TOP2016年01月

それぞれに~力を発揮する場

年長さん3人のリボンクラブの様子です。

あいさつをすると、それぞれにやりたいこと開始!

〇君は図鑑をみて、恐竜、ちょうちんアンコウなどを

厚紙等の道具を準備して制作活動↓

CIMG7019.jpg

☆ちゃんはバックを作りたいという希望だったので

巾着袋を縫っています↓

CIMG7020.jpg

◇君は「レオさんパソコンで〇〇の画像を探して!」

ということだったので一緒に探し

そのキャラクターの絵を模写しています。↓

CIMG7021.jpg

それぞれが自分で決めた目的に向って取り組み

根気よく集中している姿をみていると、年長さん

らしいなぁ~と感心してしまいます。


この場合の大人の役割は、子どもから発信された

ことに対して必要なことだけをお手伝いすること

(よけいなお節介は子どもの意欲を減退させます)

と注意が途切れそうになった子に対して声をかける

と、子どもは「あそっか!」という感じでまた

作業を継続することもよくあることです。この場合も

「最後までやりなさい!」と大人の価値観を押し付け

るよりも、「どうする?」と子どもに尋ねた方がいい

ようです。子どもはやりたくないのではなく、注意が

途切れているだけのときもあるので、大人の押し

付けがましい言い方に反発してやらなくなることも

あるからです。もちろん「やりたくなければ片付けを

して次回にしてもいいんだよ。」という大人のゆとりも

必要です。


何を作ったかとか、結果を重視するよりも、作る過程

の中で、目的を持って活動しているか?手はずを整え

ることができるか?手先を使っているか?よく考えて

いるか?よくみているか?人の話が聞けるか?

自分で解決できないときに誰かに助けを求めることが

できるか?等々・・・作業の過程でクリアーしなれれば

いけないことがたくさんあります。

そして、一番大切にしていることは、目にはみえない

「感情」です。イヤイヤやっている子は、すぐに文句

ばかり言ってきたり、表情が暗く目がうつろです。

イキイキと活動している子は体全体からみなぎる

エネルギーを感じます。

自分の目的に向けて邁進する力は、大人になって

からとても大切なことではないでしょうか?

この力は誰かが与えるものではなく、子ども自身の

中にあるものです。「遊び」はその力を最大限に

引き出してくれる魔法のような役割をもっている

のではないかと考えています。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:もうすぐ小学生 6歳児
「遊ぶことと現実」から遊びについて考えてみました。

ウイニコットの著書に「遊ぶことと現実」という興味深い本が

あります。ウイニコットは1896年にイギリス生まれ、精神分析

と児童精神医学の実践に努められた方です。

ウイニコットは「遊び」をとても大切に考えていて、著書の中

にも「遊び」につての重要性がいたるところに記されています。

「外側にあるものをコントロールするには、人はただ考えたり

望んだりするだけではなく、何かをする必要があり、何かをする

には時間を要する。遊ぶことはすることである。」


とウイニコットは言っていて、言葉の表現は難しいのですが

私なりに解釈をしてみると、幼児期は外側にあるものに対して

とても不安で怖いことだと強く感じています。

そのためにママにベッタリとくっついたり

すごくおりこうさんに振舞ったり

ママに意地悪を言ったり

弟や妹をいじめたり

過食になっったり、ひどい偏食になったり・・・

そうなってくると、子育ての中でいろんな問題がでて

きます。

大人は自分の感覚で「そんな些細なこと!」と思い

がちですが、子どもにしてみればとても重大な

危機的状況なのです。

想像もつかないような外側にあるものをコントロ

ールするなんて、小さな子どもにしてみれば、映画

にでてくる巨人やお化けが外の世界にはいるのかも

しれない・・・と感じているのかもしれません。

その不安や葛藤は大好きなママにしかぶつけられない

のでママも困ってしまうのではないでしょうか?

そんなとき「遊び」が大きな役割をはたしてくれます。


いろんな怖いことがおこっても現実の世界は何も

変わらない、同じであることが大事なことなのだそう

です。言葉や考えだけで大丈夫だということをイメージ

して実感できないのは幼児期の特徴でもあります。

子どもの遊びをよく見ていると「交通事故」「地震」「津波」

「戦争」など怖い遊びをすることがあります。

テレビや映画でみた強烈な場面が視覚イメージに残って

いるようにも感じますし、と同時にいろんな心の不安と

重り、何倍も不安になるのかもしれません。

それを乗り越えるために「遊び」が重要な役割をはたして

いるのだと思います。


例えば、ごっこ遊びの場面で、道路を繋げて途中を木で

封鎖し「誰も近寄らないで!」とバリケードを張って遊んで

いた子に、お友達が車で突進して道路を壊してしまうという

事件が起こりました。

壊された子は泣いて、怒って大パニック!!

しばらくして気持ちが落ち着いた頃に「もう一回作り直そう」

と声をかけ、一緒に道路を作りました。その過程の中で

その子は「壊れても大丈夫なんだ。簡単に作り直せるんだ」

ということを感じ取ったのだと思います。それ以後、その子

の精神面が大きく成長したのを感じました。


もう一つの印象的な例では、不安感の強い女の子が

リボンクラブで木工用ボンドをみつけて

「ママのおててをボンドでくっくけてやる!」と

しつこくママに絡んでいたので

「レオさんのおててをくっくけてみてよ」と誘ってみま

した。その子は怖々と私の手にボンドをつけました。

私がボンドの付いたところを指と指をくっくけて

「とれるなか?とれないかな?」と演技してみせると

その子はとても不安な顔で覗き込んでいました。

そして指と指がはずれたとき・・・満面の笑みを浮かべ

ていました。

よくよく話を聞いてみると、その子の幼稚園である子が

先生から「悪い子はおててをボンドでくっつけますよ」と

怒られる場面を見て、とても不安になっていたのだ

ということがわかりました。

大人のちょっとした言葉が、小さな子どもの心をどれほど

苦しめ不安にさせているのだろうと感じる経験でした。


不安や恐怖を避けて生きていくことはできないし

大人が細心の配慮をし、そういう感情に出会わないで

成長するのも問題があります。

大切なことは、その不安と向き合い乗り越えていくための

時間と遊びを保障することや大人のサポートが必要です。


不安や恐怖が強くなると、そのことに「感情」が囚われて

「思考」も停止してしまいます。

そうなると様々な問題にぶつかった時に本能的に対応

するか、大人の価値観に従って従順に対応するか

又は空想の世界に入りこんでしまうことにまります。

本能で対応する子は、徹底的に反抗したり、攻撃的に

なります。

大人の価値観で対応する子は、一見問題はないよう

にみえますが、いろんな問題をはらむことにまります。

この問題は虹色教室の奈緒美先生もブログに書かれています。

空想の世界に入り込む子は、現実の世界を遮断し

一人で本やゲームの世界に閉じこもってしまいます。

どれも自分を守るためにやっていることなので

それが悪いことだと批判をしているわけではなく、

ただ、子ども達が現実世界に入る移行期間がどう

あったらいいのだろうかと考えてしまうのです。

そして、その重要な時期の「遊び」がとても粗末に

扱われているという現実に大人はもっと危機感を感じ

目を向けるべきではないかと思っています。



にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:子どものあそび心理研究所
あかちゃんの個性

CIMG7022.jpg

里帰りであかちゃんクラブに参加してくれた

9か月の男の子と10カ月の女の子のあかちゃんです。

9か月の男の子は、好奇心旺盛でいろんなおもちゃに

対してすぐに反応しハイハイで突進していきます。

10カ月の女の子は、新しいおもちゃを目の前に差し出すと

じーっと観察してよく考えてから行動します。

このような個性の差は、持って生まれた遺伝子的な

ものと、出産後の環境の両者によってつくられていく

ものだといわれています。

生まれて数か月しかたっていないのに、このように

はっきりと個性の違いがあるのは不思議なことです。



2人が近づくと、10カ月の女の子が9か月の男の子の

髪の毛を引っ張るというハプニングが何度かありました。

10カ月の女の子は人に対興味があり、手を伸ばして

触ってみたいという衝動が強くあるようでした。

「なんでそんなことするの!」と不安になるママも多い

かと思います。このようなあかちゃん同士の接触は危なっ

かしく感じるかもしれませんが、小さなあかちゃんの力では

人を傷つける力はないので大きな心配はいりません。

髪を引っ張られた子は痛かったら泣いてママに助けを

求めますし、引っ張った子も相手が大声で泣けば手が

緩みます。あかちゃんが「痛い!」「困った!」「どうしよう」

という信号を発信した時にママがきちんと対応することが

重要なことです。

「痛かったね」と抱っこをして慰めたり

「お友達イタイイタイだよ。引っ張ったらダメだよ。」と

何十回も繰り返して声をかけることが大切です。

(しつこい説教はNGです。)


2人とも母子関係は良好で、母子の距離感はそれぞれ

違いますが上手く調整ができているように感じました。

今後は、充実した母子関係を基盤にして身体的にも

知的な面でも飛躍的に成長していくのでしょう。

その時に目には見えない「感情の発達」を視野に入れ

お母さんが安全基地となり、子どもを見守ったり、抱き

しめたり、なぐさめたり・・・個々の子どもの発達や個性に

合わせた対応を大切にして欲しいと思います。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:こんにちはあかちゃん0歳児
手で遊ぶ秘密の箱&ギアパズル

手の感覚だけで同じ形を見つけるおもちゃです。

上の面はチョークで描けるようになっています。

年少さんの子ども達もチャレンジ!!

CIMG7030.jpg

ギアパズルはギアが連動して動くのが面白く

たくさんはめ込んだり、2段に積んだりして

動かしてます!

CIMG7033.jpg

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:リボンクラブのおもちゃ
食紅入りおにぎり実験

おひさまクラブの小学生達には

準備や材料が必要なものがあるときには

企画書を書いてもらうようにしています。

「何がしたいのか?」

「どうしてしたいのか?(目的)」

「材料は何が必要なのか?」

「購入するのにお金はいくら必要なのか?」

「問題点は何か?」

わかる範囲で書いてもらっています。

落ち着きがなかったり、大人の言葉に耳をふさいで

いる子であっても、自分がやりたいことになると積極的

に考えたり、準備をしたり、時間がかかっても根気よく

やり遂げます。子どもの性格によって、大人の援助は

それぞれ違いますが、できるだけ自分たちでやれる

ようにお手伝いをしています。


今回は3年生の男の子が2週間前に食紅実験をした

後に「食紅を使ったおにぎりは食べられるのか?」という

ことを思いつき、この企画を計画・実行しました。

お米を洗い、お鍋でご飯を炊くところからはじめます。

少量の食紅を水で溶いてご飯に色をつけて

キャラクターおにぎりを作っています。↓

CIMG7035.jpg

それぞれ素敵なおにぎりができました。
CIMG7038.jpg
CIMG7036.jpg
CIMG7037.jpg
CIMG7039.jpg
CIMG7041.jpg
CIMG7042.jpg

ご飯を炊く間にいろんな話をします。

「食紅は何でできているのか?」

「食べてもいいものなのか?」

「害はないのか?」等をネットで調べたり

「どんなものに食紅は使われているのか?」等を

考えたりしました。

調査には6年生の女の子達も積極的に参加して

くれました。

わかったことは、色の原料は、石油・昆虫・植物

からできているものがあり、石油系は発がん性があり

他のものもたくさん食べすぎると身体に害を及ぼす

ということがわかりました。

・・・ということで食紅はほんの少しだけしか使わずに

のりやチーズを使ってデコレーションしました。

アメやかまぼこやハム等、普段自分が食べているものに

対して意識するいい機会になったかもしれません。

せっかく作ったおにぎり作品も、お腹の中にペロリと入って

おしまいです~(笑)




おにぎり実験には途中から参加する子もいるし

全く参加しない子もいます。

参加しない子はしない子でしっかりやりたいことが

あります。

「お絵描き教室」だそうです。↓

CIMG7034.jpg

こちらは、1,2年生の男の子3人でイメージがふくらみ

2年生は校長先生と教頭先生、生徒は1年生と

お姉ちゃん(娘)4人で物語が進んでいきます。

生徒が描いたお絵描きの展示会があったり、ときどき算数の

宿題がでてお母さん(レオ)に〇付けをお願いされます。

「お母さんはおにぎり作りで忙しくて〇付けができません」

というと「わかりましたじゃあ学校で〇つけしますね」という

ことになったりします。

校長先生と教頭先生はとても忙しそうだったので・・・

「いつもお世話になっています」といって

私が海苔巻おにぎりを差し入れすると

「ありがとうございました」ととても嬉しそうでした。

お絵描き教室ごっこでは、空想と現実の世界を行き

来きしながらイキイキと遊ぶ子ども達の姿が伺われ

ます。

この子達はこの子達で「おにぎり作り」に参加しな

くても、ごっこ遊びの中でしっかりと経験を重ねる

ことの方が大切だと思っています。


10人が10人同じことをやることは、学校や習い事

で嫌と言うほど経験している子ども達。

せめて、あそびのアトリエでは、それぞれがやりたい

ことをイキイキとやれる場をたくさん作り、見守って

あげたいと思っています。

もちろん、見た目は雑然として何をしているのやら?

わかりにくいかと思いますが、子どもの「感情発達」

が見えてくると、大人の視点やかかわりは大きく違って

くるのだと考えています。


只今、「大人の勉強会」の企画を思案中です。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:食について
雪・雪・雪

日曜日は1日雪が降ったり止んだり・・・

気温が低いために雪が積もっていく様子もみれて

寒かったけど、良い1日でした。

小さな雪だるまをつくりました↓

CIMG7045.jpg

子ども達はきっと大喜びだろうな~と思いながら

私も作ってみました。


受験生の息子は、雪が降ってテンションが上がったのか?

お友達と近所の温泉に行くと言って、歩いて行ってしまい

ました・・・。

親としては「え~っ!二次試験まで一ヶ月くらいしかない

のに大丈夫?風邪ひいて寝込むかもね・・・いいや、滑って

転んで骨折して入院かもね~」と意地悪言って送り出し

ました。(笑)

夕方、吹雪の中帰宅した息子は「俺、雪の日に二度と外出

せんよ~だって俺と〇君が信号渡りよったら、車がスリップ

して俺達の後ろで電柱にぶつかったけん!危なかった~

おまけに、温泉は雪が降りよるけん露天風呂には入れん

し~」ということでした。


親がどんなに口で言うよりも、本人が経験しないと実感

できないことは多いものです。

子どもが大きくなっても同じで・・・私自身もあそびの

アトリエで学んでいることを日々実践中です。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:番外編
ことばの個人差

2歳半の☆君と〇ちゃんの遊びの様子です。

手首、指先を使うおもちゃで遊んでいます。

CIMG7011.jpg

動物の大型絵本に囲まれて動物探しをしてます。

CIMG7013.jpg

ベビーカーに人形を乗せてお買い物へ~

CIMG7018.jpg

2人とも、しっかりとよく遊べる子ども達で

理解言語もとても多いです。

言葉に関しては、発音がはっきりしなかったり、文章で

話そうとするので宇宙人語になってしまったり、言葉

だけでのコミニュケーションが難しい時もあります。

言語の発達をみるときに、語彙の数だけでみるのでは

なく、その子の遊びや非言語でのコミニケーション力や

感情面、運動面など多角的にみる必要があります。

2人の場合は、その他の発達は順調なので

大きな問題ないと思っています。

発音の問題は、身体的な問題もあり時間がかかる

ことがありますが、今まで私がかかわった子どもさん

の場合は時間が解決してくれました。

大事なことは子ども自身がコンプレックススを持たない

ようにするために、親が心配し過ぎたり、口うるさく注意

しない方がいいと思っています。

健康な子は、自分で修復する力が備わっていて

年長さんくらいになると、自分で修正を試みるように

なってくるようです。

宇宙人語を話す子は、生態的に言葉を文章でとらえ

やすい聴覚(脳)を持っているのかもしれませんし、

そういう子の場合、たまたま赤ちゃんの頃に単語で

の話しかけが少ないという環境的な原因もあるかも

しれません。どちらにしても、そういう子の場合は

大人が単語でわかり易く話しかけることが大切です。

一つ一つの単語に意味があることを理解できると

もともと得意だった文章でのお話がますます上手く

なっていくようです。

2歳を過ぎると、ことばに個人差がみえてきますが

親は他のこと比べずに、不安にならず、又は無関心に

なることでもなく、大きな視野で多角的な視点をもち、

子どものペースに合わせて細やかなかかわりを大切

にすることが大事だと思っています。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:乳幼児のことばについて
はじめてのリボンクラブ

あかちゃんクラブからリボンクラブに仲間入りした

〇ちゃん1歳です。

少し緊張しつつも、一人で椅子に座り、机の上の

リグノに夢中です。

「入れる→出す」を繰り返しています。↓

CIMG7008.jpg

小さなビーズは小口のビンに一つずつ入れていきます。

左右の手を交互に使い指先もよく動いてます。↓

CIMG7009.jpg


ママのお話では「家ではママにべったりして一人遊び

をしてくれないで心配で・・・」とのことでした。


リボンクラブでの様子は、ママは椅子に座り〇ちゃんを

見守っているだけで、〇ちゃんは一人で椅子に座って遊が

できます。(見守られてひとりでいる能力)

しばらくすると、立ち上がってウロウロしておもちゃをひっぱり

出していました。(探索活動)

お友達の様子もよーく観察して接近していく様子も

うかがわれ、手にしたボールをママに手渡しに行ったり

私が「〇ちゃんレオさんにもちょうだい」というと、私にも

ボールを手渡してくれました。(コミニュケーション力)

その他にも、チェーリングのネックレスを首にかける

はずすを繰り返したり、蓋を開ける閉めるを繰り返して

いました。(自分の手・身体・指先を使って、物の関係性

を探索)


〇ちゃんの様子をみていると、ウイニコットやボウルビィや

遠藤先生の言葉が頭に浮かんできます。

「ママに見守られて、ひとりで遊ぶことの大切さ」

「ママという安全基地で探索することの大切さ」

何気ない日常の光景ではありますが、何らかの原因で

上手く機能しない場合、大人がその子に合わせて調整を

してあげなければいけません。上手く機能している親子も

「大丈夫なんだ」という安心感をもって子育てをして欲しいと

思っています。

リボンクラブにあかちゃんから来る意味は大きいと思って

います。そして、その大切な時期に関わる責任を改めて

感じています。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:元気な探検家 1歳児
新しいおもちゃ紹介

国際臨床保育研究所のおもちゃを数点購入しました。

同じ形はどれかな?(視覚)

CIMG7004.jpg

手で触れてどんな形かわるかな?(触覚)

CIMG7005.jpg

ロックボックス10個の鍵が開けられるかな?(思考力)

CIMG7007.jpg

いろんな形をなぞれるかな?(手首、指先の微細運動)

CIMG7011.jpg

家庭で購入するには少々高価なおもちゃなので

あそびのアトリエに来た時に活用して頂くといい

かなぁと思い購入しました。

どれも、それぞれの感覚器官を刺激してくれる物で

素材もしっかりしています。


下記は虹色教室の奈緒美先生の記事です。
とても考えさせられる内容なのでぜひお読みください。




『モチベーション3・0』ダニエル・ピンク著 
に、こんな実験が載っていました。

マーク・レッパーとデイビィット・グリーンという心理学者が、
幼稚園児を数日間にわたって観察し、
「自由遊び」の時間に絵を描いて過す子たちを見つけました。
次に、この子どもたちが楽しんでいる活動に対して、
報酬を与えた場合の影響を調べる実験を考案しました。

子どもを3つのグループ

★「賞がもらえることがわかっているグループ」(賞をもらえることを告げられており、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)

★「賞をもらえることを知らないグループ」(賞をもらえることを知らされていないが、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)

★「何ももらえないグループ」

それから、2週間後の自由時間に、幼稚園の先生は紙とフエルトペンを用意しました。
研究者たちが観察していると、「何ももらえないグループ」と「賞をもらえることを知らないグループ」は、
実験前と同じくらい熱心に絵を描いていました。


ところが、「賞がもらえることがわかっているグループ」(賞をもらえることを告げられており、終了後、青いリボンのついた賞状をもらえる)は、
実験前より絵に対する興味を大幅に失っていて、絵を描く時間も少なくなっていました。

これは、
報酬が、興味深い仕事を、決まりきった退屈な仕事に変えてしまうため
だと考えられています。
<ソーヤ効果>と呼ばれたりしています。

報酬があることで、内発的動機づけが下がるのです。

遊びが仕事に変わってしまうこともあるのです。
何の見返りも期待せずに、「やりたい気持ち」「好奇心」「やり遂げたことへの感動」から、何かをするとき、
人は、すればするほど意欲が湧いてきます。

しかし、「交換条件つきの報酬」は、自律性を失わせ、
モチベーションのバケツに穴があき、活動の喜びが漏れてしまうのです。

社会人となった大人の場合、やる気がない状態で、報酬のために働くことも
大事でしょうが、
子どもの場合、せっかく生まれ持った「自分で自律的にやる気を感じて物事をしよう」という気もちを、わざわざ低下させる必要はないですよね。

今の時代、通信教材にも、習い事にも、内発的動機づけを低下させる
釣りエサのようなものがたくさん用意されています。
小学校低学年の極端なやる気のなさや、中学生の英語嫌いともつながっているようで
注意が必要だと感じています。

『モチベーション3.0』によると、
具体的な条件つきの報酬は、内的動機づけや創造性を弱めることが多いけれど、
あまり影響を与えない仕事もあるようです。

激しい情熱を呼び起こしたり、深い思考を必要としない作業です。
この場合は、アメが問題にならないどころか、
功を奏する可能性があるそうです。

おそらく音読カードとか、そろばんなどには有効なのだろうと思います。
芸術家たちを調査したときも、注文作品は自主的な作品と比べて、
創造的な面でははるかに劣るけれど、技術面の評価では
両者にちがいはなかったそうです。
長期間にわたって実施された調査では、外的な報酬への関心が、
芸術家としての最終的な成功を妨げるおそれがあるとわかったそうです。

話を戻して、

型通り決まった仕事には、次の3つが、
その取り組み方のヒントなのだそうです。

★その作業が必要だという論理的な根拠をしるす。
★その作業は退屈であると認める。
★参加者のやり方を尊重する。


一方、ひとつひとつの指示を受けて、そのとおりにこなす以上の、
高度な内容が要求される仕事には、
報酬はいっそうの危険が伴うそうです。

虹色教室でも、創造的に深く考える、
好奇心を持って根気よく取り組む、
学ぶことを心から楽しむ
といった特徴をしるす子というのは、
報酬をともなうような学習法と、ほとんど関わりなく生活している子たちです。

うちの子も、大きくなるにつれて、勉強が好きになってきましたが、
幼い頃から、
学ぶことは、自分の気持ちや好奇心を満たすことに直結していて、
ごほうびでつって何かさせるようなことはありませんでした。
ただ、がんばったときに、
お祝いするような形で、何かをしてあげたことはちょくちょく
ありました。
報酬が悪いというより、
目的が報酬になって、それ自体のおもしろさが色あせると
よくないのかな?
と感じています。
報酬を得ない部分への「研究したい」「より知りたい」といった願望は
弱まるように見えます。

私は報酬で子どもに学ばせるより、子どもが好奇心を抱いたことや、
発見したことに、大人が強い関心を寄せ、
子どもの能力を信頼し、よりそれを発展させる手立てをしるしてあげることが大事だと思っています。
子どもは学ぶこと自体に強い愛情を感じます。テストの結果などとは
関係なくても。

「交換条件つき」報酬やその他の外的な報酬は、危険な副作用を
引き起こす可能性があるとされています。
ロシアの経済学者アントン・スボロフは、
「一度交換条件つきの報酬が与えられたら、似たような仕事に
直面したとき、
(従業員、生徒、子ども)側は、再びそれを期待し、(雇い主、教師、親)側は繰り返しそれを利用せざるえなくなる。
この点において、報酬には(麻薬のような)依存性がある」と説明しています。
また報酬への依存は意思決定をゆがめます。

鼻先にぶらさげられたニンジンは、どんな状況においても
悪影響をおよぼすわけではありません。
ただ、短絡的なものの見方を生む短期思考につながるようです。

報酬は思考の幅を狭める傾向があるのです。

さらに外発的動機づけ(具体的な交換条件つきの動機づけ)も
思考を萎縮させるおそれがあります。
遠くにあるものが目にはいらなくなり、
すぐ目の前にあるものしか見えなくなるからです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
幼児期は、
<自律性>
<熟達>
<目的>
からなる内発的動機づけが
何より大事だな~と実感しています。

モンテッソーリが幼児の秘密として発見したことは、
幼児が絶え間なくこの<自律性><熟達><目的>を目指して
自分から外界に働き続けていく事実だったのです。

一方、発達障害のある子たちにとっては、報酬をはっきりしるして、
しつけや学習をさせることが大事な場合があるのも、
事実だと思います。
ただ、私が発達障害のある子たちと接していて感じるのは、
必ずしも、アメとバツだけが有効な子たちではないということです。
他人に認められること、自力でやり遂げることなどを通して、
報酬なしでも、自己コントロールを学んでいく子は多いのです。




「私は報酬で子どもに学ばせるより、子どもが好奇心を抱いたことや、
発見したことに、大人が強い関心を寄せ、
子どもの能力を信頼し、よりそれを発展させる手立てをしるしてあげることが大事だと思っています。
子どもは学ぶこと自体に強い愛情を感じます。テストの結果などとは
関係なくても。」という奈緒美先生の姿勢に共感します!

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:リボンクラブのおもちゃ
ジジさんからのコメントより〜

「積木から広がり、つながる世界」の記事でジジさんから
コメントを頂きました。
丁寧に解説をしてもらっているのでぜひお読み下さい。

子どもたちは、自分の体験や夢をおもちゃを使って生き生きと表現し、それらをおもちゃをつなげることでコミニュケーションしています。 ウィニコットの言葉が浮かんできます。 「個人はあそぶことにおいて創造的になり、創造的である場合にのみ、自己を発見する」 「あそぶことにおいてのみ、コミニュケーション可能である」 子どものあそびをこのように捕えることができて、うれしいです。「創造的である場合にのみ、自己を発見する」この文脈での「自己とは?」ウィニコットの言葉で「本当の自己」を指しているのでしょうね。 おおよそ0~9歳までの子ども期の仕事は「本当の自己」を構築していく、もしくは発見することかも知れません。 対社会的な勉強は、それからでも遅くないように思います。 「自己」という言葉は解釈がむつかしいところがありますから、自己=アイデンティテー、自己=私らしさ、として捕えてみます。 アイデンティテーという言葉の意味は、何時でも、何処でも、環境の変化が有っても、一貫して維持されるこころのしなやかさのようなものだと言われています。 例えばジジは、子どものころから根が臆病ですから、お化け屋敷に入ると「このまま元に戻れなくなるのではないか?」と妄想して、日常のアイデンティテーがぐらぐらしてしまいます。出口からでられてやっと正気になれたようでホッとしますもんね。 日常には、お化け屋敷のような環境はそれほどないのかも知れませんが、やくざに絡まれたり、いじめを受けたり、シカトされたりすると、アイデンティテーはなかなか形成されません。現実を見る力がなくなって、さまざまに妄想してしまいます。そういった意味では、子どもの周辺に「見えないお化け屋敷」は意外とあるのかも知れません。 さて、自己=私らしさから見て見ますね。私らしさの基盤は身体に付随していると考えられます。顔かたちや指紋に至るまで一人ひとり違いますから、もし「本当の私らしさ」があるとしたら、世界に一つしかないのかも知れません。 赤ちゃんがこの世に生まれてきて「しなければならない仕事」があるとしたら、私の身体から生み出された「私のこころ」を発見することかも知れませんね。 私らしさとは、私が作った物語でもありますから、赤ちゃんから初めても、一通りの筋書きができるまでに10年くらいかかるのではないかと思います。 さて、ウィニコットの「・・・創造的である場合にのみ自己を発見する」という言葉に戻ります。 「創造的」という言葉の対比として「妄想的」ということば使ってみると、「妄想的である場合は自己を発見できない」となります。 ウィニコットの言葉に「偽りの自己」というのがありましたね。妄想によって紡がれたもの、これが偽りの自己かも知れませんね。 妄想とは感覚によって知覚されたものではなく、感覚以外に何らかの感情が伴って「知覚されているように感じられるもの」かも知れません。 被害妄想という言葉がありますが、これは「必要以上に心配してしまうこと」とという意味で使われます。 さて、今回のブログでは3人の年長児が、積み木を使って体験したことを再現しています。一人でしているのではなく3人でしているところが面色いですね。おそらく、言葉だけではなく互いの気持ちでもコミュニケーションしているのだと思います。でないと調和したものはできないでしょうし、持続した時間を共有することもできないでしょうから・・・。 このあそびの世界には、互いの能力の比較や、将来に対しての義務もありません。そして、社会的な善悪の規範や、立場の上下もありません。面白そうだからあそんでいるだけです。仮にそういったものが入ってきたとしてもやめれば良いだけです。そこにはあそびを支えている自由があります。 こういった世界には「妄想が入り込む余地」はないのかも知れませんね。 「妄想」という言葉に同期するように「空想」という言葉があります。「ボクは鳥になって空を飛んでみたい」というのは空想ですね。子どものあそびの世界には空想があります。空想は想像の母と言ってもいいかもしれませんし、想像は創造への道という言い方もできます。 もう一つ「空想は逃避への窓口」という言い方もできます。 これを「良い空想」と「悪い空想」と分けてみると、良い空想には肯定的な感情が流れているのに対して、悪い空想には否定的な感情が潜んでいるのかも知れませんね。 今年の初めのブログに「感情について」書かれていました。感情教育という言葉は日常に聞くことは少ないのですが、もっとも大切なことかも知れません。 フロイトが全集の後付で(何巻か忘れましたが) 「自分は一人の町医者に過ぎないのだが、自分の業績を教育に生かしてもらえるなら、こんなに嬉しいことはない」と書いていました。 この精神分析学を教育に取り入れたのが、サマーヒル学校のアレキサンドル・ニールです。このことは前に話したと思います。 昨年、遠藤利彦先生に来ていただいて、ボールビーのアタッチメント理論について、直接にお話ししていただいたことは、荒尾リボンクラブにとっても大きな転換点になるかもしれませんね。 1938年ころだと言われていますが、ウィニコットが「一人の赤ん坊はいない」と気づいたと書かれています。 1950年ころにボールビーは「それまでは、親が子どもを迫害している」という前提がなかったと言っています。 そして1970年ころだと思いますが、R.D.レインが「自己と他者」の中で「一人の人間はいない」と言っています。 ここでは、アイデンティテーは一人で築かれるものではなく、他者によって補完されると書かれています。 ここには「女性は、子どもがいなくては母親になれない、ジブンに母親のアイデンティテーを与えるためには、子どもを必要とする・・・・・・。乳房を求める赤ん坊の要求と、赤ん坊を求める乳房の要求とが共存している。赤ん坊は母親から受け取るし、母親は赤ん坊から受け取る。幸せな乳房とは、与えることができるとともに、受け取ることができる乳房である」と書かれています。 リボンクラブもそんな風になれるといいですね。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:子どものあそび心理研究所
感情や思考を育む会話

わくわくドキドキドライアイス実験↓

CIMG6998.jpg

はじめに、ドライアイスは直接触れると火傷を

するので危険なことをしっかり伝えてから

いろんな質問をしてみます。

「火傷ってどんなときにする?」

「冷たくても火傷するの?」

「どうしてお水を入れたら煙がでるの?」等々

子ども達は、自分が体験したことやテレビでみた

知識、又は予測をたて真剣にお話をしてくれます。


実験をやりながら、視覚・聴覚・触覚・臭覚一つ一つ

に対して質問をしてみると、子どもは一つの感覚に

集中します。

視覚→「シャボン玉に虹が見える」
  
    「コップの中で泡がでている」

聴覚→「ブクブクと音がしている」「音が大きくなった」

触覚→「泡が冷たい」


この時、会話の中で新しい視点を持っことができたり、

いろんな感覚器官ででじっくり感じたり、考えるきっかけ

になればいいので、正しい正解が目的ではありません。

CIMG6999.jpg


子どもが自分の気持ちや感情を言葉にするのは

難しく時間がかかりますが、上記のように特別に

実験をしなくても、日常の会話の中でもできます。


例えば、子どもがお外に行きたいと言ったときに

大人はイエスかノーかでこたえていないでしょうか?

子「お外に行きたい」

親「どうして行きたいの?」

子「すべり台したい」

親「すべり台はどこにあるかな?」

子「●●公園」

親「そうなんだね」

このような丁寧な会話は感情を育てる上でも、

思考力をを育てる上でも、とても大事なことなの

だそうです。


にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:ぼくは1人前! 5歳児
積木から広がり、つながる世界

ゲームを楽しんでいる2人を横目に一人熱心に積木で

遊ぶ☆君(年長)とても充実している感じです↓

CIMG6990.jpg

私がいろんな積木をだしてあげると、他の2人(年長)も

興味津々~2人とも☆君の世界に引き込まれるように

積木遊びをはじめました。↓

CIMG6991.jpg

最初は特に目的もなく触っていたのですが・・・

段々とイメージが広がりだすと

「遊園地にしよう」

「これは高いエレベーター」

「ここはミラーハウス」

「ここは人が並ぶところ」

「レオさんは家を作って!」等々

それぞれにイメージがひろがりだしました。

CIMG6992.jpg

机の上でだけは足りずに下に降りるエレベーターを作り

下には大きなプールあり、動物園あり、ジェットコースター

あり・・・大賑わいの遊園地が完成しました。

CIMG6993.jpg

子ども達は、自分の体験や夢をおもちゃを使って

いきいきと表現し、それらをおもちゃを使って繋げる

ことでコミニュケーションしています。


ウイニコットの言葉が頭に浮かんできます。

「個人は遊ぶことにおいて創造的になり、創造的である

場合にのみ自己を発見する。」

「遊ぶことにおいてのみ、コミニュケーション可能である」



にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:ごっこあそび
(私が)お姉ちゃん!

しっかり者の2歳8か月と2歳10か月の女の子

鉛筆を使って形遊びをしました↓

CIMG6982.jpg

「サンカク」とか「シカク」と言いながら

鉛筆で形をなぞると・・・下には同じような形が

現れます。指先や手首の微細運動に加えて形を

認識する力が育まれます。


しっかりしてくると同時に、「私」という自我が強く出て

くる時期なので、お友達と張り合うことも多くなります。

例えば、おもちゃの取り合いになったときに「(私が)

お姉ちゃん!」とお互いに言い張り、お姉ちゃんが

おもちゃで遊ぶのだと主張します。

両者にらみ合って「お姉ちゃん!」と言いながら

ロックボックスの取り合いに~

最終的にはおもちゃはどうでもよくなり「(私が)お姉

ちゃん!」と何度も言い争っていました・・・。

この時期に自己主張を強く出すのはとても良いこと

です。その場合、「そうだねお姉ちゃんだね」と共感

して寄り添う大人の役割も大切です。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:一人であそべるよ! 2歳児
「感情の発達」について

感情のコントロールは大人も子どももとても難しい課題だなぁ

と思っています。人の「感情」はとても複雑で、理屈や知識では

理解できないことも多々あります。

「感情的に怒ってしまう」とか

「なぜ悲しいのかわからない」とか

いろんな場合があるのではないでしょうか?


グリーンスパン(精神医学、行動科学、小児科部門の臨床教授)

の著書「こころの病の発達論的アプローチ」という興味深い本に

出会いました。

その中で「感情」について詳しく書いてあり

タイトルには「こころの病」と題してありますが「こころの病」を

予防するためにも子どもと関わる大人は知っておいた方いいと

思います。

まずは「感情も発達する」という視点を持つことです

「身体の発達」や「知能の発達」
は目に見えてわかり易いのですが

「感情の発達」と言われても今一つピンとこないかもしれません。

しかし、感情は生後すぐから親とのかかわりの中で発達していて

お腹すいた(不快)→オッパイをもらう(快)からはじまって

生後1年の間にも様々な感情が芽生えています。

本の中に「感情の発達を支える環境とは」

〇年齢に関わらず、個人の抱える個別的にニーズに合わせて柔軟に変化しうる環境。

〇温かみと楽しさがあり、互いに尊重し合いながら、より親密になれる機会を与えてくれる環境。

〇日常で出会う様々な感情を、掘り下げ、経験し、理解しながら、その感情とコミニュケートできる環境。

〇感情につながったイメージを形にする能力や、感情の言語的表現を、創造的かつ理論的に育んでくれる環境。


と書いてあります。

具体的には、ママがあかちゃんに話しかけたり

あかちゃんが不快なときに調整をしてあげたり

あかちャんの笑顔にニッコリ微笑み返したり

感情の発達を支える環境とは、日常の人とのかかわり

の小さな積み重ねの中で育まれていきます。

しかし、ママが不安の中で子育てをしていたり、赤ちゃん

が静かだからといって放っておかれたり、ママとのコミニュ

ケーションが上手くいかない場合は「感情」が上手く発達

しなくなるのだそうです。

「精神的に問題をかかえている人は、自分はなぜ怒っている

のか、なぜ困惑しているのか、なぜ怖がっているのか、不安

なのか、衝動的なのか…と自己理解できる手助けが必要です。」


        「こころの病の発達論的アプローチ」より抜粋

このような感情のもつれは、子どもの内側で四六時中

起こっていて、そこでの大人の対応はとても重要ではないかと

感じています。


子どもと心の通じる会話をすることが大切なのですが、大人主導

になると子どもは思考は停止し、従順に従うか反抗するかのどち

らかになります。

出来るだけ何でも言える雰囲気を大切にしながら、子どもの興味

があるものに寄り添った対応が大切だと思っています。

例えば

●一方通行でおしゃべりをする6年生の☆君とは

 ☆君のお気に入りのマンガ本を借してもらい同じ世界を

 共有することで接点のある会話がかなり増えました。

●不安が強く自分の気持ちを表現できない4年生の

 〇ちゃんは、私の誘いに対して「そんなふうに言われると

 なんかいやだなぁ~」と言えるようになりました。

●聴覚が敏感な2年生の◇君は「そんなに大きな声で

 いわんで!」と何が嫌なのかを言えるようになりました。



心が解放されない中で自分の感情を素直に表現する

ことは難しいことです。遊びは心を開放してくれます。

「感情の発達」については、「あそび」と並行して考えて

いく大きなテーマだと思っています。


にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:子どものあそび心理研究所
ブロックス

CIMG6973.jpg

91v4tBPs55L__SY355_.jpg

新しく購入したおもちゃ「ブロックス」↑

4人大戦の陣取りゲームで

ルールは簡単ですが戦略も必要です!

3年生の男の子達が熱心に遊んでいました。


この日はたまたまドライアイスが手に入ったので

ドライアイス実験をしました。

ドライアイスから煙がでること、手で触ると火傷すること等は

みんな知っていました。

今回は、石鹸を使って実験をしてみました。

シャボン玉がグングン膨らむ様子は大人も子どもも

楽しいです!みんなで、何でだろう?と考えたり、仮説を

立てたり、それぞれの年齢の子ども達が自由に言い

合える雰囲気を大切にしています。

CIMG6974.jpg

その後は、寒さに負けずに外で、色水やクエン酸や重曹

の実験で盛り上がる子ども達です↓

CIMG6977.jpg

イキイキ楽しそう!!

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児から楽しめるゲーム
「あそぶことについて」ジジさんのコメントより〜

「あそぶこと」難しいテーマですね。

1960年から1980年にかけて「横浜市の子どものあそび空間が33分の1に減った」と環境デザイナーの仙田満が警鐘を鳴らしました。

高度経済成長の都市計画によって、路地裏、廃材置き場、原っぱ、神社の境内、自然の環境などのあそび空間がなくなったということです。

1970年から1990年にかけてだと思いますが、北九州市でも同じ現象が起きているということを福岡教育大学の横山正幸教授が報告しています。

あそびの空間の減少に伴って、あそびの伝承もなくなっていきました。

これらのことは私たち昭和世代の人々は、ある程度実感できるのではないかと思います。

それぞれの世代に、それぞれのあそび方があってよいと思いますが、あそびの空間や伝承がなくなっていったことは、子どもたちにとっては残念なことのように思います。

そして、もっと残念なことは、警鐘が鳴らされていたにもかかわらず、私たち大人がその危機感に耳をかさなかったということです。

0歳から9歳までの「子ども期」の子どもが、あそぶことで身につける大切なこととは何か?

ここが究明されていかないと、勉強することの意味も曖昧になっていくのではないか?と思います。

勉強することは大切ですが、それはさせられるものではなくするものです。

正月には難しい本にチャレンジしたようですが、もしそれが強制されたものだとしたら耐えられないでしょう。

読んでみたいと思うからチャレンジできるのであって、読むことから意味を見つけ出せるのでしょう。正しく理解することではなく「私の世界が開けていくこと」だから楽しいと感じるのでしょうね。

これからの子どもたちにもそうあって欲しいです。できれば、好きなことを見つけて勉強して欲しいです。

子ども期の子どもたちにとって「あそぶこと」は、ジブンが生まれた世界について学んでいくための形式のように思います。

当然のことですが、子どもは「労働という形式」で学ぶのではなく「あそぶという形式」で学びます。

生後3~4か月の赤ちゃんだってそうですよね。

3~4歳児がものの取り合いでケンカをすることも子ども流の学び方です。

7歳から9歳の子どもたちが、社会的ないたずらをするのも、おそらく子ども流の学び方です。

問題は、ケンカやイタズラが悪いのでなく、私たち大人が「それらのできごとをどのように評価するか?」そのあたりにあるような気もします。

子どもたちはあそぶことで知っていきます。何を知るかは個人によって違ってくるとは思いますが、それは勉強することとは別の問題でしょうね。

昔の人は「よくあそび、よく学べ」といいましたが、その通りだと思いますね。






環境面から見ても私達が育った時代と今の子ども達の環境は

想像以上に変化してきています。

それはそれで子どもが幸せならばいいのですが・・・

私が感じているのは環境は変わっても子どもの本質的は

変わらないということです。ただ大人の考えや社会の流れ

の中で子どもが影響を受けながら育ってることも確かなこと

です。

子どものごっこ遊びを観察しているとよくわかるのですが、

その子の個性や発達段階と合わせて、日常家族がどんな

ことをして、どんなことに興味があり、どんな会話をしている

のかでごっこ遊びの内容もかなり違ってきます。

食べるのが好きでママがお料理好きの子は、やはりキッチン

でのままごと。動くものが好きでパパが乗り物好きな子は

車や電車遊び。ママが赤ちゃんのお世話をしていれば

お人形のお世話遊び。パパがトンカチやドリルで日曜大工

をするところは大工さん遊び・・・等々子どもは親や身近な

人のやっていること、生活の中での出来事をよく見ていて

それが大好きなんだなぁと感じます。

逆に、体験が不足してテレビやビデオやスマホの視聴が

多過ぎると、プリンセスやヒーローは見た目は華やかで

刺激的なのですが、そればかりでは遊びに広がりが

でないというか、思考する遊びに繋がりにくいなぁと感じて

います。

子どもの遊びを考えるときに、根っこのところでは

身近な家族や地域、大きくは社会全体から影響を受けて

いるということも考慮し大きな視点で考えていく必要が

あると思っています。壮大なテーマですが、このことは

自分自身の生き方にも繋がってくる大事なことだと考え

ているので、私は仕事をする中でとても大切なことを

学ばせてもらっています。






にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:子どものあそび心理研究所
子どもの興味に合わせたごっこ遊び

子どもは自分の関心や興味のあることを遊びの中に

とりいれる天才です。

只今、あそびのアトリエの目の前の道路では下水道

工事中です。

2歳半の☆君は下水道工事に興味深々で何度も何度も

外に出てダンプカーやショベルカーを嬉しそうに見つ

めています。

寒い中ママの手を引いて・・・。

今日は部屋の中の遊びは長続きしませんでしたが、

おもちゃのダンプカーやショベルカーで工事を再現した

遊びには興味を持ちました。

再現して動かしているところです。↓

CIMG6960.jpg

果物のカード合わせをしている2歳半の〇ちゃん↓

お料理ごっこも好きですが、今日は病院ごっこがお気に

入りで、お人形を何体も持ってきて聴診器をあてたり

お薬を飲ませたりして「だいじょうぶです!」と診察を

します。そこでの会話のやりとり、診察の流れなど

病院の先生になりきって再現をしていました。

(写真がなくて残念・・・)

CIMG6959.jpg


午後からの年長さん達は、妖怪ウオッチのガッツ仮面

の変身グッズ作りに専念しました。

ガッツ仮面になりきっています。↓

CIMG6964.jpg

どうしても見本が欲しいのでネットで検索をして欲しい

とお願いをされたので検索しました。

下記の写真がガッツ仮面だそうです!↓
yjimage.jpg

剣になる固い物がいるだの、青いマントがいるだの・・・

いろいろ要求もありますが、有り合わせのものでなんとか

妥協しながらも、ビー玉、ペンダント、ビー玉ウオッチ、

サングラス、マント、剣の5点を作りました。

出来栄えはどうであろうと、自分で考えて作ったものは

その過程も含めて本人しか味わえない喜びです。


性別、個性、年齢によって子どもの興味は様々です。

あそびのアトリエでは一人一人の子どもの興味に焦点

を合わせ調整をしながらコミニュケーションすることを

大切にしています。



にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:ごっこあそび
あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
       本年もよろしくお願いします。


新年ということで、新しいおもちゃやゲームが仲間入りして

います。子ども達がどんな反応でどう遊んでくれるか楽しみ

です!

ゲームコーナーや台所用品が子どもが自分で取り出しや

すいようやってみましたが・・・なかなか難しいです(-_-;)

今後も少しずつ工夫をしていきたいと思っています。


私の年末年始の一番の収穫は~

今まで読めなかった本がゆっくり読めたことです。

11月に講演に来て頂いた遠藤先生をはじめ、ウイニコット、

グリーンスパンの本を読みました。

どの本も難しくはありますが、私の心の中で悶々としていた

問題やジジさんから聞いた話をもう一度文字で読み返し

深く理解できた内容も多々ありました。

特にウイニコットの「遊ぶことと現実」は50年も前に書かれた

本とは思えないほどの素晴らしい本でした。

その延長線上に遠藤先生方の研究があることも理解できま

した。とはいっても、理解できていない部分が多いと思うので

すが・・・まぁ読めて良かったことは確かです!!


乳幼児のこころ

遊ぶことと現実

ADHDの子どもを育む

あそびのアトリエが大事にしてきた

「教えない事の大切さ」「遊びの大切さ」が改めて深く

理解できる本ばかりでした。

結果とスピードを求める時代・・・子どもとかかわる大人は

それに巻き込まれないように気をつけなければいけません。

子どもとのかかわりは、それを教えてくれるとても貴重は場です。

子どもの遊びは「現実と空想」「内的現実と外的現実」を繋ぐ

中間的な大事な役割があり、そして、そこにかかわる大人の

重要性を改めて感じ身の引き締まる思いです。


私自身、今年も子ども達により近い場所で現実と向き合い

それを裏付ける理論をしっかり学ぶことを目標に頑張って

いきたいと思います。

そのことが、微力でも子ども達やお母さん方のお役に立て

れば幸いです。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:番外編
| Top Page |