2008-08-25 (Mon)
またまた娘のダンスでのお話になるんですが・・・
具体的に中2の娘の様子を通して
「幼児期からの心の強さ」を考えてみたいと思います。
私と娘が通っているダンスの教室は
4歳くらいから60歳までの幅広い年齢層が
レッスンを受けていらっしゃいます。
中学生の娘はそこでの友達も増え
同じ目的をもった仲間ができました。
大半は普段ワイワイ楽しく練習しているんですが
しかし・・・上手くなろうとしたり
イベントのチームに選ばれたり
シビアな場面になると
みんな言葉には出さなくても
心の中ではかなりの葛藤があるようです・・・
どちらかというと競い合うスポーツが嫌いで
部活にも入らなかった娘なので・・・
大好きなダンスでのこのような葛藤は
ただ単純に楽しんでいた娘にとっては
厳しいものがあるようです。
上手な人を見て落ち込んだり、やる気を無くしたり・・・
逆に上手くなってくると、嫌味を言われたり、嫉まれたり・・・
下手にしても、上手いにしても
自分が向上しようとするといろんな壁が
立ちはだかってきます。
どちらの場合も・・・
誰がどうしてやることもできない問題なんです。
上手くなりたいならばひたすら練習しかありません~
周囲の励ましやおだては子ども騙しのようなものです。
本人のやる気しかありません。
上手くなってくると
「☆上手やん!」「☆ひとり上手くなって!」「ずるいよ!」等・・・
冗談半分で言い合っている言葉の中で落ち込み
友達と仲良くやっていくために向上心を無くしてしまいそうになったり・・・
この時も上手くなりたいなら一人になることを
恐れずに頑張るしかありません。
たまたま私も年甲斐もなく、同じくダンスやっているので
それぞれの葛藤がよくわかるんです
人間には「欲望」や「向上心」というものがあるようで
競い合うことだけが全てではないでしょうが
あらゆるスポーツにおいて競い合うのは
人間の欲望をルールに則って正々堂々と
満たしているんでしょう・・・
綺麗な言葉で言えば
「夢」や「希望」をもって生きることはステキなことです。
しかし小さな「夢」や「希望」でも
それをを叶えるためにはたくさんの試練が待ち構えています。
スポーツでもダンスでも仕事でも
夢や希望をかなえるためには
孤独でも一人で頑張りきる力をつけないと
長く持続できません。
周囲に同調ばかりしていては
新しものは生まれないし、向上もしません。
娘達の今後の動向は気になりますが
それぞれしっかり悩んで、苦しんで、心を成長させて
ほしいなぁと願ています。
つづく・・・
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