TOP幼児教育について



虹色教室奈緒美先生の記事紹介「自ら学ぶ子が育つ教育とは?」

下記の文章は奈緒美先生のブログの記事です。

子どもと関わる仕事をしている人にとって

とても大切なことを書かれています。

私自身もとても大切に感じていることを言葉に

されています。ぜひ読んでください!




「民衆教育の父」と称されるペスタロッチについて、

P・フェルッチがこんなことを書いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一瞬一瞬の観察で、教育者たちは子どもたちの成長や発達に

ともなう才能の変化に、どんなとらえにくいことでも気づくことが

できます。それは、知性、心身のバランス、感情面の成長、

好奇心、自律などの変化です。

このプロセスは、ほかの生き物に見られる発達とも似ています。

生物学的な比喩は、すぐれた教育者たちにたびたび使われてきま

した。というのも彼らは、生徒たちのなかに、自分固有のルールに

従い、自分のペースで展開する、生き生きした自律的な進化を

認めるからです。



(省略)このような眼差しを注がれると、成長していく子どもたち

は深い尊敬と自信を呼び覚ましてくれます。

そして、教育者が強制する必要なしに、子どもたちのなかに自律的

なプロセスが続きます。付け加えなければならないものは、何もあ

りません。

すべての知恵と善が、すでに子どもたちのなかにあるのです。

生徒たちから学ぶことが教育者の務めであり、その逆ではありま

せん。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フレーベルもモンテッソーリも子どもたちのなかに、

自然発生的な自律性が生じるのを見ていました。

子どもたちのなかに普遍性を見つけることは、教育の最も重要な

原点です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

学び成長している子どもは、単に、自分の務めをこなし、先生の

期待を満足させようとしている個人ではありません。

それどころか、一人ひとりの子どもすべての子どもで、それは、

万物の法則に従って宇宙を動きながら、全宇宙の秩序を

映し出している一つの星のようなものです。

成長している子どもは、やはりかけがえのない個人であると

同時に、普遍的な調和の現れでもあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前にも書いたのですが、今、マイコー雑記のマイコさん、

たまきさん、ワーキングマザーさん、ともえさんらと、

「子どもたちのために、何かしたいね」と話しあっています。



子どもたちの人生に本当に役立つような贈り物とは、

それぞれの子の両親や祖父母、身近な大人たちが、

次に挙げるような良い教育者の資質を自分のなかに育てて

いくことじゃないかな、と感じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ● 私たちが選択したことを実際に試み、恐れることなく世界を

探検する手助けをしてくれる人。

そしてもし私たちが失敗したり、困った問題に巻き込まれたりし

ても、私たちは裁かれないということを知っている。



● 私たちができること、なれるものを示してくれ、新しい発見が

どんな喜びを生み出すか、示してくれる人。



● どれほど陳腐なものであっても人生に持ち込み、

それをいきいきした魅力いっぱいのものにする人。



● 私たちが自分で何か探し出すように励まし、

私たちを自分の才能に結びつけ、私たちが学んだ

ことは自分がやったことなのだと気づかせてくれる人。



● 私たちを退屈させたり、眠りこませたりすることは決して

しない。ただちょうどよい量の夢を見せて、

常に私たちの注意を呼び覚まし、刺激する用意ができている人。



● 苦労せずに学ぶ手助けをし、そのため私たちは、学んで

いることが、深いところではずっとわかっていたことだと感じる。





「すべての知恵と善が、すでに子どもたちのなかにあるのです。

生徒たちから学ぶことが教育者の務めであり、その逆ではあり

ません。」

「良い教育者の資質を自分のなかに育てていくこと」

子どもの問題というよりも、大人側の姿勢を問われています。


話は変わりますが、先日遊びに行った神奈川の双子ちゃんから

「レオさんへ。今日も学校に行けました。明日も学校に行けるよう

に頑張ります。」と書かれたメールが届きました。

以前も、「少しでも外に出れるようにがんばりたい」というメール

をもらっていました。

人が当たり前にやっていることでも、彼女達の心の中では

人の何十倍も頑張って、頑張って、いろんな葛藤を乗り越えて

1日学校に行くのがどんなに大変なことなのか・・・

想像しただけでも胸が熱くなります。

私は学校が全てではなと思っていますが、今の彼女達に

とっては大きな目標なのだろうと察します。

陰ながら応援したいと思っています。



にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児教育について
自己肯定感を育てるって?

知的な遅れはないけど発達に問題を抱えている子は

社会性やコミニュケーション能力が遅れているために

どうしても大人からの評価が低くなりがちです。

そういう子ども達に大人は「みんなと同じように出来ることが

子どもの幸せだ」という考えが大半だなぁ~としみじみ感じる

ことがあります。

そのような大人の価値観で子どもと接していると、無意識に

子どもに対してマイナスなメッセージを発してしまいがしです。

これは私自身に対する反省でもありますが、それを意識して

いないと、出来ないところばかりに目がいってしまい、知らず

知らずのうちに子どもの自己肯定感を大人が傷つけてしまい

ます。

子どもにかかわる大人の大半の人は「子どものために~」と

いう使命感をもって頑張っていると思います。

しかし、子どもの内面をみずに、大人が懸命に子どものため

にとやればやるほど、空回りをして子どもが見えなくなること

はよくあることだと感じています。

勿論、人間なのですれ違いがあって当然なんですが、すれ違

ったときに、子どもの感情を無視して大人の常識や正義を押し

付けすぎるのは良くないと思っています。

ズレが生じたときに、大人側が微調整をしてもう一度コミニュ

ケーションの取り方を考えてみたり関わる大人側が試行錯誤

しながら成長していくことで双方向のコミニュケーションが上手

くできるようになっていくのではないでしょうか。

大人が心を砕いて試行錯誤を繰り返す中で、互いに成長

しあう関係づくりができるかが、私の中での大きな課題でも

あります。

「大人が成長するって何?」と思われるかもしれませんが

子育ては親の愛情や直感が大事だと思う一方で、子どもと

かかわる仕事をしている人は、愛情や直感だけではなく

経験と学ぶことを同時並行でやっていかないといけないなぁ

と思っています。

どんなに経験を積んでも、学びがなければ様々なタイプの

子ども達一人一人をきちんと見る目はいつまでだっても養わ

れません。大人の正義や思いやりが子どもを傷つけている

場合だってあります。

「自己肯定感を育もう」という言葉だけがひとり歩きして

絵に描いた餅のように感じられます。

自信のない子に対して良いところを見つけて褒めれば

「自己肯定感」が育つのでしょうか?

いったいどこを褒めればいいのでしょうか?それも大人の

価値観によって様々でしょう。

大人自身が子どもに対して、子どもの発達段階を見極め

人と比べずに、敬意をもって接する中で、その子の素晴ら

しい資質が見えたときに、大人自身が心から「すごいね」

「がんばったね」という気持ちで接することが何よりも

大切だと思っています。


これは私の考えですが、大人は外にある基準で子どもを

褒めがちです。例えば、排泄が上手くいった、嫌いな野菜

を食べることができた、字が書けた、英語がしゃべれた等。

子どもはそれとは違っていて、自分の内面からでてきた

ものを認めて欲しいと願っています。例えば、ジャンプが

できた、小さなきれいな石をみつけた、おなじものを発見

した、積木でトンネルを作った、ウルトラマンに変身した

虫を捕まえた等、とてもとてもささやかな出来事を

誰かと一緒に共感したり見守っていて欲しいのです。

どちらが良い、悪いの問題ではなく、私は順序の問題

だと思っていて、先に子ども自身の内面の欲求を満たし

てあげることが先で、それが十分に満たされた後に

大人が考えるような外にある基準が大切になってくる

のだろうと思います。

幼児期は内側(ボク、ワタシ)を育てる大切な時期です。

慌てて外側にある基準に合わせさせると、子どもを否定

しがちにまります。子どもの自己肯定感を育てる基礎と

なり得るものは、子どもの内側にある資質をきちんと

大人が肯定してあげることだと思っています。



私の頭の中で「自己肯定感」がグルグル回っていて

上手くまとめて書くことができずにもどかしい気持ちで

いっぱいです。読んで下さった方ごめんなさい!

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児教育について
奈緒美先生熊本のレッスンの記事


奈緒美先生が熊本レッスンでのことを記事にして

くれています。今後の参考になると思いますので

ぜひ参加された方は読んでくださいね!!

虹色教室ブログ

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児教育について
熱中して遊ぶ子ども達

アルミ箔に油性ペンで色を付けて丸めて

ブレスレットを作ってます。(年長さん)

IMG_20161107_155446.jpg

色画用紙で作ったピンク色のバッグに

飾りを貼り付けています。(年少さん)

IMG_20161109_150151.jpg

乗り物パズルに夢中(3歳児さんと2歳児さん)

IMG_20161111_101457.jpg

自分で作った縄ばしごを吊るして…本当に上れるかな?

チャレンジ中(小学3年生)

IMG_20161112_170514.jpg

僕もやってみよう!(小学3年生)

IMG_20161112_170855.jpg

火おこしに夢中(小学4年生)

IMG_20161112_150504.jpg

火おこしに夢中(小学2,3年生)

IMG_20161112_152850.jpg


自分の好きなことに出会えた子ども達は、真剣な表情で

イキイキと集中して活動します。

年齢ごとに興味のあるもの、熱中するものは違いますが

同じ活動をやっても、年齢や個性によって感じる(学習する)

部分は違うようです。

一番大切なことは、「できた、できない」「上手、下手」という

基準ではなく、「心が喜んでいるかどうか?」ということです。

教育者や指導者は結果にばかり目がいきがちで、その活動

過程の中での心の動きに目がいってないように感じます。


脳の特性として
●適応する
●新しさを追求する
●パターンを見つけようとする
●快楽を求める
●エネルギーを節約する
●意味を見出そうとする
という6つの特性があげられています。

神経科学の最近の研究で、快楽には独自の脳内マーカーのあることがわかりました。年齢にかかわらず、喜びを感じる脳内で化学物質の混交物が放出されます。そして私達はその混合物がもたらす好ましい感覚が再び訪れるのを欲するようになるのです。子どもはよく、「もう一回やって!」とまるで何かのスローガンのように繰り返します。あれを聞くと、喜びを再体験したいという欲求は、何歳であろうと、脳の活動の原動力なのだと改めて思わずにはいられません。

因果関係学習と呼ばれる別のタイプの意味付けは、生後7か月から1年の間に始まります。どんな原因で何が起こるか、キリのない実験を何時間も繰り返したあげく、子どもは自分にとって意味をなす結論に達します。

(「子どもの脳は5歳までに準備しなさい」より抜粋~)

脳にはいろんな特性があり、タイミングがあるそうですが

乳幼児期ほど、どんな環境で、どんなものに触れたかと

いう経験は大切なようです。

脳の特性を学べば学ぶほど、何を教えるかではなく

子どもが自ら学べる環境はどうしたらいいのか?

という問いにぶつかります。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児教育について
虹色教室の奈緒美先生の記事紹介「暗算って必要・・・?」

虹色教室奈緒美先生の記事をご紹介します。




『まなびを学ぶ』 (苅宿俊文  佐伯 胖  高木光太郎 編  東京大学出版会)という著書に、こんな話が載っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

赤ちゃんは新生児模倣の時期を過ぎると、しばらく模倣しなくなり、むしろ、他者の行為から対象物の物理特性に気づいて、あとは「自分で」工夫することで目的行為を達成するという学習がはじまります。

対象世界の因果関係や「アフォーダンス特性」(対象がある主の行為を誘発する特性)の把握にもとづいて、道具や装置の使い方を学んでいきます。

でもマニュアルのような「教示的指示」が示されると、対象物の道具的機能特性を自由に活用するという思考を停止させて、いわば「この道具はこのことのために、こう使うもの」というように、機能的固着を生み出します。

実験によると、チンパンジーが、すぐに「自分で」やり方を工夫して問題解決できることを、人間は、「教示」されてしまうと、明らかにそれが無意味であることが「考えればわかる」はずのことでも、「盲目的模倣」をしてしまうことを示している。





奈緒美先生は「他者から教えてもらうだけでなく、自分で対象と

向き合って自分の内部にある力を目覚めさせていくことや磨い

ていくという学び方も算数に含まれているのです。」と書かれて

います。

乳幼児期は学童期や大人と違って特殊な学び方をすると

言われています。普段、あそびのアトリエで子ども達と

接する中で感じることは、子どもは自分でやってみたい!

考えたい!というエネルギーを持っていることです。



11月26~28日奈緒美先生に荒尾にレッスンに来て

頂きます。

只今、内容検討中。興味のある方はお尋ね下さい。

にほんブログ村 教育ブログ 幼児教育へ
↑ワンクリックご協力お願いします。m(__)m
カテゴリ:幼児教育について
| Top Page | Next