「子どもの今ここ」を信じて、子どもを見守ることのできる大人は、子どもにとっては「良質の大人」なのかもしれない・・という印象を持っています。
「子どもを見守る」とは、「ただ・・離れて見ている」と言うことではないのですが、おおむね「子どもの日々の成長を感じているとしたら・・」見守っていると言えるのかも知れません。

かって「知育玩具」という言葉がありました。これはおもちゃ屋さんにも責任があるように思いますが、「知育玩具であそばせるとIQが伸びる」という図式でした。早期教育の塾では積極的に宣伝していたように思います。
本来IQとは、人間が生まれながらに持っている能力で、フランスのビネーが何らかの理由で学力に後れをきたしている子どもたちをサポートするために、フランス政府から依頼されて作ったと言われています。医学的にサポートしようと思ったのでしょう。
ですからビネーは、通常の子どもに当てはめることを禁じたようです。
スタンフォード大学のパーマン教授は、これを改良し、さまざまな民族のIQを測り、労働政策に利用しました。日本で言えば戦前のことですが・・・。
これはこれでさまざまな問題があったようですが、パーマン教授は裁判で自分の間違いを認めたということです。
戦後だと思いますが、IQと言う概念が独り歩きし、教育によってIQを高めることができる、と言う概念が生まれました。
ジジの推測では、そのころ台頭していたラベル・スキナーの行動主義心理学の
考え方とごっちゃになってしまったのではないかと思っています。
いづれにしても「IQ神話」が生まれ、「赤ちゃんを賢くする方法」についてあれこれのメソッドがでてきたことは、記憶に新しいと思います。
「知育玩具」という言葉も、こうした影響かも知れませんね。
スキナーの行動主義心理学では、生まれたばかりの赤ちゃんの能は「0の状態」
つまり白紙の状態ということが前提でした。
でも現在の心理学者では、これらの前提を支持する研究者はいないということです。
赤ちゃんの「素質と環境の相互作用」から、さまざまな能力が生まれると考えられています。
では「赤ちゃんの素質とは何か?」
ここのところが赤ちゃん学会の先生(教授)たちによって、あれこれ調べられています。
そして赤ちゃんは、さまざまな能力を持って生まれていることが報告されてきていますが、おおむね「赤ちゃんは行動しながら考える」ようです。
赤ちゃんは能動的存在であって、受動的ではないということですね。
「今ここ」という概念は「赤ちゃんや子どもの能動性に耳を傾けよう」という意味もあります。
そして、子どもの能動性は「気まぐれにできているのではない」ということは確かですよ。




キュボロの記事を書きながら本当はジジさんが言いたい

ことを付け加えたかったのですが、言葉を選らんでいるうちに

良い一面だけを書くことになってしまいました

「キュボロで遊んだら藤井君みたいになれる?」

「ブロックで遊んだらIQがあがる?」等・・・

ある側面は間違ってはいないのかもしれません。

「あそびのアトリエ」の活動自体も、良質のおもちゃで

遊ぶことを大切な柱にしていますが、何か違う・・・と

いう違和感を払拭できない自分がいます。

子どもの遊びの空間に、大人の干渉が入らない時代

は良かったのかもしれませんが、現代の不安定な

社会状況や少子化の影響で、大人は子どもの遊びに

首を突っ込んで、あーだこーだと干渉したり、消費の

ターゲットにされたりする時代だからこそ、

もう一度冷静に考える必要があると感じています。

子どもとかかわる大人は、何が良い悪いではなく

まずは「今ここ」「赤ちゃんや子どもの能動性に耳を

傾けること」
を大事にしていきたいものですね。








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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
キュボロ積木

将棋の藤井君が遊んでいたという「キュボロ積木」

最近人気で、お店ですぐに買えずに1年待ちだとか💦

あそびのアトリエの子ども達もよく遊んでいます。



ビー玉の道をつなげたり、穴から落したり、見えない道を

つなぎ合わせて・・・

積木の中の道を通って外に出てくるときもあれば、出て

こなときもあります。


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「あれ???」と言ってやり直したり

上手くいったときは「見て!見て!」と大はしゃぎしたり

試行錯誤しながら黙々とつなぎ合わせたり

積木の取り合いでけんかになったり

お友達と一緒に共同でつなぎ合わせたり・・・

使い方はその時に応じてみんなそれぞれです。

良質のおもちゃと向き合うことは、子どもの発達や

成長を促してくれるなぁと感じます。

マイコさんの興味深い記事を紹介します。↓

「STEM分野での活躍に繋がる空間認識力は工作など『組み立て体験』を通して高められる」を示す研究まとめ







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カテゴリ:積木
ヘラクレスオオカブト

5歳の〇君が作ったヘラクレスオオカブト↓

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ヘラクレスオオカブト(〇君)対クワガタ(レオ)対戦↓

〇君が作ったヘラクレスオオカブトがクワガタを
持ち上げてます💦

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3歳の☆君と果樹園ゲーム↓

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〇君は今月から新しくリボンクラブのお友達に

なりました!

ボードゲームや工作!何でもやってみたい意欲的な

〇君です。

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カテゴリ:描画・工作活動
子どもが自由に活動できる環境を~

1歳7か月の〇君

たくさんあるおもちゃの中から選び出し

大玉のひも通しをやっています↓
(最近できるようになりました)

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小さなビーズもスムーズに棒にさせます↓

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〇君は手先が器用で集中力もあり、身体能力も優れて

います。お兄ちゃんの真似をしてロフトベッドに一人で

上りぬいぐるみを落としたりします。(周囲はヒヤヒヤ💦)

家では三重ロックのドアの開け方を覚え、一人で外に出て

しまうのだとか…ママは目が離せない一番大変な時期です。

この時期は危険と隣り合わせで、理想としてはできるだけ

安全な場所で自由に行動をさせてあげつつも、思いも

よらない事故から子どもを守らなければいけません。

私も1歳児さんを「元気な探検家」と名付けていますが

毎日の生活を考えると大変ですよね💦

親は体力勝負

この年齢の自発的な動きは、後々の運動神経や危機

回避能力とも関連してくるのではないかと思っています。

大人は子どもの安全を確保しながらも欲求を満たして

あげる環境を準備したり、工夫したりすることは大切なこと

ではないかと感じています。でもママも無理し過ぎないように

周囲の人に協力をしてもらえる環境があるといいですが

そうでない場合もありますよね。


話は飛躍しますが、選挙で各党が子育て支援の仕組みや

制度を訴えていますが(勿論、それも大事だと思ています)、

でもそれ以上に地域社会の一人一人が子どもに対する寛容さ

が大切だなぁと感じる今日この頃です。



1年生のおにいちゃんにおんぶしてもらって

ご機嫌

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カテゴリ:元気な探検家 1歳児
イメージしたことを現実に実行する力

カプラの塔を作って、エレベーターで上り下りをして

いるところ↓5歳児さん

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ビルダーシステムでは、一番難しいクレーン車作りに

チャレンジ↓5歳児さん

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空き箱やストローで作った公園に

人が並んで待っています↓4歳児さん

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ブランコを苦戦して作りました。



ダイナミックなクモの巣屋敷↓4年生

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みんな動くと紐が絡まって大変!!(笑)→すぐに撤収


ネズミさんの公園↓1年生女の子

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あそびのアトリエで大切にしていることは、どの年齢の

子ども達も「自分がやってみたいことをやってみること」

を大事にしています。

子どもは疲れているとき、やってみたいことをやる

エネルギーがない場合もあります。そんな時はボーっと

する時間やお友達とじゃれ合って気を晴らしたりする

ことも必要な時間だと考えています。


関東に引っ越しをされたお母さんが言われた言葉が

心に引っかかっています。「幼児期に想像的な子に育って

欲しいと思って育てていたのですが、今はあまりにも忙し

すぎて時間がなく、想像的な子ではないんです…」と

お話をされました。

私が「ボーっとする時間ありますか?」と聞くと、「いいえ

ありません…」と即座に答えられました。

過剰に知識や技術を身に着けることばかりに目を向け

過ぎると、自分の頭の中で体験をつなげたり、考えを深め

たり、広げたりする経験が不足するのではないだろうか?

と危惧します。

上記の写真のように、子どもは遊びの中で自分が経験した

ことを頭の中で整理し、おもちゃちや何らかの素材を使って

表現します。

その時の子どもの様子は、主体的で、根気よく、よく考えて

取り組んでいます。

素晴らしいと思いませんか?

2歳児さんだって、自分の世界を物を使って再現します↓

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カテゴリ:描画・工作活動
指を使ってゴム鉄砲ができた!

武器大好きの年長さんの男の子達に、指を使って

ゴム鉄砲をやって見せると、「ぼくもやってみたい!」

と言って飛びついてきました。

いつも文句をブリブリ言う子ども達が、ゴム鉄砲を

練習するときばかりは、すごく熱心に取り組みます。

ゴムの扱いが上手く出来なかったり、先に飛ばなか

ったり四苦八苦しつつも、何度もチャレンジして

上手く飛ばせるようになりました。

ゴム鉄砲でカプラの塔を狙い撃ち↓

もちろん指でやるゴム鉄砲もチャレンジ

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指でやるゴム鉄砲ができるようになって

大はしゃぎしている子ども達

喜々とした表情が素敵でした。

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カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
子どもの失敗や負の経験から得るもの



マイコさんの記事

「自己肯定感や自信というのは、

暗闇の中を這いながら、

立ち上がる時に、培われる・・・」

と書かれてある文章にとても心を動かされ

ました。

その中で紹介されているTmakiさんのブログ

Follow your blissでは、失敗の経験に

ついて書かれている文章にもとても共感します。



親は子どもの失敗や負の経験を奪わず

子ども自身が解決し乗り越えていくものだと

いうことを、肝に銘じておきたいです。

その経験の中にこそ子どもの成長があるのだと

いうことを忘れないで・・・。


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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
ジジさんからのコメント紹介「自制心が育まれる小さな経験」

自制心が育まれる小さな経験の記事にあそびの心理研究所のジジさんからコメントを頂きました。ご紹介します。




ぼくは一人前・5歳児―自制心が育まれる小さな経験

素敵な見出しです。

「幼児教育とは何か?」と言うテーマに対して、ピンポイントに焦点が当てられているように思います。

> 2・3歳児の「欲しい」と言ってジタバタする自己主張。4・5歳児さんの「欲しいけれどジャンケンに負けたから我慢する」という自制心・・・どちらも大切な成長過程です。<

ジジもそう思います。

このような感情が成熟していくプロセスがどのようにして起こるのか?は不明ですが、おおむね4才を過ぎたころから、攻撃的な衝動が抑制されて、友愛的な行動ができるようになっていきます。

通常、攻撃性は生物にとっては必須の衝動で、身体の防衛や食餌のために発動される本能衝動と考えられています。

比べて友愛行動は、一部の鳥類の求愛ダンスや哺乳類の子育て行動に見られるということですが、ヒトの場合は赤ちゃんの時から丁寧に扱われた経験が、友愛行動を導くのかも知れませんね。

> 負けが2~3回続き、険悪な雰囲気に、~〇ちゃんの眼は涙でいっぱいになり、いつまでもゲームが始まりません <

なんだか見ていてセツナイ瞬間ですね。

それでも子どもたちは、こうした小さな経験を積み重ねながら、ジブンの中の攻撃衝動と新しく芽生えて来る友愛衝動に、折り合いをつけていくことを学んでいくのでしょう。

「あそびとは何か?」という問題について、攻撃性という本能衝動にコントロールされることなく、「好奇心」という比較的新しい衝動(系統発生)によってコントロールされる行動だそうです。

この、スイスの生物学者アイブル・アイベスフェルトの「あそび定義」は、衝撃的で面白いと思いますね。

ヒトに特徴的な、大脳新皮質とくに前頭葉の働きは「抑制機能」と言われていますが、あそぶ領域を広げることで発達してきたのかも知れませんね。

ホイジンガの「ホモ・ルーデンス」では、人類の様々な文化はあそびから始まったと書かれています。そして、アイベスフェルトは「哺乳類の育児行動」にその起源を求めています。

ヒトの赤ちゃんでは「いないいないばぁ~」の相互交流から始まって、ハイハイ期の知覚行動、視覚と手指を使った1歳児からの探索行動、2才からの表象行動、そして3歳でおおむねパーソナリティを形成します。ここで言うパーソナリティーとは「ジブンの型」です。精神分析学用語でいえば「内的表象」、ボールビーのアタッチメント理論では「ワーキングモデル」です。

4・5才になると、これらのワーキングモデルを形成した人たちが、互いに交流するわけですから「すったもんだのデキゴト」が起こるのは当然かもしれませんね。

そして、6歳以後になると協同する世界が開けています。

「なぜそのようになるのか?」

その理由はよく分からないのですが、アイベスフェルトの推測では、その群れの中に未来の配偶者がいる可能性が高いと言うことです。

子どもたちにとって「あそぶこと」は、なによりも大切なことのように改めて思いますね。

〇ちゃんも☆ちゃんも、レオさんに迷惑かけながらあそんでください。




ジジさんの言われるように、私の仕事は、子どもをお利口

さんにさせることではなく、子どもから迷惑をかけられる

ことだなぁと思います。

一人一人顔が違い、性格も違うように、一つ一つの出来事

に対応するマニュアルはなく、毎回子どもとの間で起こる

小さな出来事を、大人がどう捉え、かかわり、見守るのかは

たとえマニュアルがあったところで、子どもは一人一人違う

ので言葉で伝えることはできないなぁと感じています。

どんな小さな出来事であっても、負の感情や怒りの感情で

あっても、あそびのアトリエで起こる出来事は毎回、毎回

新鮮で私は宝物のように感じています。

大人として、子どもを危険から守る枠組みはしっかりと

持ちつつも、そこに大人の正義や思惑が入ってしまうと

無意識に子どもを操作してしまう危険性もあります。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
遊びの中での不安や葛藤

遊びは・・・

「子どもに喜びをもたらすもの」

「発達を促すもの」

「不安や葛藤を乗り越えるためのもの」

であると同時に、お友達との遊びの中では不安

や怒りや嫉妬等、心の葛藤を抱えることもあります。


もうすぐ3歳の〇ちゃんは、4歳のお姉さん2人と遊びたいの

ですが、なかなか輪に入れずに、ママとの間を行ったり来た

りしていました。お姉ちゃん達が作るハロウィンのマントと

帽子も同じように作って身に着けたい!

同じように遊びたいけど…硬い表情の〇ちゃん↓

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お姉ちゃん達のごっこ遊びがはじまると、3人の壁が

なくなり、みんなでワイワイ楽しそうに遊びだしました。

〇ちゃんは入るタイミングを狙っていたようです。

4歳の☆ちゃんが「イヤダ!イヤダ!」とリズムにのって

飛び跳ねて言い出すと、もうすぐ3歳の〇ちゃんもノリノリ

で跳びはね「イヤダ!イヤダ!」と大笑いしながら大合唱

何が嫌なのかわかりません~(笑)

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大学生になったり、小学生になったり、幼稚園に

なったり、お弁当をもってお泊りに出かけたり

大忙し!お弁当キレイにハンカチでつつめます↓

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学校ごっこでは◇ちゃんが「キャット&チョコレート」の

カードゲームを出してきて(お兄ちゃんが遊んでいたのを

覚えていて憧れがあるのでしょう)、どうやって遊ぶのかなぁ

と見ていると、1・2・3の数字をカードごとに分類して、何枚

あるかを数えていました。(4歳児さんの知識をフルに活用し

ています)その後はカードの字を読んでもらい、亡霊がでて

きたり、ナイフやフォークが飛んできたりする問題をどう解決

するかを考えて答えていました。

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最後に、◇ちゃんのお兄ちゃんが来てから4人で

「かいだんのうえのオバケゲーム」をやりました。

時には、お兄ちゃんがいると少し緊張感もあって

いい感じです。

オバケになると自分の駒の色がわからなくなるので

みんな大変です。もちろん3,4歳児さんは「見ないでね」

と約束をしても、とうてい我慢はできません💦

何度もオバケの下の自分の駒を確認しながらゲームを

しました。あと1年もすると自制心が芽生えてきて

しっかりゲームができるようになることでしょう!!

この時期は、この時期の遊びを楽しみたいと思います。

1年生のお兄ちゃんも小さい子特別ルールによく我慢が

できました。

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子どもは、小さな不安や葛藤を乗り越えつつ、少しずつ

お友達との関係を築いていく力を蓄えていきます。

ママ達は心配をし過ぎないように気を付けて下さいね。

子どもはママのあたたかな眼差しがあれば、ちゃんと

乗り越えていきますよ


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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
自制心が育まれる小さな経験

5歳の〇ちゃんはショッピングゲームが大好きで

4歳の☆ちゃんを説得しゲームをやることになりました。

喜び勇んで、はりきってはじめたものの・・・

動かすコマのキャラクターの取り合いになってしまい

5歳の〇ちゃんは「絶対にイヤダ!」と言い張り

4歳の☆ちゃんも「イヤダ」と言って、互いに一歩も譲り

ません。硬直状態が続く中、5歳の〇ちゃんが「ジャン

ケンをしよう」と提案し、4歳の☆ちゃんも「いいよ」と

承諾しジャンケンで決めることになりました。

しかし、〇ちゃんは見事にジャンケンに負けてしまい

ました。それでも諦めきれずに〇ちゃんは☆ちゃんに

もう一度ジャンケンを挑みますが、また負け、それが

2~3回続き、険悪な雰囲気に~💦〇ちゃんの目は

涙でいっぱいになり、いつまでもゲームが始まりません。

そこで私が「はじめに☆ちゃんが使って、次に〇ちゃんが

使って、時間を半分ずつにしたら?」と提案をしましたが

脚下、「じゃあ他のゲームにする?」それも脚下・・・

とうとう☆ちゃんが「じゃあいいよ」と〇ちゃんにキャラクタ

ーを譲りました。

しかし、それも気に入らない〇ちゃん。しばらく後向きに

なって沈黙が続きました。そして「私、こっちでいい」と言

って☆ちゃんにキャラクターを譲る決心がつきました。

私も、どうなることかと内心ハラハラしていましたが

〇ちゃんの苦渋の決断には驚きました。

その後は、2人ニコニコでゲームを楽しんでいました。

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私は〇ちゃんに、妥協策を提案したり、お姉ちゃん

だから頑張れるかな?と問いかけたりしながらも

こうしなさいということは言わず、2人のやりとりや

内側での葛藤する時間を見守っていました。

もちろん、〇ちゃんが奪い取ることも予測されまし

たが、それも大切な経験です。

〇ちゃんは葛藤の末に自分の意志で☆ちゃんに

キャラクターを貸せたことに、私は「〇ちゃん本当

によく頑張ったね」と言うと、〇ちゃんは少し照れくさ

そうにニッコリ微笑みました。

正しいことを大人が押し付けることは簡単なことですが

子ども自身が自分で考え判断することに大きな意味が

あります。たとえそれが間違っていたとしてもです。

いろんな状況はあるのですが、私の経験では、

大人が変に正義を押し付けない方が、子どもは

案外間違った判断をしないということです。

大人が正義を振りかざすほど反抗することも確か

です。もしくは、大人顔色ばかりを気にする子は

自分で考えたり、自分の意思を表現することが

できな場合もあります。

2,3歳さんの「欲しい!」と言ってジタバタする自己主張、

4、5歳さんの「欲しいけれどもジャンケンで負けたから我

慢する」という自制心、どちらも大切な成長過程です。

「ゆっくり しっかり まちがってもいい」という大らかな気持

ちで大人は見守ってあげたいものですね。


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カテゴリ:ぼくは1人前! 5歳児
秋の気配~リンゴやコスモス~

周辺の稲穂も色づき秋の気配を感じます。

今年は小さなリンゴがたくさんなってます!↓

もちろん、食べられますよ~

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こぼれ種から芽を出したコスモスも満開↓

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カテゴリ:あそびのアトリエの畑
ピエロック一座とプリンセス一座

近所の神社(長洲町)で地域おこしのお祭りがあり

その中で「ピエロツク一座」さんの操り人形劇の公演

があることを聞きつけ、年長さんの女の子達と

話し合い、きゅうきょ参加することにしました。

写真にはありませんが、神社の境内で青空の下

で繰り広げられる素朴な操り人形劇は、なんだか

ホッとする素敵な空間でした。

マイケルジャクソンやマドンナもいます!

バイオリンも弾けるんですよ~💓

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帰ってから、さっそく操り人形を作りました。

素敵なプリンセスを描いて操り人形に~↓

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プリンセス一座の公演です!!

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二人とも昨年観劇した「のらぺんぎんのぺんじろう」

もよく覚えていて「ぺんぎんの面白かったね~」

「お笑いのところとか!」等々、よく覚えているのに

こちらもビックリです!

きっとこの日の操り人形も子ども達の心に深く

残ることになるのでしょうね

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カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
敏感な子ども達の気持ちに寄り添う~

今年の夏に奈緒美先生を通じてお知り合いになった

マイコさんのブログをリンクさせてもらいました。
      ↓
   マイコー雑記

敏感さについて、ご自身の経験をもとにとても分かり

易く丁寧に広い視野で書かれています。

自分自身のモヤモヤした気持ちを言葉にしたり

意識できるだけでも日常に変化が生まれてきます。

ぜひ、読んでくださいね。



「敏感」という概念を知ったおかげで、私自身内面を深く

意識できるようにもなり、より子どもの不安や緊張、怒り

悲しみに共感できるようになりました。

例えば最近の小学2年生の☆君との出来事~

レオ(私)「そのゲームやりたくないな~」

☆君「レオ、負けるけんやりたくないとやろ?」

レオ「・・・ちがうよ。」

☆君「ウソだ!ウソだ!負けなくないんだ!」

という会話をしました。

実は、☆君は小学生になってからはゲームに参加しない

時期がしばらく続き、自分で持ってきたベイブレイドやカー

ドゲームに執着し、誘っても見向きもしませんでした。

幼稚園のときはいろんなボードゲームをやっていたのです

が、小学生に入ってからはやらなくなりました。

私の憶測ではありますが…

学校では、様々なことを大人から評価されたり、競わさ

れたり、点数をつけられたりすることが多くなるので

それを敏感に感じて「ここでまでやりたくない!」と

いう意思表示のように感じていたので、あそびのアト

リエでは無理強いはせずに、声を掛けたり、見守って

いました。

上記の会話は☆君の心を反映している言葉でもあり

ます。カードゲームという何でもない遊び1つをとって

みても☆君にとっては「負けるかもしれない」という

不安や葛藤で心が押しつぶされそうになるのでしょう。

私とそういう会話をした後に「オレはしない!」と

拒んでいたゲームに誘われていつの間にか参加して

いました。

☆君達がはまったカードゲーム↓

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あまりにも楽しすぎてエンドレスに!?

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敏感な子ども達への対応は、受け入れ過ぎても

いけないし、押し過ぎてもいけない・・・

安心できる場所で多少のプレッシャーを感じつつも

チャレンジする中で成長していくのだなぁと感じます。

そして感情が動くまでの時間を保障したり、様々な

気持ちを受け止め、共感する身近な人の存在もとても

重要になってくると思います。

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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
重力迷路ゲーム「グラビティ・メイズ」



ボールの通り道がふさがらないようにスタートとゴールを繋ぐ

タワーを配置するには? 立体的に考える重力迷路ゲーム。

「グラビティ・メイズ」

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        ↓

カードは使わずに自由に触ってみる年長さん達

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積木のキュボロまで難しくはありませんが…

とはいっても、中の道を考えてつなぎ合わせ

ないと途中でビー玉が止まってしまいます。





お家ではオセロゲームはやっているという年長さん達

お友達と対戦するのは少し抵抗があります。理由は…

文句は言えないし、ズルもできないし、八つ当たりも

できませんから💦


お友達とゲームをやることは、様々な心の葛藤を乗り

越えなければいけません。やりたい気持ちとやりたくない

気持ちの狭間を行きつ戻りつしながら、そこを乗り越えて

チャレンジしています!!


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カテゴリ:幼児から楽しめるゲーム
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