TOP2017年08月04日

様々な失敗から学こと 2

お泊り会のでは、普段子ども達が家庭でやっている

ことを、自分が主体になって考えたり、行動したり

することを大切にしています。

例えば、お泊りの荷物は自分で準備をするとか、

遊びたくても、食事をするためには、我慢をして準備

をするとか・・・「ママのいないところで自由にできる!」

と思いきゃ、やらなければいけないことがたくさんある。

低学年の子ども達が見通しを持つには難しいかもしれ

ませんが、高学年になってくると、やらなければいけない

気持ちと、やりたくない気持ちの葛藤をかかえながら

自分を律して頑張ることができるかは大事なことです。

例えば、食事までは頑張って作り、夕食を終えた子ども達

食後にのんびりしているのですが、実はまだ食器洗いが

残っています。私が「食器洗い誰がする?終わらないと

プールにいけないよね。出来る人いるかな?」と尋ねると

反射的に「イヤだ!!」という子もいれば、しばらく葛藤し

ている子もいます(やらなければいけないことは分かって

いるけれど、やりたくないなぁという心の葛藤)。

いろんな段階の子ども達がいます。


今回の失敗あれこれのお話に戻ります。

失敗①

お金を子ども達に管理してもらい、会計の責任者から

「夕食材料代」「朝食材料代」「花火代」をそれぞれ受け

取った子ども達は、各グループごとに買う物を書き出し

お金を預かって近所のスーパーに買い出しに行きました。

夕食担当の4年の〇君「あれ!お金は?」

レオ「袋に入れたお金を渡されたでしょ?」

〇君「俺知らん」

会計責任者の4年の☆君「いや、俺渡したよ」


失敗②

「花火代」と「アイス代」を預かった3年の◇君と

2年の●君。

◇君「これは(預かったお金)自分の財布に入れる」

●君「それはダメばい」

レオ「自分の財布に入れたらわからなくなるよ」

結局。◇君は自分の我を通して財布に入れました。


花火を買う時は二人で意気揚々と、どれを買うかを

厳選して、予算の交渉もして上手くいきました。

その後、◇君が「アイスのお金がない!」と言って

大騒ぎ。●君が「◇君財布に入れてたやん!」

としっかり証言をします。◇君も慌てて探しましたが

見つかりませんでした。


失敗③

プールに着替えを持っていくのを忘れた△君

△君「あれ、着替えがない
  
  レオさんもう一回車みてきていい?」

レオ「いいよ。」

△君「・・・ない」

レオ「どうする。プールに入らないか?プールに入った後は

   バスタオルを巻いて帰る?」

△君「バスタオルを巻いて帰る!」



失敗④

携帯ゲームをママに内緒で持ってきていた〇君。

私は「〇〇禁止」ということにはしていませんが、

みんなで一緒に遊べないもの、お友達に貸せないもの

は持ってこないというルールにしています。

〇君はゲームをやりだすと、周囲が見えなくなり、自制心

がきかなくなります。夕食の準備ももままならない状況だっ

たので強制的に私がゲームを預かりました。

〇君はかなりの暴言を言い放しましたが、私もそれには

負けず、何度も衝突することとなりました。


どの失敗も、大人が管理していれば起こらないことです。

スムーズにプログラムを進めるためには、このような

問題が起こらないように大人が先回りをすることもで

きます。しかし、プログラムをスムーズに進めることが

目的ではないので私は敢えて、子ども達の失敗や葛藤

を大切にしたいと考えています。


1つ目の失敗から学ぶことは、携帯ゲームで頭が一杯の

〇君は、夕食担当になっても話し合いをする気なれず

夕食はバーベキューにすると決めたものの何を買うかを

書き出すこともなく、グズグズしていました。

もう一人の夕食担当の2年生の◎君も、その空気に

引っ張られます。

〇君「牛肉は予算が少ないからアメリカ産でいいやろ」

△君他「国産がいい!」

〇君「豚肉は買わない。生煮えだったらいやだから」

◆君「豚肉美味しいよ。ちゃんと焼けばいいやん」

みんなの意見を取り入れるのが難しい〇君

みんなの反論にますますやる気がなくなりました。

そういう事情もあって、〇君はやる気が萎えてお金の

ことがすっぽり抜けてしまったようでした。

気まずい雰囲気の中、会計係の◆君が予備のお金

を持ってきていたので、それを借りることにしました。


二つ目の失敗では、アイス代を失くしてしまった●君

ないないと大騒ぎして、俺は悪くないと言い張ってい

ましたが、ママが迎えに来て最後に冷静に財布を

探してみると、アイス代の1000円がみつかりました。

結局アイスは、会計係にお願いして予備費から出して

もらいました。


3つ目の失敗は、着替えを忘れたのは自分の責任

で、誰にも迷惑をかけることもなかったので、帰りに

本人は恥ずかしかったようですが、誰に文句を言う

こともなく、問題は解決しました。

着替えは部屋の片隅の転がっていました~💦


4つ目の失敗は、〇君は「レオさんは携帯ゲームを許し

てくれるだろう」という甘えがあったのでしょうが

そこは私も許可するわけにはいかないので

かなりもめました。何のためにお泊り会をしているの

か、私が携帯ゲームを禁止する理由も丁寧に話し

たつもりですが、今まであまり反抗することのなかった

〇君がかなり強く反抗をしてきました。

何度も、怒って、いじけて、立ち直って、を繰り返しまし

た。〇君は本来は優しい子でお友達のために、ししゃも

に串を刺して焼いてくれたり、翌日もみんなのために

残りのお肉を丁寧に焼いてくれたりしてくれました。

みんなから「ありがとう」と言われ、とても嬉しそう

な笑顔をしていました。

〇君は小さい頃、反抗が少なかったぶん、感情の

コントロールがまだ未熟なところがあります。

だから、手間暇かかりますが、ぶつかっていろんな

感情を経験して少しずつ自分の感情をコントロール

できる練習をすることはとても大事なことだと思って

います。

携帯ゲームに関しては、ただ禁止をするだけでも

ダメで、大人がどういうスタンスでいるのかは

とても大きな課題です。今回〇君ともめながら私

自身いろいろ考えさせられました。


怪我や事故に関しての細心の注意は必要ですが

子ども自身が「あ!しまった」と感じる失敗や

思い通りにならない気持ちや葛藤、人とぶつかること

くやしいと思う気持ち、様々な思いを抱えながら

みんなで食事を作ったり、遊んだりしながら過ごす

時間はとても貴重です。

記事では、失敗ばかり書き連ねましたが、その中でも

子ども達が、お金を管理できたこと、花火の担当の◇

君は花火に関してはとても責任をもってみんなに配分

してくれたこと、それぞれが自分のできることを

やろうとする気持ちはしっかり育ちつつあります。

私自身、子ども達ができることが増えてきているので

年々とお泊り会が楽になってきた面もあります。

その分、子ども達の心の動きをゆとりをもって見ること

ができるようになってきたのだと感じています。

子ども達は失敗を糧にしながら確実に成長しています

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カテゴリ:おひさまクラブ
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