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教育について考える~発想の転換を~

昨日NHKの「あさイチ」で「子どもの授業が激変!2018年教育

改革」と題して、先進的な各地の様々な取り組みが紹介されて

いました。

先生が授業をするのではなく子ども同志で教え合ったり、

体育の授業ではタブレットを活用して自分のフォームを見直し

て修正したり、インターネットで調べ学習をしたり…

先生が教えるインプット中心だった学習から、自分で考え

表現(アウトプット)することも同じように大事にされる学習が

本格的に重視されるようになってきたように感じました。
(もちろん、基礎学力の大切さは大前提にしてありました。)

とは言っても…先生の力量が問われてばらつきがでるので

は、という心配の声も多々聞かれました。

教育はこれまでにも時代の流れによって変化してきました。

答えはないのかもしれませんが、考え続けていくことは大切

なことではないかと改めて感じます。

「あさイチ」で紹介された中で目を引いたのが、千葉県柏市に

できた、ものづくりを通じて「考える力」を伸ばそうという企業が

運営するユニークな施設。子どもの「考える力」を伸ばすこと

に、企業も注目しはじめいるのだそうです。

ここでは、プログラムはなく道具や材料が準備してあるので

子どもが自由な発想でモノづくりに取り組め、教える大人は

いません。(手伝ってくれる大人はいると思いますが)失敗OK。

やり直しOK。アクティブラーニングを研究されている先生も

絶賛されていましたが、「良い施設があるからいいということ

ではなく、大きく違うところは、教える人がいないということ。

特別に立派な施設がなくてもいいんですよ…」 と言うような

ことを話されていたのが印象に残りました。


養老孟子さんの言葉ではないですが、大人は子どもに

意味のあること(結果)ばかりを求めてしまい、昨今は

勉強、スポーツ、芸術、遊び、趣味の分野に至るまで

何から何まで先生がいて教えてもらえる場を渡り歩

くような環境の中、意味のないことに没頭するとか、

教える大人がいないという発想の転換はとても大事な

ことだと思います。




畑でバドミントンをする子ども達↓

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熊本弁カルタに夢中↓

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虹色教室奈緒美先生お泊りレッスンで感じたこと

奈緒美先生のお泊りレッスンでは、参加された方々は

それぞれに様々なことを感じられたことと思います。

私もたくさんの学びがありました。



一つには以前会場の使用についてトラブルがありブログにも

愚痴を書いてしまったのですが・・・💦

会場側が、あまりにも強い口調で使用する側に対して事細か

に規則を言われるので、私もむきになって「こちらも常識は

わかっています。子どもの失敗も許されないのですか?

誰のための何のための施設なのですか?」等々…

強い口調で反論してしまったのです。
(子どもやお母さん達にあまり委縮してもらいたくなかったので必死の抵抗をしてしまいました…もちろん常識の範囲です。)


今回、子ども達が誤って障子や襖を破いたことを丁寧に

謝ると「子ども達はそんなものですよ。失敗したり、間違っ

てもいいんですよ。こうして障子を張り替えることも勉強で

すから・・・」「ここの子ども達は夜もとても静かでしたね」と

お褒めの言葉まで頂きました。

私も会場の方が注意されることもよく理解できるし、会場の方も

私達の活動を理解して下さり子どもの失敗も成長の一つだと

考えて頂いたのだと思います。自分の主張ばかりが正しい

と思わずに、お互いの立場に立って物事を考えることはとても

大切だと思いました。


奈緒美先生のレッスンでは工作や算数のレッスンも充実して

いましたが、年齢も様々な20人近くの子ども達が、自分のお

友達を見つけたり、自分の好きな工作や遊びを見つけたり

自分の感情を思い切り出せたり・・・ありのままの子どもの様子

がよくみえました。奈緒美先生は「みんなこちらに来て下さい」

と子ども達を一斉に呼び寄せることはされません。さりげなく

子どもの中に入って、一人一人の子の好きなこと、興味の

あることに寄り添い、ある時は「こんなこともできるよ」と面白い

工作の技を見せてくれたりします。

気分がのらないときは知らん顔の子、自分の気持ちがやりたく

なったらジワジワと近づく子、べったりと奈緒美先生にくっつ

いて食い入るように見入る子・・・様々です。

面白かったのが、3,4年生の子達は「自分で考えて作りたい」

という気持ちが強くでていて、1年生や年長さんの子達は奈緒美

先生の技術を食い入るように見入ってその技術を取り入れて

オリジナル作品を作っていました。

1年生よりも精神的に少し成長している2,3年生の子は、どちら

にも入れずに、悶々と葛藤している子もいました。

こういう時期も大切なのかなぁと感じています。


夜の親の勉強会で「内向的な子は一時期自分の殻に閉じ

こもって外の世界を遮断し、自分の内面を育てる時期が

あります・・・」というようなことを奈緒美先生が言われたのが

印象的でした。(言葉は違うと思いますがスミマセン💦)

学校では最低限のところで適応している子も、親の言うこと

に対して、ことごとくシャットダウンする時期があります。

生活面では困ったことが起こるかもしれませんが、

やはり自分の内面を育てる大切な時期だと考えて

大人の対応も考えなければいけませんね。

奈緒美先生の記事参考になりますよ。
        ↓
早期教育の弊害はなぜ起こるのか? 子どもの育ちを見ていて感

次々と気持ちが移りやすい子、自分からやりたがらない子 と 工作をするには?

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保育の質について~奈緒美先生の記事紹介~

保育の質について虹色教室の奈緒美先生が記事を

書かれています。とても共感するも記事だったので

ご紹介します。




保育の質の研究で、

授業や課題活動の中で

保育者から与えられた知識から学ぶ「授業中心」カリキュラムと、


遊びの中での人とのかかわりの中で子ども自身が学ぶ

「遊び中心」カリキュラムの研究では、授業中心のカリキ

ュラムで社会性の発達に多くの問題がみられました。

知的な発達についての両者のカリキュラムの差はまったくなくて、

暴力や万引き・薬物使用など反社会的行動の回数は

「授業中心」カリキュラムの子どもたちが、他の二倍以上と

非常に多かったのです。



社会性の発達にそれほど大きな差が出た理由は、

授業中心のカリキュラムでは、保育者から、

人との関わりを学ぶうえで必要な援助をあたえていないため、

そうした対人関係能力が獲得できななかったのではないか、

あるいは、「授業」中心保育では

「子どもが大人から指示を受け続け、子どもの自発性の発揮が

いたずらや失敗として扱われることが多くなり、

自己の自発的な能力発揮についての罪悪感」をもたらし、

自ら積極的にかかわろうとする意欲や好奇心が育たなかった

のではないかと述べられています。



『保育の質を高める』で取りあげられていた、

ガーランドとホワイトのロンドンの保育園の運営と実践の比較と

分析によると、

保育園によって保育者と子どもとの会話の基本的な

スタイルが異なっていたそうです。

園によって、まったく対照的な会話が日々繰り返されるので、

その中で展開される子どもの充実感、積極性、他者への基本的な

信頼感などに大きなちがいがでることが予想される、とありました。



ガーランドらは、保育園を単位として、

保育者と子どもの関係を

「肯定的な関係」「否定的な関係」と名付けて、

基本的な子どもの見方や子どもの行動理解の仕方をもったものと結論しています。

ガーランドらによると、保育者と子どもの関係の性質が、

子どもの発達に決定的な重要性をもっている、とのことです。



★ 活動を開始・選択するのは誰?

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どもたちは、何を、いつ、どのように誰と遊ぶかを自分で選んで、

一日の大半を過ごしている。



<否定的な保育者と子どもの関係>

一日の大半の時間は、大人が決定した活動で構成され、

大人が活動を開始し、コントロールしている。



★ 子どもの製作物の展示方法

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どもの作品は自己表現として評価されており、

そのためたくさんの作品が壁に飾ってある。



<否定的な保育者と子どもの関係>

子どもの作品は、おとなの基準にどれだけ近づいたかで

評価されており、そのための少数の「模範」が飾ってある。





★ 子どもの問題行動の保育者によるコントロール方法

<肯定的な保育者と子どもの関係>

子どものもつ内的な自己統制力を信頼した対話型のスタイル。

(対話と合意にもとづいて、個別的に、大人への注意と変わらない口調で

話をする)



<否定的な保育者と子どもの関係>

子どもの内的自己と自己統制力に信をおかず、子どもへの

命令・避難・物理的強制など外的な手段に訴える対決型の

スタイル(大きな声で、はじめからトラブルを予想したイライラした口調)




★ おしゃべりや悪口への対応

<肯定的な保育者と子どもの関係>

クラスの中での子どもたちの会話が多く、うるさい。対立や敵意の

感情の表現が許されている。



<否定的な保育者と子どもの関係>

静かにさせようとする保育者の試みが

頻繁になされる。子どもの間の敵意の表現が

ただちに抑えられる。





★ おしゃべりや悪口への対応

<肯定的な保育者と子どもの関係>

身のまわりの世話をするとき意外にも、大人から子どもへの(愛情

表現や慰めの)身体的なふれあい行動がみられる。



<否定的な保育者と子どもの関係>

身の回りの世話以外には、身体的なふれあい行動はほとんど見られない。



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保育の質は、子どもの発達にこれほど大きな影響を及ぼすもの

であることが指摘されているのに、日本では

保育園の側も保護者の側も

保育の質について真剣に話し合われることがほとんどありません。



『保育の質を高める』の中で、大宮勇雄先生は、

保育の質とは、「プロセスの質」(子どもたちの日々の

保育園生活の中での経験の質)のことであり、

あくまでも、「顧客満足度」によって評価されるものではない、

と強調しています。



でも、日本の保育の現場は、顧客・消費者にとっても

「満足度」が重要で、サービス提供者にとって購入意欲を左右する

「人気」や「満足度」ばかりが注目されているようです。



大宮勇雄先生は、

保育の質を顧客満足度で測ることの

最大の問題点は、

社会全体の利益としての「すべての子どもたちの発達」保障という

課題意識ははるか後景に退かざるえない点にある、

と述べています。


市場主義は、「子どもの発達への権利」という視点を
欠落させたものといえます。




私も5年ほど保育士をしていた時代があり

その時のことを思い出すと胸が痛みます。

園に勤めていた頃は、私個人でできる範囲は少なく

園の方針という大きな大きな壁があり、技術もなく

知識もない私がどんなに頑張っても突破できる

壁は少しだけ…今でも罪悪感を感じています。

その時代の痛みを抱えつつ「子どもにとって何が

大切なのか?」30年たった今も追求し続けています。

私が感じていた矛盾をこうして言語化して頂くことで

改めて、保育の質を考える必要性を感じます。


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ゆったりとした時間の中で自分の手・足・頭を使う

紙コップとストローでロボットちゃんを作りました。

女の子ロボットと男の子ロボットを作ってます↓

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レースのドレスを着てリボンをつけたロボット

可愛いでしょう!↓

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夏休みお家でのんびりと過ごしている子ども達は

普段の緊張感から解放されて、いい感じで元気です。

ママは少々疲れ気味?かもしれまんが・・・💦


社会全体としては、女性が仕事をすることを応援する

ために保育園の充実ばかりが重視されていますが、

同時に、子どもが家庭の中で、ゆったりと過ごす時間

の重要性も検討して欲しいものです。



あそびのアトリエのあるお母さんは、夏休みを二人の

子と一緒にゆっくりと過ごされています。

先日こんなエピソードを聞かせてもらいました。

子ども達が、遊ぶだけ遊んで(おもちゃが散乱状態)

その後、子どもに「あら~散らかったね、どろぼうが入った

みだいだね!どうする?」と冷静に問いかけたそうです。

普段はただ「片付けないさい!」というお母さんの指示に

反抗していた子が、お母さんがゆとりをもって

ワンクッション置くだけで、自分が散らかした現実と

向かい合い「えー大変だ!」とすごく大慌てをして

片付けをしたのだそうです。

子どもを信頼すること、大人にゆとりがあることで

子どもは自分で自分のやった現実と向き合い

どうすればいいかを考え行動する力を発揮できます。

「親が子どもの手足になったり(片付けをしてあげる)」

「親が子どもの頭になったり(指示・命令をする)」

時間がなくてついつい、親が子どもの手・足・頭になって

しまうと、いつまでたっても子どもは自律できません。

何を経験させるという目先のことではなく、子ども自身

が自分の身体や頭を使って動くこと、考えることを

大切にしてあげたいなぁと思います。





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虹色教室奈緒美先生の記事紹介「自ら学ぶ子が育つ教育とは?」

下記の文章は奈緒美先生のブログの記事です。

子どもと関わる仕事をしている人にとって

とても大切なことを書かれています。

私自身もとても大切に感じていることを言葉に

されています。ぜひ読んでください!




「民衆教育の父」と称されるペスタロッチについて、

P・フェルッチがこんなことを書いています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一瞬一瞬の観察で、教育者たちは子どもたちの成長や発達に

ともなう才能の変化に、どんなとらえにくいことでも気づくことが

できます。それは、知性、心身のバランス、感情面の成長、

好奇心、自律などの変化です。

このプロセスは、ほかの生き物に見られる発達とも似ています。

生物学的な比喩は、すぐれた教育者たちにたびたび使われてきま

した。というのも彼らは、生徒たちのなかに、自分固有のルールに

従い、自分のペースで展開する、生き生きした自律的な進化を

認めるからです。



(省略)このような眼差しを注がれると、成長していく子どもたち

は深い尊敬と自信を呼び覚ましてくれます。

そして、教育者が強制する必要なしに、子どもたちのなかに自律的

なプロセスが続きます。付け加えなければならないものは、何もあ

りません。

すべての知恵と善が、すでに子どもたちのなかにあるのです。

生徒たちから学ぶことが教育者の務めであり、その逆ではありま

せん。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フレーベルもモンテッソーリも子どもたちのなかに、

自然発生的な自律性が生じるのを見ていました。

子どもたちのなかに普遍性を見つけることは、教育の最も重要な

原点です。

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学び成長している子どもは、単に、自分の務めをこなし、先生の

期待を満足させようとしている個人ではありません。

それどころか、一人ひとりの子どもすべての子どもで、それは、

万物の法則に従って宇宙を動きながら、全宇宙の秩序を

映し出している一つの星のようなものです。

成長している子どもは、やはりかけがえのない個人であると

同時に、普遍的な調和の現れでもあります。

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前にも書いたのですが、今、マイコー雑記のマイコさん、

たまきさん、ワーキングマザーさん、ともえさんらと、

「子どもたちのために、何かしたいね」と話しあっています。



子どもたちの人生に本当に役立つような贈り物とは、

それぞれの子の両親や祖父母、身近な大人たちが、

次に挙げるような良い教育者の資質を自分のなかに育てて

いくことじゃないかな、と感じています。

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 ● 私たちが選択したことを実際に試み、恐れることなく世界を

探検する手助けをしてくれる人。

そしてもし私たちが失敗したり、困った問題に巻き込まれたりし

ても、私たちは裁かれないということを知っている。



● 私たちができること、なれるものを示してくれ、新しい発見が

どんな喜びを生み出すか、示してくれる人。



● どれほど陳腐なものであっても人生に持ち込み、

それをいきいきした魅力いっぱいのものにする人。



● 私たちが自分で何か探し出すように励まし、

私たちを自分の才能に結びつけ、私たちが学んだ

ことは自分がやったことなのだと気づかせてくれる人。



● 私たちを退屈させたり、眠りこませたりすることは決して

しない。ただちょうどよい量の夢を見せて、

常に私たちの注意を呼び覚まし、刺激する用意ができている人。



● 苦労せずに学ぶ手助けをし、そのため私たちは、学んで

いることが、深いところではずっとわかっていたことだと感じる。





「すべての知恵と善が、すでに子どもたちのなかにあるのです。

生徒たちから学ぶことが教育者の務めであり、その逆ではあり

ません。」

「良い教育者の資質を自分のなかに育てていくこと」

子どもの問題というよりも、大人側の姿勢を問われています。


話は変わりますが、先日遊びに行った神奈川の双子ちゃんから

「レオさんへ。今日も学校に行けました。明日も学校に行けるよう

に頑張ります。」と書かれたメールが届きました。

以前も、「少しでも外に出れるようにがんばりたい」というメール

をもらっていました。

人が当たり前にやっていることでも、彼女達の心の中では

人の何十倍も頑張って、頑張って、いろんな葛藤を乗り越えて

1日学校に行くのがどんなに大変なことなのか・・・

想像しただけでも胸が熱くなります。

私は学校が全てではなと思っていますが、今の彼女達に

とっては大きな目標なのだろうと察します。

陰ながら応援したいと思っています。



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