TOP2017年09月04日

「アタッチメント理論」と「ディスタンシング理論」

おひさまクラブで仲良しのお友達がお休みだと聞くと

2年生の〇君はすごく硬い表情になり「おれ、いやだ

行きたくない」と言い出しました。ママも困り顔・・・

私が「そうだね~どうしょうか?」と言っていると、

部屋の中から4年生の☆君ができきて「お!〇君」

ずぐ後から3年生の◇君が「〇君ベーブレイド持って

きた?」と〇君を迎え入れてくれました。

二人の子から声をかけてもらった〇君は、一変して

表情が和らぎすんなりママから離れて遊びだしました。
(1年前だったら泣き喚いていたところです💦)


小学生の子ども達にとって、お友達の力は絶大です。

しかし、不安の強い子は「お友達と上手く遊べるかな?」と

いろんなことを考え過ぎたり、「同じものを持っている」「同じ

話題を話せる」という共通の何かがあることで安心できる

ようです。



8月にあそびの心理研究所の学習会で「ディスタンシング理論」

という言葉を目にしました。

「アタッチメント理論」はママの安全基地が強調され、「ディスタ

ンシング理論」はママから離れた探求が強調
されているそうです。

今まで「アタッチメント」という言葉で、母子の愛着関係の大切さ

は強調してきましたが、ディスタンシング理論はそれと相反する

言葉の様にも聞こえますが、安定したアタッチメントが育まれて

いる赤ちゃんは、少しずつ親から離れで探索活動を開始し

そして身近な環境から様々なことを学んでいきます。

赤ちゃんの探究活動が格段に広がるとリスクテイキングが増し

ます。(リスクテイキングとは「危険と報酬の混在」のこと)


赤ちゃんのときに探索活動を十分に出来なかった子は

危険に遭遇していない代わりに、報酬もなかったと言え

るかもしれません。少し大きくなって過敏に怖がる子は、

気質的な要因もあるかもしれませんが、赤ちゃんの頃の

探索活動、リスクテイキングの不足も予想されます。


子育ての目標は、様々な通過点はあっても最終的に

は親から自立をすることです。

乳幼児期はママの安全基地に行きつ戻りつしながら

自分の周辺の探索し、学童期では心の安全基地を基盤

に、友達との関係を作っていく時期かもしれません。

安全基地から離れてリスクを抱えつつも、良い友達関係

を築くことは精神面の成長にも大きくかかわってくると

思います。

「アタッチメント理論」も「ディスタンシング理論」も乳幼児

期から形成され、その後、大きくなってからその影響を受

けると言われています。





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カテゴリ:子どものあそび心理研究所
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